2006年09月
2006年09月30日
玄関先のキンモクセイが良い香り
今日は晴れ。
この時期の晴れの日は、文句のつけようのない爽やかさ。
庭の花木も種類によっては、葉が色づき始めています。
昨日でしたか、気象庁の予報では、
今年の紅葉はちょっと遅めとのことですが、
塩原ではすでに一部のもみじが赤くなっております。
(ちょっと気が早すぎるんでしょうか?)
さて、きのうもちょっとふれましたが、
玄関のすぐ前のキンモクセイの木に、オレンジ色の花がびっしりとつき、
とても良い香りを漂わせています。
キンモクセイは私の好きな木のひとつです。
小さな頃、商売をしている家に育った私の家には、広い駐車場があり、
その駐車場のフェンス脇にキンモクセイの木が、ぐるりと植わっていました。
そして、毎年秋の今頃になると、学校から家に帰るたびに
この良い香りに「ああいい香りだなあ」と子供心に思ったものです。
よくトイレの芳香剤などに""キンモクセイの香り""という種類がありますが、
この本物の香りに比べると、なんて安っぽい香りなんだろうと
いつも思っておりました。
秋のさわやかな空気の中、
キンモクセイの香りは、なつかしい子供の頃の秋の日の思い出。
2006年09月29日
蔵王に行ってきたのですが・・・・
玄関脇のキンモクセイがとてもよい香りを漂わせています。
今日の天気はくもり。
少し肌寒いかなという気候です。
週末の天気が気になります。
昨日、おとといと1泊で蔵王に行ってきました。
以前から泊まってみたい旅館がありまして、
そこは小学生以下のお子様お断りなので、今まで、行きたくとも行けませんでした。
我が家の小学生の息子はただ今、2泊3日の臨海学校へ。
この機を逃す手はないゾと、予約をしたわけでございます。(^_^)v
露天風呂つき離れの客室で1名34,500円と
いわゆる高級旅館の部類に入るのですが、高級というより上質。
彩つむぎも金額的に高級などとは決していえませんが、
やはり上質で個性ある旅館をめざしています。
泊まった旅館の感想は、本当は色々書きたいところですが、
同業者がブログでとやかく言うのはどうかと思うのでやめておきます。
ただ、とってもよかったです。
3月以来一日も自分の時間も休日も持てなかった、私にとっては、
半分は仕事とはいえ、あふれる自然の中、心地よい時間を過ごすことができました。
時間があれば、また訪れたいです
(リピーター1人GETですね(^_-)-☆)
帰りにせっかく天気も良いので、蔵王のお釜が見たいと思い、立ち寄ってきました。
ホントに汗ばむようなすご〜くいい天気だったんですよ!
なのに・・・・さすが山、それも蔵王ですね!(よく意味がわかりませんが)
山頂付近だけガスがかかってきて、
到着した時には視界20メートルくらいでしょうか。
当然何にも見えません。(T_T)
湿り気の強いガスで、かばんの金具がびっしょりと濡れるほど。
寒いの何のって・・・・
仕方なく山を下ってきたら、また途中からすご〜くいい天気。
仙台の町ばかりか、太平洋、その先の牡鹿半島まで視界クッキリ。
蔵王に行って、海が見えると思わなかったので、超感激!!
蔵王のお釜は次回にとっておきましょう。
2006年09月26日
防災訓練、無事終了いたしました!
そろそろ天気は下り坂。
今はしとしとと雨が降っています。
今日は昨日お伝えしたように、
那須塩原市のホテル・旅館対象の防災訓練が彩つむぎで行われました。
朝から消防署の方が会場設営にいらして、
テントを張ったり、椅子やテーブルを並べたりして、
いよいよ今日だなあと、武者ぶるい〜〜〜〜〜〜
お昼を過ぎると来賓の市議会議員の方々や、各旅館の関係者やらが
続々と集まってまいりました。
NHKの取材の方も見えて・・・・・
駐車場に整列して本番が始まります。
いろいろな挨拶の後・・・・
ジリジリジリジリ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
練習だと思ってもやっぱりこの音が館内に鳴り響くと、心臓に悪いというか、
おのずと心臓の鼓動が速くなるのがわかります。
社長の指示に従い、スタッフが火元の確認と初期消火、
そして、宿泊客の避難誘導、消防署への通報にあたります。
TVカメラが回ってますが、みな真剣なので、そんなことも忘れて、
テキパキとそれぞれの持ち場に別れ、無事、避難終了。
その後は本職、消防署や消防団の出番です。
次から次へとウ〜〜ウ〜〜とサイレンを鳴らして、彩つむぎにやってきます。
発炎筒による煙がもうもうとする中、
はしご車による放水、けが人の救助と本当の火事さながらに訓練が行われます。
はしご車の高いこと!
