持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた行動の加速は喫緊の課題です。IGESでは、持続可能性の諸課題に統合的に取り組むシナジーアプローチを推進します。そして、アジア太平洋地域と世界のニーズに即した提言を行うとともに、ポスト2030アジェンダに関する議論にも貢献していきます。具体的には、地域循環共生圏などの持続可能性モデルの展開を図るとともに、東南アジア諸国連合(ASEAN)の新たな気候行動ロードマップの策定支援や災害リスク軽減のための能力構築等、地域の統合的な環境ガバナンス強化に向けた研究活動を幅広く実施します。
関連出版物
関連イベント
IGES/GISPRI共催
COP30報告シンポジウム
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES=アイジェス)は、一般財団法人地球産業文化研究所(GISPRI)と共催で、2025年 12月12日(金)に「COP30報告シンポジウム」をオンラインで開催します。 本シンポジウムでは11月10日(月)から11月21日(金)にブラジル・ベレンで開催される国連気候変動枠組条約第30回締約国会議(UNFCCC COP30)、京都議定書第20回締約国会合(CMP20)、パリ協定第7回締約国会合(CMA7)を踏まえ、交渉にご参加予定の4省の方々より...
場所:
東京
使用言語:
日本語
気候変動ウェビナーシリーズ
COP30速報ウェビナー「ブラジルでの議論と成果」
毎年多くの皆様にご好評いただいている「COP速報ウェビナー」を今年も開催します。 本年度のCOP30は、京都議定書の発効から20年、パリ協定の採択から10年という節目の年にあたります。 今回のCOP30速報ウェビナーでは、 現地で本会議に参加したIGES研究員らが、それぞれの専門分野について、いち早くCOP30での成果をお伝えします。特に、注目される以下のトピックを中心に、 主要論点や新たな動向を分析し、今後の国内外の政策・実施に与える影響等を深掘りします。 本ウェビナーは「わかりやすさ...
場所:
オンライン
使用言語:
日本語
COP30 ジャパン・パビリオン セミナー
ASEANの脱炭素化への日本の協力 -ASEAN-日本GSTレポートに向けて-
ASEAN等の脱炭素移行を着実に進めるために、日本はアジア太平洋統合評価モデル(AIM)によるNDC(国が決定する貢献)・LTS(長期戦略)の作成支援、コ・イノベーションのための透明性パートナーシップ(PaSTI)による企業の透明性向上支援(算定報告に関する制度導入支援等)、隔年透明性報告書(BTR)・インベントリ作成支援による脱炭素政策形成支援を実施してきた。今後、これらの取組から得られたアジア型の脱炭素を通じた経済成長モデルの考え方を、日本とASEANが協力して...
場所:
COP30 ジャパン・パビリオン
使用言語:
英語
関連ニュース
2025年10月17日
南アジアにおける廃棄物の野焼き根絶に向けた「カトマンズ宣言」を採択
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES=アイジェス)は、「南アジアにおける廃棄物の野焼き根絶に向けた変革的行動に関する地域対話」を2025年9月6日〜7日にネパール・カトマンズで短寿命気候汚染物質削減のための気候と大気浄化の国際パートナーシップ(Climate and Clean Air Coalition to Reduce Short-Lived Climate Pollutants: CCAC)と共催*しました。南アジア各国の政策担当者、学術関係者、市民団体、地方自治体...
関連プロジェクト
Updated: 2025年11月
UNFCCC COP30 特集
11月10日〜21日、ブラジルのアマゾン入口に位置するベレンで国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第30回締約国会議(COP30)が開催されます。COPはUNFCCCの最高意思決定機関であり、京都議定書やパリ協定のほか、これまでの合意事項についての実施状況の確認や、新たな目標、取り組みが毎年議論されます。今年のCOP30は、京都議定書発効から20年、パリ協定採択から10年という重要な節目になります。議長国であるブラジルは、COP30を「交渉の段階から実施の段階」への決定的な移行を示すものとして