2005年12月18日
楽器博物館
先日一泊で浜名湖に行ってまいりました。
友人との女ふたりでの温泉旅でしたが、「ゆけむり殺人事件 美人看護師は見た!浜名湖に浮かぶ殺意 サービスエリアから消えたツアコンが握る事件の鍵」みたいな展開は一切ありませんでした。ちょっと残念(←違)
つか、わたくしと友人が主役じゃ、ねぇ...(汗)
美人看護師なんてサブタイ、「うそ、大げさ、紛らわしい」としてJAROにバンバン電話がかかりそうです。じゃーなーくーてー。
浜名湖一帯の名誉のために明言しておきますが、浜名湖にはカキ養殖の筏と遊覧船くらいしか浮かんでませんでしたし、東名浜名湖サービスエリアも遊覧船上からチラッと見ただけですが、ツアコン行方不明事件は起こってなかったと思われます。
で、浜名湖ですが。
なぜに浜名湖かと言いますと。
ウナギが喰いたくなったとかいうわけでもなく、単純にレディースプランのある宿の中から選んだだけなんですよね。
よーするに宿ありき、の旅行だったと。
だから観光とか、まったく考えていなかったわけで。
なーにも考えずに新幹線の予約を取って、ついでにレンタカーの予約を取って、それで出掛けてしまったんですが。
はい、素直に謝ります。
正直、すまんかった。浜名湖&浜松!
いきなり駅のでかさにびびり、駅レンタカーの事務所の位置がわからず駅内を徘徊すること10分。実は新幹線改札のすぐ隣に事務所があったというオチがついて浜松観光が始まりました。
最初に向かったのはアクトシティ。
はい、駅前です。レンタカー借りた意味ありません。
だって仕方ないんだもん。ガイドブック開いたの、車に乗ってからなんだから(笑)。
とりあえずアクトシティの駐車場に車を突っ込みます。
目的は楽器博物館です。
浜松はヤマハとカワイ、国内二大楽器メーカーの本拠地です。
国産洋楽器が始めて製作された土地でもあり、今も街の基幹産業として楽器製造が行われているとのこと。特にピアノ製作においては国内100%のシェアを誇っているとか。
そういうこともあり、音楽のまちとしてまちづくりを進めているんだと。
いいですね静岡。いいですね浜松。
特産品はと聞かれれば「みかん」「お茶」。主な産業はとの問いには「楽器製造」「モーターボート」「オートバイ」。焼津のマグロは超有名、浜名湖じゃうなぎが有名。
埼玉じゃこうは行きませんよ?
特産品は「お茶(狭山茶)」「サツマイモ」「くわい」。主な産業は「足袋」「セメント」(爆)。しかも海ないし。ダイオキシンとか日本一汚い川とか、ネガティブなもんばっか有名じゃん埼玉。
お茶がかぶってますけど、全国的には静岡の方がネームバリューは上だし。味は狭山にとどめさす、って言われるくらいですからおいしいんですけどね。
みやげ物も、うなぎパイと草加せんべいじゃ...ねぇ。どっちもおいしいから好きですけど。
閑話休題。
そんなわけで音楽の街づくりを推進する事業の一環として、全国初の公立楽器博物館として作られたのが、「浜松市楽器博物館」であると(説明長っ!)。
や、ここね。
ガイドブックにもちょこっと載ってるだけなんですよ。
写真はどれも小さいものばかりだし。
が。
行ってよかったですホント!
浜松市、宣伝足りてないんじゃない?ここ、良いですよ!
歴史的価値の高い古い楽器から、笑いを取るために開発されたとしか思えない謎の楽器、世界各地の民族楽器まで、およそあらゆる楽器が一堂に会するさまは壮観のひとこと。
そして、楽器の進化ともいうべき発展の過程がわかるよう展示されているのが凄い。
たとえばトロンボーン。現在の形に落ち着くまでの変遷はなかなかものすごいものがあったようです。
ベルの形が口を開いた竜だったり、操作を簡便にしようとした挙句ワケワカメな形状になってしまったバルブトロンボーンとか。
時代の徒花のように、開発されては捨てられていった意匠があったこと。それを踏まえて今の楽器の完成された形があるということがよくわかりました。なんかちょっと感動。
わたくし的には、楽器のメカニカルな説明が充実しているのが何より気に入りました。
わたくしはブラバンをやっていた過去があるうえ、メカニカルなものが大好きな性格。同行の友人は合唱団に入っていたこともある音楽好き。しかもわたくしと同等にマニアック。
二人揃うと無敵のマニアックなわけですが、そのわたくし達を満足させるとは、浜松恐るべしです。
来年度の浜松のガイドブックには特集を組んで頂きたいものですが、どうでしょう?る○しろまるぶさん。
脱力系の楽器も満載でしたけどね。
その筆頭がフンホールというモンゴルの弦楽器。
教科書にも載ってる「スーホの白い馬」に出てくる楽器といえば馬頭琴ですが、なんかいろいろシリーズがあるらしく、馬頭のところが竜の頭になっていたりするものがありまして。
で、このフンホールはなぜかアヒルちゃんなんですよね〜〜。
なんかあったのか?モンゴル人。
いや、実に楽しかった〜。
楽器博物館公式サイトはこちらです。
えーと、旅行記はまだ続きます。もう少々、お付き合いを...