見ているほうが足がすくんでしまうようです。
この辺になると、私もスタッフもほとんど野次馬気分。
しかし、最後の最後に、NHKによるインタビューという最難関が待っていました。
ギャボ〜ン!という気分@@@@@@@
全然上手にしゃべれず、まだまだ女将として半人前だなあと自己嫌悪(T_T)
まあなんとか無事終了いたしましたので、
あとはTV放映を待つことにいたしましょう。。。
女将はまた明日、あさってと視察旅行に行ってまいります。
またブログは2日間、お休みいたします。あしからず・・・
2006年09月25日
消防の練習、明日は本番
今日も爽やかないい天気です。
ここのところずーっといい天気が続き、朝晩はめっきり冷え込むようになりました。
朝晩はとても半袖ではいられません。
日中もだんだん長袖を着る日が多くなりました。
こういう天気が続くと、紅葉もいい色が出てくるのです。
今年の紅葉は期待できるかな・・・・・?
さて、明日は塩原地区の、旅館・ホテル等における消防防災訓練が
大々的にここ「彩つむぎ」で行われます。
大々的というのはあながちオーバーではなくて、
市長・助役・収入役をはじめ、消防署や消防関係の主だった方々、
そして、地元の婦人防火クラブやら、各旅館の防火管理者やら、
見物の人まで、大勢の人が彩つむぎにやってきます。
その多くのギャラリーを前に、
彩つむぎのスタッフが消防訓練をやらなければならないのです。(~_~;)
最初お話が来たのはオープン間もない頃。
「とにかく場所だけ貸してください。
すべて消防署サイドがやりますので、何もしなくていいです。」
と消防署の方がおっしゃいました。
消防署に協力するのは、旅館にとって当たり前のことですし、
消防署の方の言葉を信じて、「わかりました、いいですよ」と言ってしまった、
それが間違いのもとでした。
「何もしなくていい・・・・」なんてとんでもありませんでした。
打ち合わせが何回か。
そして、今日は明日の練習。
なにしろ、彩つむぎは新しい宿ですから、私だって、スタッフだって、
初めてづくしのことばかりなんです。
今回の防災訓練も私たちにとってはかなりの重責。
今日の練習も、練習なのに緊張してしまいました。
明日はNHKの取材の方も見えるとのことで、
よけいに緊張してしまいそう・・・・・・(>_<)
なんとか無事におわりますように・・・・・・・
2006年09月24日
七つ岩つり橋の花壇の水やり
山にでもハイキングに行きたいですね〜。
尾瀬の草紅葉もそろそろ見頃なのではないでしょうか?
今週は七つ岩つり橋の入り口にある花壇の水やり当番です。
彩つむぎのすぐ隣にある七つ岩つり橋の入り口にある花壇は
地元塩釜地区の町おこしグループの「塩湧会」が、毎年手入れをしている花壇です。
一番最初に作ることになった経緯は、「花・はな」でした。
もみじ谷大つり橋で例年6月に行われている「花・はな」にあわせて、
「七つ岩つり橋のところでも地元で花壇出してよ〜」という要請があり、
あわてて作ったのが始まりでした。
実は私の趣味のひとつがガーデニング。
花いじり、土いじりが大好きです。
去年からはあまりの忙しさに全く土いじりできない状況ですが、
ほかの人があまり思いつかないような、コンテナを作ったりして、
テーマのある花壇を作るのが面白いのです。
そんなわけで、七つ岩の花壇作りも頼まれて、
伐採したばかりの杉の大きな根っこを活用して、
根っこの部分をくりぬいてもらったり、
木材業者の人に頼んで、杉の皮つき板を張り合わせてもらったりして、
花を植えられるようにしてもらいました。
今年は忙しくて、全くお手伝いできませんでしたが、
塩湧会の方がコリウスを中心に、きれいに手入れをしてくれました。
今ちょうど、コリウスが花穂を立たせて、見頃です。
2006年09月23日
今日はお彼岸。お墓参りに行きましたか?
