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2011年12月14日

ねぎラヴァーは初音ミクの夢を見るか

上毛かるたの一枚に、「ねぎとこんにゃく下仁田名産」という札があります。

井森美幸嬢の出身地として名高い下仁田町は、古くからねぎとこんにゃくの生産が盛んです。
なかでもねぎは「下仁田ネギ」というブランドねぎとして全国的に有名で、鍋にすき焼きにと大活躍します。
今の時期、この地域の運送会社は、お歳暮として送られる大量のネギの箱を前に大変な苦労をするのだそうな。

そしてねぎという作物は全国で作られており、産地の名を冠したいわゆるブランドねぎは、下仁田ネギの他にも多数あるわけです。

全国ねぎサミット2011という、全国の有名ブランドねぎが一堂に会する、私のようなねぎラヴァーにとっては夢のようなイベントが埼玉県深谷市で開催されるという情報が舞い込んできたのが、先月末。
深谷も「深谷ねぎ」で有名な街ですが、ここになんと全国11産地、12種のねぎが集まるのだというではありませんか。
運良く仕事も休みだったので、ここはもう行くしかないでしょ。

というわけで、12月11日日曜日。相方をそそのかして行ってきましたとも!


高崎から深谷までは40km弱。国道17号を直進するだけという、私でも迷子になる余地が殆どない素敵な経路です。
しかし、深谷市に入っても一向に祭典らしい気配がなく、日頃から私のボケっぷりに被害を受けまくっている相方などは
「ねえ、本当に深谷なの?熊谷の見間違いじゃなく?」という暴言を繰り出す始末。

いやいや、熊谷じゃなくて深谷だから!
いくらなんでもねぎの産地を間違えるとかありえないから!
しかも私の運転でも問題ない行程にもかかわらず、相方に運転頼んでるくらい確実に来たかったイベントなんだから間違うわけないじゃん。
などと強気な姿勢でいるうち、やがて見えてきた深谷市役所手前から「ねぎサミット駐車場」の看板がチラホラと出てきました。

この日のイベント始まりは9時からで、到着したのは9時半前。メイン駐車場の深谷市役所もまだガラガラ。
それでも会場についたらどうよこれ!
DSC_0281.JPG
いきなり深谷市公式マスコットにして、全国ゆるキャラコンテストで堂々10位の「ふっかちゃん」登場!
頭に深谷ねぎが二本もぶっ刺さったナイスな造形とその愛くるしい表情で、ねぎサミットのお客さんもハートを撃ち抜かれまくりです。
さらに、ねぎサミットらしすぎるこのキャラクターの愛しさったら!
DSC_0285.JPG
はるばる岐阜県羽島郡岐南町からおいでになった、岐南町公式マスコット「ねぎっちょ」です。
そして我らが群馬県からは
DSC_0290.JPG
下仁田ネギの「ねぎ坊」が登場!
さらに、一部では有名らしい「音速ライン」のゆるキャラ(?)「ネギオ&ネギコ」もいるし、埼玉工業大学の公式マスコット「フカニャン」もいるし、ねぎサミットと言うよりもキャラ祭りの様相すら呈していたり...
そんな会場をびしっと締めてくださっていたのがこちら!
DSC_0283.JPG
秋田県の白神ねぎの応援に駆けつけた、「泣く子はいねがー」ななまはげ様。
さすがの貫禄に、私もつい白神ねぎを買ってしまいましたw

さて。
前後してしまいましたが、参加したねぎ産地とねぎブランドの紹介です。
北から順に、秋田県能代市「白神ねぎ」、山形県酒田市「平田赤ねぎ」、福島県郡山市「阿久津曲がりねぎ」、新潟県新潟市「やわ肌ねぎ」、茨城県坂東市「坂東ねぎ」、群馬県下仁田町「下仁田ねぎ」、埼玉県深谷市「深谷ねぎ」、埼玉県さいたま市(岩槻区)「岩槻ねぎ」、千葉県松戸市「矢切ねぎ」「あじさいねぎ」、岐阜県岐南町「徳田ねぎ」、兵庫県朝来市「岩津ねぎ」、以上11産地12ブランド。
ねぎを後押しすべく、各地のマスコット、農協の方々が参加してるわけです。
反則気味なマスコットが新潟市で、ここはキャラクターではなく生身のアイドルを送り込んできていました。
その名も「negicco(ねぎっこ)」。
三人組のアイドルユニットで、新潟県では知らぬ者なき存在なんだそうな。
この日の午後にライブがあり、歌と踊りの意外なまでのうまさに驚くと同時に、新潟からきたnegicco追っかけの皆様の一糸乱れぬ掛け声と、negiccoロゴ入りTシャツにおののきました。
(いやー、でも可愛かったんでタワレコでCD探しちゃおうかなーw)

朝はやや閑散としていたねぎサミット会場ですが、昼頃になると大変なにぎわいになってきました。
お目当ては皆様、各産地のねぎ販売のブースです。
これは販促の一環なイベントでもあるわけで、まずは味を知ってもらうべく、各ブースとも様々なねぎ料理の試食コーナーがあり、イベント会場に立ちこめるネギ臭が凄いことになってました。

そしてこのネギ臭が購買意欲を煽る煽る。だってねぎラヴァーだもん。
試食のねぎ、例外なく美味しかったし...
というわけで。
私も気がついたら10ブランドのねぎを購入しておりました...
買ったねぎの一部w
いや、イベント恐るべしです。まさかねぎばっかり1000円以上も買ってしまうとは...w
買えなかったのは地元の下仁田ねぎと、岩津ねぎだけでした。
下仁田は県内だからどこでも買えるとして、岩津ねぎは惜しいことをしました。
こっちでも扱ってくれるお店、ないだろーか。

個人的に気になったのは
DSC_0282.JPG
ねぎ焼酎・ねぎらいというこのお酒。
昼間から飲むのが嫌いなので試飲しなかったのです。どんな味なんだろう?

そんなわけで、ねぎ充な一日だったのですよ。
おそらく来年も深谷で開催されると思われるので、興味のある方はぜひ行ってみるといいと思います。
深谷、いいところですよ。

ねぎサミット実行委員のみなさま、提案があります。
音速ラインのネギオネギコが出たんですから、来年はあの方を呼んではいただけませぬか。
ねぎといえばあのお方です。
そう、はちゅねミク様を...


後日談
現在、夕顔家の台所はねぎに占拠されています。
11日はねぎの天ぷらと焼きねぎをしました。
12日はねぎしゃぶをしました。
13日はねぎ鍋でした。

ねぎは美味しくて幸せですが、レパートリーが鍋に偏り過ぎな気がします。
ねぎ料理のレシピをご存じの方がいらっしゃいましたら、教えていただけると幸いです。



後日談2
ねぎっちょに会いに岐南町に行ってしまおうかと思いつめています。
岐南町ってどう行ったらいいのだろう...

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