友人との女ふたりでの温泉旅でしたが、「ゆけむり殺人事件 美人看護師は見た!浜名湖に浮かぶ殺意 サービスエリアから消えたツアコンが握る事件の鍵」みたいな展開は一切ありませんでした。ちょっと残念(←違)
つか、わたくしと友人が主役じゃ、ねぇ...(汗)
美人看護師なんてサブタイ、「うそ、大げさ、紛らわしい」としてJAROにバンバン電話がかかりそうです。じゃーなーくーてー。
浜名湖一帯の名誉のために明言しておきますが、浜名湖にはカキ養殖の筏と遊覧船くらいしか浮かんでませんでしたし、東名浜名湖サービスエリアも遊覧船上からチラッと見ただけですが、ツアコン行方不明事件は起こってなかったと思われます。
で、浜名湖ですが。
なぜに浜名湖かと言いますと。
ウナギが喰いたくなったとかいうわけでもなく、単純にレディースプランのある宿の中から選んだだけなんですよね。
よーするに宿ありき、の旅行だったと。
だから観光とか、まったく考えていなかったわけで。
なーにも考えずに新幹線の予約を取って、ついでにレンタカーの予約を取って、それで出掛けてしまったんですが。
はい、素直に謝ります。
正直、すまんかった。浜名湖&浜松!
いきなり駅のでかさにびびり、駅レンタカーの事務所の位置がわからず駅内を徘徊すること10分。実は新幹線改札のすぐ隣に事務所があったというオチがついて浜松観光が始まりました。
最初に向かったのはアクトシティ。
はい、駅前です。レンタカー借りた意味ありません。
だって仕方ないんだもん。ガイドブック開いたの、車に乗ってからなんだから(笑)。
とりあえずアクトシティの駐車場に車を突っ込みます。
目的は楽器博物館です。
浜松はヤマハとカワイ、国内二大楽器メーカーの本拠地です。
国産洋楽器が始めて製作された土地でもあり、今も街の基幹産業として楽器製造が行われているとのこと。特にピアノ製作においては国内100%のシェアを誇っているとか。
そういうこともあり、音楽のまちとしてまちづくりを進めているんだと。
いいですね静岡。いいですね浜松。
特産品はと聞かれれば「みかん」「お茶」。主な産業はとの問いには「楽器製造」「モーターボート」「オートバイ」。焼津のマグロは超有名、浜名湖じゃうなぎが有名。
埼玉じゃこうは行きませんよ?
特産品は「お茶(狭山茶)」「サツマイモ」「くわい」。主な産業は「足袋」「セメント」(爆)。しかも海ないし。ダイオキシンとか日本一汚い川とか、ネガティブなもんばっか有名じゃん埼玉。
お茶がかぶってますけど、全国的には静岡の方がネームバリューは上だし。味は狭山にとどめさす、って言われるくらいですからおいしいんですけどね。
みやげ物も、うなぎパイと草加せんべいじゃ...ねぇ。どっちもおいしいから好きですけど。
閑話休題。
そんなわけで音楽の街づくりを推進する事業の一環として、全国初の公立楽器博物館として作られたのが、「浜松市楽器博物館」であると(説明長っ!)。
や、ここね。
ガイドブックにもちょこっと載ってるだけなんですよ。
写真はどれも小さいものばかりだし。
が。
行ってよかったですホント!
浜松市、宣伝足りてないんじゃない?ここ、良いですよ!
歴史的価値の高い古い楽器から、笑いを取るために開発されたとしか思えない謎の楽器、世界各地の民族楽器まで、およそあらゆる楽器が一堂に会するさまは壮観のひとこと。
そして、楽器の進化ともいうべき発展の過程がわかるよう展示されているのが凄い。
たとえばトロンボーン。現在の形に落ち着くまでの変遷はなかなかものすごいものがあったようです。
ベルの形が口を開いた竜だったり、操作を簡便にしようとした挙句ワケワカメな形状になってしまったバルブトロンボーンとか。
時代の徒花のように、開発されては捨てられていった意匠があったこと。それを踏まえて今の楽器の完成された形があるということがよくわかりました。なんかちょっと感動。
わたくし的には、楽器のメカニカルな説明が充実しているのが何より気に入りました。
わたくしはブラバンをやっていた過去があるうえ、メカニカルなものが大好きな性格。同行の友人は合唱団に入っていたこともある音楽好き。しかもわたくしと同等にマニアック。
二人揃うと無敵のマニアックなわけですが、そのわたくし達を満足させるとは、浜松恐るべしです。
来年度の浜松のガイドブックには特集を組んで頂きたいものですが、どうでしょう?る○しろまるぶさん。
脱力系の楽器も満載でしたけどね。
その筆頭がフンホールというモンゴルの弦楽器。
教科書にも載ってる「スーホの白い馬」に出てくる楽器といえば馬頭琴ですが、なんかいろいろシリーズがあるらしく、馬頭のところが竜の頭になっていたりするものがありまして。
で、このフンホールはなぜかアヒルちゃんなんですよね〜〜。
なんかあったのか?モンゴル人。
いや、実に楽しかった〜。
楽器博物館公式サイトはこちらです。
えーと、旅行記はまだ続きます。もう少々、お付き合いを...
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