今日は秋のお彼岸のお中日です。
すばらしい秋晴れに恵まれて、仕事をするのがイヤになってしまうようないい天気。
でもちょっと半袖では肌寒いかな。。。という感じ。
本当に"暑さ寒さも彼岸まで"とはよく言ったものです。
私も明賀屋ご先祖様のお墓参りに行ってまいりました。
当家のお墓は、明賀屋本館の山の上にあります。
ご存知の方も多いかと思いますが、
明賀屋は万治2年(1659)より湯宿としての商いを始めており、
当代の社長で、17代目という長い歴史を持っています。
何代目くらい前のお墓かはよく知りませんが、
苔むした古〜いお墓もたくさんあり、
杉林の中にひっそりとたたずむたくさんのお墓の前に立つと、
ご先祖様のおかげで、今の明賀屋、そして彩つむぎがあるのだと
気持ちが引き締まります。
でも実はお墓参りはちょっと苦手です。
お墓がたくさんありすぎて、お線香を全部のお墓に供えるのは命がけ。
命がけといったら少々オーバーかもしれませんが、
お線香の火を消しても消しても、また着火してしまい、
あわや火傷ということが何度も。。。。。。
加えて私は花粉症なのです。
春のお彼岸の頃といえば杉、
そして秋のお彼岸もまたヨモギの花粉のために、
今も目をこすりこすり、時折クシャミを飛ばしながらの
ブログの書き込みという次第でございました。
ああクシャミが出そうです。。。。。。<`ヘ ?>
2006年09月22日
本当に秋ですね。
塩原の温泉街から、塩原渓谷をぬけて山を下り、
里に下りたところは関谷という地区です。
アグリパルという名前の農産物直売所を併設した道の駅などもあり、
最近ではしゃれたレストランなども何軒かできて、
塩原温泉のちょうど入り口として、
ちょっとした賑わいを呈しています。
ここの住宅地一帯のススキが今とてもきれいです。
箱根の仙石原にはかなわないかもしれませんが、
私はここを勝手に<塩原のススキが原>と名前をつけて呼んでいます。
塩原からちょっとした買い物にいくには必ずここを通りますが、
夕方帰ってくるときなど、西日を浴びてそれはそれはきれいです。
トンボのからだもすっかり赤くなってきましたし、
本当にもうあたり一面秋景色。
なんだか秋の飾りつけをしたくなり、
かごやら、シルクフラワーの栗やら柿やら買ってきて、
玄関先に飾ってみました。
2006年09月21日
栗のおいしい季節となりました
今日の塩原は、昨日に続いて爽やかなお天気。
今日は私は半袖です。
9月になると、毎日、今日は半袖を着ようか、長袖にしようかと迷いますが、
私は迷ったら、とりあえずは半袖。
塩原では半袖を着る期間が短いですから、
これで着なくなったら、なんだか、半袖の服がかわいそうで・・・・
文字通り、来夏まで袖を通すことなく、タンスの肥やしになってしまうのですから。
都会の街を歩けば、どこもかしこも、秋の装いになっているでしょうし、
ほかの人より少しでも早く、夏から秋のファッションへと、
切り替えたいのが女心かもしれませんが、
ここは塩原、田舎の湯の町。
少しでも長く、夏を味わいたいのです。(変でしょうか。。。。??)
でもやっぱり、季節は完全に秋です。
昨日栗をたくさんいただきました。
私は栗が大好き。
栗、豆、芋となんだか太りそうなものばかりですが、みーんな大好き。
中でも、栗はダントツ1位です。
大きなお鍋にいっぱいゆでて、
ナイフで皮を丁寧にむいて、ぱくっと一口で食べるのです。
時間がないときは、ナイフで二つに割って、スプーンで中身をくりぬきます。
ゆでる時に塩を入れると甘みが出てGOOD!
ゆでた後に中華なべで乾煎りするとまた香ばしくなります。
塩原の山には、山栗の木が自生しています。
山栗の実はスーパーに売っている栗よりずっと小ぶりで、
栗ご飯に入れようと思うと、小さいだけにむくのが大変。
ところが・・・甘みがとても強いのです。
なんでも大きなものは大味で、小さいものはぎゅっと味が凝縮していますよね。
塩原の山栗も例外ではありません。
ちょっと山へ入ると道ばたに栗のイガが落ちていたりします。
塩原の人たちはこれを拾い集めて、
栗ご飯にしたり、面倒なときには少しやわらかめにゆでて、
歯でしごいて、食べたりします。
彩つむぎでは、ただ今の秋の献立の前菜に栗をお出ししています。
2006年09月20日
塩原温泉をめぐる文人たち
今日は晴れていいお天気でした
