一年ぶりの北海道ツアーで立ち寄った秋田

今年は2班に分かれ

初日田沢湖遊覧船を選んだ瑠愛

横手のY2フラザを選んだ浅羽由紀と
グズグズしてて自動的に横手枠に入った高橋涼子

それぞれライブに臨むことになった

夕方に田沢湖遊覧船のライブも無事終わりお茶を楽しんでいると、横手の浅羽由紀より電話が入る

横手のライブは夕方になってブレイクの一報
なかなか言葉も軽快で鼻息が荒い

報告が一通り終わると浅羽由紀が一言

今日は横手で一杯やって田沢湖に戻ってもいいてすか?

はぁ?

夜は田沢湖ハイランドホテルで三人揃ってのライブの予定だ

だがよく考えると時間的に三人はやや多い
それに今後を考えれば横手でいろいろな人に会えれば発展しそうだ

なるほど浅羽由紀をひとり横手に残して地元の皆さんとの関わりを発展させる手はある

妙手かもしれない

電車で田沢湖まで帰って来れる便があるなら田沢湖駅まで迎えに行ってやる
それで良いなら横手で飲んで来い

すぐにまた電話が鳴り、20時ちょっと前の横手発の電車に乗れば21時半ぐらいに田沢湖駅に着けるという

浅羽由紀は横手居酒屋での地元の皆さんとの交流に予定変更

さて、田沢湖ではハイランド山荘ホテルのライブが始まる
横手から帰ってきた高橋涼子もギリギリで間に合う

あまちゃんで有名になりつつある久慈市の皆さんと仲良くなり

ライブ後誕生日祝にと宿泊先ハイランド山荘支配人に頂いたお酒を分かち合ことになる

いつものように乾杯の音頭
まず瑠愛から

そこで携帯が鳴る
浅羽由紀からの着信だ

時計をみると20時を少し回っている
無事に乗れたという酔っ払いの報告だろう

次に高橋涼子の乾杯

盛り上がるが
もちろん浅羽由紀を田沢湖駅に迎えに行かなくてはいけないのでこの時点で酒は我慢

また携帯が鳴る
浅羽由紀からだ

なんだよ、この盛り上がりの時に
携帯に出る

どーした?

酔っ払った浅羽由紀のおっさん口調だ

T-1しゃんーー、もーーしわけないんでしゅが、終電に乗り遅れまちたぁぁぁぁ

なんだと??

片道70キロ
新丸子から小田原あたりまでぐらいの感じかもしれない

仕方がない
往復3時間かけて救出に向かう

誕生日に頂いた秘蔵の酒を宴席に残し、一滴も飲まずの運転
帰路、助手席に乗った小さいオッサンの武勇伝をあれやこれや眠気覚ましに聞かされながら

山を越え谷を越えてほぼ日付がかわる頃、すでに宴会も終了し静まり返った山奥のホテルに戻ったのであった