でもちょっと風が強くて、門にかけてあるのれんが吹き飛ばされそうだったです。
今日は塩原温泉観光マイスター学院の第3回目の講義がありました。
テーマは〜塩原温泉をめぐる文人たち〜。
講師は那須塩原市の教育委員でもある郷土史家、臼井祥朗先生でした。
塩原温泉には明治時代に皇室の御用邸が作られたことで、
華族の方や、政府高官の方が、こぞって塩原を訪れるようになりました。
この御用邸は現在は移築されて、「天皇の間記念公園」となっています。
今風にいえば、セレブ御用達の温泉地として、広く知られるようになり、
多くの文人墨客もまた、塩原を訪れたのでした。
塩原が舞台の金色夜叉」の尾崎紅葉をはじめ、
夏目漱石、島崎藤村、正岡子規、幸田露伴、国木田独歩・・・・・・・
教科書にでてくるような文豪たちのほとんどと言っていいくらいです。
そういう文豪たちが残していった足跡が、
塩原のあちこちにあり、
またそれぞれの作品の中にも、塩原が紹介されているのです。
詳しい内容については、またあらためて紹介しようと思います。
2006年09月19日
「散歩の達人」 特別編集 "続・栃木に驚く"
今日は昨日ずっと降り続いた雨が上がりました。
昨日雨の中をおいでになったお客様への、
ご褒美のようなすばらしい秋晴れ。
チェックアウトのときによい天気だと、お見送りする私たちもホッとします。
さて、昨日子供を駅まで送りながら、久しぶりに書店をのぞいてきました。
秋の行楽シーズンを迎え、旅行雑誌が平積みとなっていました。
9月に発行された、温泉宿の紹介の雑誌の何冊かには
彩つむぎも掲載されています。
旅館側がページを買ってのせているもの、
あくまでも記事のページとして、掲載していただくもの、
雑誌社がほかの雑誌などから、無断で、データなどを記載しているもの。
様々なパターンがあります。
今地元の書店の旅行雑誌の中でも、ちょっと目立っているのが、
「散歩の達人」特別編集 "続・栃木に驚く"ではないでしょうか。
金色に輝く表紙がパッと目を引きます。
その中にも彩つむぎが掲載されています。
こちらには記事広告として、掲載されているのですが、
どういう記事にするのかと、編集のかたと打ち合わせをした際に、
先方から「女将のブログ風にしましょうよ」という提案がありました。
私もお断りする理由もないので、
軽い気持ちで「いいですよ〜」と二つ返事。
ところが取材にいらしたら、私の写真を何枚も撮影していくではないですか。
出来上がった原稿が送られてきたら、
私が入っている写真が計3枚も使われていて、
「う〜ん。。。これでは彩つむぎのページというより私のページ(~_~;)。。。。」
かなり抵抗があって、結局1枚だけ、
それもスタッフと一緒のだけにしていただきました。
興味がある方は、書店で買ってくださいね〜。
2006年09月18日
今日は敬老の日です。
きょうの塩原は雨
きょうは台風の影響で日本中雨でしょうか?
子供の用事で久しぶりに塩原から脱出して、となりの大田原まで行きましたが、
運転中、場所によって土砂降りだったり、雨上がりだったり、
変なお天気でした。
今日は敬老の日ですよね。
祝日が移動するようになって、本当に祝日の価値が下がったというか・・・
以前は「9月15日といえば敬老の日」と言う具合に、まだ
「とりあえず、毎年9月15日はみんなお年寄りを敬おうよ」
というムードがありましたが、
今は、「敬老の日って、今年はいつ?」なんて具合。
もっとひどくなると、
「なんか3連休だけど、なんでだっけ?」
などというふうになるのでは・・・・と個人的に危惧しております。
私は毎年、敬老の日になると、
一人だけになってしまった祖父に
くるみ小女子を送るのを常としておりました。
くるみ小女子とは、文字どおり、くるみと小魚の小女子を甘辛く炊いた佃煮ですが、
私の祖父はこれがことのほか、大好物でした。
でした。。。。というのは昨年9月に他界しまして、
今はもう血の直接つながった祖父母というのは、だれもいなくなってしまいました。
ですから、今年の敬老の日は私にとってちょっぴりさびしい日でもあるのです。。。。。
ところで・・・毎年敬老の日になると、必ず新聞に、
"100歳以上のお年寄りが〇〇人"などと出ております。
私はいつも疑問に思うのですが、
日本で最初に100歳になった人というのは、どんな人だったのでしょうか?
誰かご存知の方がいらっしゃったら、是非教えてください。
小さな頃からの私のなぞです。
2006年09月17日
紫色がきれいなヤブランの花
3連休中日です。
塩原はすっきりとおひさまは出ていないものの
雨もなく、湿気もなく、過ごしやすいお天気になっています。
彩つむぎのアプローチの庭もめっきり秋の風情です。
今きれいなのはヤブラン。
それも斑入りのヤブランです。
この花も私の好きな花のひとつです。
何より強いし、よく殖えるし、花の色もきれいだし。
それに葉の斑入りがきりりとしていて、
ちょっと一輪挿しに挿すにしても、
この葉を入れただけで、花がとても映えるのです。
田舎の旅館に必要な花はバラよりもこういう花。
彩つむぎの庭にたくさん植えてもらいました。
2006年09月16日
どうしてあんなにスタイルがいいのでしょう
今日から敬老の日まで3連休。
あちらこちらにお出かけする方も多いことでしょう。
今日の塩原はくもり。
朝、晩はめっきり涼しくなってきて、もう半そではちょっとという気候です。
今日は女性タレントさんの話。
実は先日、ある女優さんが彩つむぎにご来館なさいました。
お仕事の関係で、チェックインも遅く、逆にチェックアウトは朝7時前と早く、
残念ながら、あまりごゆっくりとはされませんでした。
それでも客室露天風呂、露天風呂、大石風呂とすべてのお風呂をご利用になり、
「いいお湯でした。ゆっくり入れてよかったです。」とお声をかけてくださいました。
私もお着きのお茶をお出しするときには、ちょっと緊張いたしましたが、
とても気さくな方でほっといたしました。
しかし、前にTVの撮影でいらっしゃったインリン・オブ・ジョイトイさんといい、
今回いらっしゃった女優さんといい、本当にスタイルがよく、
また本当にお綺麗でいらっしゃいます。
世の中でいわゆる美人の部類に入る方は何人もいるのでしょうが、
芸能界で活躍されているような方は、
なにか普通の美人ではないような気がします。
ではどういう美人なの? と聞かれたら、返答に詰まってしまいますが、
やはりなんらかのオーラみたいなものがあるようです。
それはただ単純に目鼻立ちが整っているとかではなくて、
生き馬の目を抜くような芸能界で、
常に多くの人に注目を浴びながら(かなりのストレスかと予想されます)
そういうものをお顔に出さずに頑張っているという、
表には出ないような人知れずの努力の積み重ねが
あるのではないのかしらと私は勝手に思っています。
そして、自分自身も頑張らなくっちゃと、自分で勝手に元気をいただいております
2006年09月15日
今日の仕事は洗濯でした
午前中、いっとき晴れて暑くなりましたが、今はくもり。
9月も半ばとなると、お日様が隠れるとちょっと肌寒いですね。
今日の仕事は洗濯・・・・・・・???
なんのことだと思いますか?
実は朝とても天気がよくて、
そんな日は皆さん、モーニングサービスのコーヒーを
川のほとりのテラス「季あそび」でお召し上がりになります。
(本当に気持ちよさそうです)
ところが*****
ずっと続いた雨のあとだったせいか、
テラスの椅子の背もたれの塗装がとれていたらしく、
テラスからお戻りになったお客様の背中が汚れてしまいました。
ほかの椅子はそんなことがなかったので、不良品だったのでしょうか?
まあ、どうしましょう・・・・・( ?o ?)!!!!!という状態でした。
お昼すぎまで塩原にいらっしゃるとのことでしたから、
本当ならクリーニングに出したいところですが、そんな時間はありません。
とにかく、謝って、急いで、自宅に戻って洗濯です。
落ちなかったらどうしよう・・・(ーー;)と不安になりながら、
心をこめて手洗いしたら・・・・・・落ちました。
ほっとするのもつかの間。
今度は乾かさなくてはなりません。
いい天気といっても2〜3時間で洗濯物が乾くわけがありません。
その時はすでに空はかげっていましたし。
除湿機と扇風機をガンガン回して、
最後はアイロンをかけて、何とか12時に間に合いました。
こちらのうっかりでお客様にご迷惑をかけてしまいました。
細かいところまで、チェックが必要だなあと気を引き締めました。
2006年09月14日
岩手県花巻に行ってきました
2日間ブログをお休みしました。
旅館の経営者向けの研修、その名も「旅館大学」のセミナーに参加してきました。
なんかすごいですよね。「旅館大学」ってネーミングが。
場所は岩手県花巻市です。
ホテル志戸平でセミナーを受け、
そしてホテル志戸平が今年1月にオープンさせた
游泉志だてという旅館を見てきました。
セミナーは旅館経営や人材活性といった
今私が一番考えなくてはならないテーマばかり。
ほかの旅館さんの事例を紹介していただき、とても勉強になりました。
游泉志だては28室の旅館ですが、
コンセプトなどが彩つむぎに相通ずるものが多く、
また使っているアメニティなども一部一緒だし、
お食事もかまどをしつらえたカウンターのあるダイニングでいただくなど、
共通していて、こちらもまた、とても勉強になりました。
旅館の経営者にとって、何が一番勉強になるかといえば、
それはよその旅館に泊まることなのです。
料理の演出、インテリアとその飾り方などなど・・・・
自分のところとは違うやり方のひとつひとつに感心して、
自分のところに採り入れられることはどんどん採り入れて。。。。。
これからもいろいろ頑張りま〜す!!
2006年09月11日
ゆったり爽やか椅子
今日は昨日から、一転、雨になっています。
気温も下がってきて、肌寒いようです。
今日もお祭りの一行は塩原温泉を、山車を引っ張って、
練り歩いているはずですが、この雨ではきつそうですね。
みんな風邪をひかなければいいのですが・・・・
さて、今日はまた椅子の話に戻ります。
ダイニングのもう一つの椅子は、ゆったり爽やか椅子です。
ちょっとイメージ的にはずんぐりむっくり。
昔の学校で使われていた椅子にも少し似ているような・・・・・
それをゆったりとカジュアルにしたようでしょうか?
座面の真四角な感じも質実剛健で好きです。
最初この椅子を見たのは、BC工房の階段の踊り場でした。
2つか3つくらい並んでいたような記憶があります。
こぶりのいすが、かわいらしく、ちょこんとあって、
新作だったんでしょうか。
カタログにも載っていなかった椅子だったので、
ちょっと気になっていて。。。。
聞いたら、小ぶりだからか、お値段も手ごろでしたので、
今回のラインナップに加えてもらいました。
ダイニングの中央の一番眺めのよいテーブルに合わせて、
12脚並んでいます。
さて、明日、あさっては女将は研修に出かけます。
またこのブログは2日間お休みいたします。
2006年09月10日
こんなのが簡単に作れたらいいなあ。。。。。。
きょうは暑いです!
温泉まつりの一行は皆、大粒の汗をかきながら、
各地区の山車を引っ張っていました。
一日歩くのですから、大変だろうなあ。。。
女将もおまつりに出たいけれど、仕事が優先です。
でもこんな暑い日だと、旅館の中にいるほうが楽かもしれません。
さて、今日もおまつりのことを書こうかなと思ったのですが、
昨日お泊りになったお客様の中に、
すばらしい才能をお持ちの方がいらっしゃったので、
そちらの話題を・・・・・・
どんな才能かというと・・・・・・バルーンアートです。
バルーンアートって知っていますか?
ペンシルバルーンという、細長い風船をふくらまして、
色々な形をつくるものです。
大道芸なんかでも見かけますよね。
実は私もこのバルーンアートを少しやるのです。
最初は犬やうさぎなんかから始まり、
花や恐竜、剣などなど・・・・・・・・
子供の日なんかにお子様にプレゼントすると、とても喜ばれます。
しかし・・・・昨日お泊りのお客様は、ほとんど(・・・おそらくは・・・)プロに近いのでは?
お食事のときにいらっしゃったその手ににぎられていたのは・・・・
ミッキーマウスやプルートにグーフィー、
はたまたアンパンマンやトトロまで。
こんなのどうやって作るの〜???( ?o ?)???
「見ればわかりますよ〜」なんてさらっとおっしゃっていましたが、
ふつうの人には無理無理・・・・というような作品を次々と作ってくださり、
昨日お泊りになっていたほかの部屋のお子様みーんなにプレゼント。
お子様たちが大喜びしたのは言うまでもありません。
こういう才能とボランティアの心をお持ちのお客様には、
できれば夏休みに毎日お泊りになっていただけるとうれしいなあ・・・・
なんて。。。。。
でもG様、本当にありがとうございました!!!
2006年09月09日
明日は塩原温泉まつりです
今日はくもり。時折霧雨がさーっとほおをなでるような天気です。
でもさらっとしていて、暑すぎず過ごしやすいです。
さて、明日とあさっては塩原温泉は温泉まつりが開催されます。
温泉まつりは例年は9月の18、19日で行われています。
前の日には塩原温泉発祥の地といわれる元湯より汲んだ温泉を
各地区に配って歩く古式湯まつりが行われて、
それを踏まえての温泉祭りとなるわけですが・・・・・・
今年は塩原温泉開湯1200年。
その大祭が10月の8、9日と予定されていて、
湯まつりはそちらに移動し、1200年の時代絵巻として大々的にやるとのこと。
そのため、温泉まつりは1週間早まりました。
はーっ 前置きが長くなりました。
とにかく明日、あさってと塩原は温泉まつりです。
かつて、大正天皇はこの塩原の地をとても気に入って何度か遊びにいらしたとか。
そのご即位のときに塩原の人たちがなにか祝奉の気持ちを表そうと
始めたのが由来といいますから、伝統あるお祭りです。
温泉街の各地区の若い人たちが色々なキャラクターの人形をつくり、
お花山車の上に乗せたものを、引っ張って町を練り歩きます。
朝から夜まで、お酒を飲み飲み、休みながらゆっくりと
一日かけて、町を廻りますので、どちらかといえば、観光客向けというより、
地元の人たちで目一杯楽しむまつりといえるかもしれません。
でも、そのキャラクターの人形が毎年毎年、
趣向を変えて登場しますので、子供たちは大喜び。
彩つむぎの目の前に地元、塩釜地区の山車小屋があります。
今年の塩釜の山車はリロ&スティッチのスティッチ。
上手に作ってあります。
まだ明日、あさっては空室ございます。
塩原温泉まつり、見にいらっしゃいませんか?
2006年09月08日
久しぶりの東京は暑かったです
昨日は一日出張で、東京に行ってきました。
東京に行くのも、朝から出かけるのも、本当に久しぶりで、
新幹線に乗るのですら、ちょっと新鮮な感じでした。
(ここからだと、東北新幹線の那須塩原駅から乗車します)
何をしに東京まで行ったかというと、
有明の東京国際展示場で開催されている
国際ギフトショーを見るのが目的でした。
国際ギフトショーは2月に続いて2回目です。
アジアン家具や和雑貨から、ガーデニンググッズや
香りやインテリア雑貨まで、ありとあらゆる雑貨のメーカーさんや、小売店などが出展し、
日本中や海外からもバイヤーさんが集まる展示会です。
出展数は半端ではなく、
海外からの出展も含め、全部で1万ブースくらい(?)あるのではないでしょうか?
全部見ようなんてまず無理。
ひととおり歩くだけだって、かなりの時間を要します。
一日見て歩くとへとへとになってしまいます。
でも銀座と渋谷と原宿と表参道と青山と横浜と鎌倉と京都と・・・・・・
東京中の、いいえ、日本中のおしゃれなショップを
見て回っているような楽しさです。
それに海外からのブースだってあるのですから、こたえられません。
旅館の女将が何しにそんなところに行くのかって・・・?
館内の備品や装飾品、売店商品などを物色に行くのです。
塩原の片田舎におりますと、どうしても、そういう商品を見る機会はありません。
いくら、カタログ通販やネットショッピングが発達した時代になったといえども、
やっぱり、一見は百聞にしかずです。
その場でありとあらゆる、商品を手に取り、
場合によっては、その場で発注をしたりもします。
今回もお子様向けのかわいいバスグッズなど、
何種類かの商品を発注してきました。
楽しみにしてくださいね。
でも、9月に入ったとはいえ、やっぱり久々の東京は暑かったです。
若かりし頃(いつのこと・・・・・・?)東京で働いていたときとくらべ、
ネクタイの男性が目に見えて少なくなりました。
クールビズが進んでいるんだなあなんて、
ホーントおのぼりさんのような女将でした。
2006年09月06日
今日はこぶりきらきら椅子
爽やかな快晴の昨日から、一転、きょうは朝から雨です
気温も昨日からぐっと下がってしまい、
夏の名残の気配も感じられません。
すっかり秋ですね。
夜になるとリーリーリーリーとこおろぎの声が聞こえてきます。
きょうはちゃんと椅子の話に戻りますね。
いつものBC工房さんの椅子、きょうはこぶりきらきら椅子についてです。
前にご紹介した、椅子のひとつにえんがわきらきら椅子がありました。
縦格子のラインがすっきりとして、がっしりした、
昔のおじいちゃんのイメージの椅子。
そのえんがわきらきら椅子ののっぽのお兄さんといった感じでしょうか。
食卓用に座面も高くなり、
背もたれの部分もぐっと、背伸びをしたようなデザインです。
スマートな椅子です。
この椅子の背もたれの縦のラインが並んでいる光景は
ナチュラルなんだけど、スタイリッシュ。
彩つむぎの場合は座面の皮がブルーですが、
こげ茶とか黒でつくると、ぐっとモダンになるのではないでしょうか。
家庭でお使いになるのをお薦めしたくなる椅子でもあります。
さて、今日まで、このブログは毎日更新してまいりましたが、
明日は女将は東京出張です。
9月に入って、やっと外に出かける時間ができてきました。
というわけで、明日のブログはお休みさせていただきま〜す
2006年09月05日
沢ガニの訪問
今日もよく晴れて爽やかな一日でした。
台風がそれて本当によかったですね。
きょうはまた椅子の話からそれて、沢ガニの話。
なぜか、ときどき、この沢ガニが彩つむぎには来るのです。
今までにも庭で2匹、玄関で2匹、館内廊下で2匹くらい見かけました。
窓は全てサッシの窓で、どこも開け放しているところもないのに、
一体どこから迷い込んでくるのか・・・・・?????
全くのミステリーです。
彩つむぎの建物は箒川に面して建っているので、
この箒川から、上がってくるのは間違いなく、
先日、見つけたのはおなかにたくさんの卵を持っていましたから、
産卵のために陸に上がってきているのかなと、
予測はつくのですが。
一体どこで産卵しようというのでしょうか・・・・・?????
なぞは深まるばかり。
沢ガニって実はおいしいんですよ。
から揚げにして食べると、香ばしくって、
カニのおいしさがぎゅっとつまったような美味。
彩つむぎでも滞在のお客様向けの夏の献立でお出ししていました。
でもいくらおいしいからといっても
館内で見つけた沢ガニを食べるなんて、
そんなかわいそうなことはできません。
(なんかちょっと矛盾しているようですけれど・・・・)
塩原温泉ビジターセンターの方にお聞きして、
川にもう一度放してやりました。
2006年09月04日
すっかり秋の空
今日もいい天気で暑いです
まだセミの声も聞こえてきますが(さすがにもうツクツクボウシだけです)
でも空を見上げれば、雲はすっかり秋の雲。
青空に筋を描く真っ白な雲、とても綺麗です。
旅館の仕事をしていると、なかなか遠出をすることができませんが、
そんな雲のひとつひとつにも感動して、
毎日を忙しく過ごしています。
昆虫観察が大好きなので、
〇〇を見つけたといっては、すぐに昆虫ネタのブログになってしまいますが、
今日はまたBC工房の椅子の話に戻りますね。
今日の椅子からはラウンジダイニング「野あそび」の
ダイニングスペースの椅子たち。
まず、ちょっと変わった形のだんらんかろやか椅子から。
この椅子は座面の形がまんまる。
しかもぷっくらとふくらんだような、かわいい、まんまるで、
これだけでも花丸ですが、
さらにこの座面が回転するのです。
椅子を後ろに引かなくても、簡単に座ったり立ったりの移動ができます。
だから"だんらんかろやか"なんですね、きっと。
かわいいのですが、背もたれの木の部分はすらっとしていて、のびやか。
後ろからみると、すらっとした、たてのちょっとカーブしたラインと
まんまるの座面とのバランスが絶妙です。
一般の家庭のダイニングにも
この椅子はとても似合うのではないでしょうか?
2006年09月03日
たった1日で変身しました
今日も塩原は爽やかな秋晴れ。
夏休みの喧騒も去り、お出かけするにはもってこいの一日です。
昨日はTVで塩原温泉の特集をしていたようですね。
普段TVを見る時間もないので、番組表をチェックすることすらしませんが、
見逃してしまい、残念です。
来週末、9/10、9/11には塩原では温泉まつりが行われます。
彩つむぎの駐車場のすぐ前に、この地区の山車小屋があり、
毎晩、若連がお囃子の練習をしているのが聞こえてきます。
さて、きのうサナギに変身中のキアゲハはどうなったかな?と
見てみたら、しっかりいわゆるサナギの形に変化していました。
たった一日で、いったい、どんなふうに、
こうも劇的に体の形が変化するのでしょう?
私が昆虫カメラマンだったら、ずっとビデオカメラを回し続けて、
高速再生をしてみたいものだし、
昆虫の生態の研究者だったら、サナギの中身を取り出して
見てみたいものです。
(ちょっと気持ち悪そうだけど・・・・・・)
というわけで、
BC工房さん、ごめんなさい。
今日も昆虫ネタになってしまいました。m(__)m
2006年09月02日
ごめんなさい。またキアゲハに戻ります。
昨日はあんなに涼しかったのに、
今日はまた晴れて暑くなりました。
カトリーナ級の台風12号が接近とか。
進路が気になりますね。
今日も昨日に引き続いて椅子の話の予定でしたが、
突然テーマを変えることにいたしました。
再会してしまったのです。
愛しのキアゲハちゃんに。。。。。。(*^。^*)
いなくなったなと思っていたら、やっぱりサナギに変身中でした。
お隣の家の倉庫の壁にピタっと張り付いて、
もぞもぞ〜〜〜〜〜〜と弓なりの格好になっておりました。
直射日光がガンガン当たるような場所ですから、
ちょっとこれから心配。。。。(-_-;)
大丈夫でしょうか・・・・・
でも厳しい自然の中で生きていかなくてはならない生き物たちは
本能的に自分に最適な場所というものを見つけるものです。
きっと美しく羽化してくれることと思います。
全部で20匹くらいの幼虫が見つかっていますので、
本当に楽しみです。
2006年09月01日
えんがわきらきら椅子
今日は涼しいですね。
用事で那須まで出かけたら、塩原と那須を結ぶ道路わきは、
すすきやらコスモスやらが咲いて、すっかり秋の風情でした。
しかも雨も降ってきて、すでに冷たい秋雨でした。
昨日はえんがわ工芸椅子の話でした。
BC工房を訪れると、それはいろいろな形の椅子が並んでいます。
そして、その椅子の一つ一つに名前がついています。
名前もまた個性的でユニークなものが多く、
今日はえんがわきらきら椅子の話です。
えんがわ工芸椅子は、その優しいひじかけのラインが特徴ですが、
もうひとつの特徴が、その低さです。
ソファのようにゆったりと座ることができる、低い椅子です。
そして、えんがわきらきら椅子もまた同じように座面が低くなっています。
ひじかけは曲線ではなく、直線。
どちらかといえば、がっしりとした、昔風のデザイン。
でも座面が皮と布でできており、その組み合わせが新鮮です。
また座面の横の布とお揃いの小さな座布団が
チョコンと乗っかっていて、これがカワイイのです。
座ると硬い座面と、柔らかい座布団の感触はGOODです。
えんがわきらきら椅子もラウンジの右側に8脚ご用意しております。