私は現在、新聞を購読していない。独立エンジニアになり、連れ合いも退職したので、インターネットのニュースで新聞記載記事のほとんどの情報+αが早く入手できる。
現在は光回線を使っているので、二人がインターネットを開いていても問題なく使用できる。
新聞記事の多くは記者クラブや官公庁発表データなど、独自取材の記事があまりにも少ない。社説や編集手帳的な1面のコラムも昔ほどの文章力では書かれていない。これでは記事の価値は少ない。
自由時間がある現在、新聞を購読する意味が希薄になっている。
インターネットでは、当然であるが、相手の出したい情報は簡単に手に入る。技術情報、健康情報、天気予報や月並みなニュースだけでなく公的立場の弱い方の情報発信もうまくキーワードを設定すれば検索でヒットする。
中には、当然ながら、その分野で主流でない方の意見や情報も手に入る。その情報を判断し、真贋を見分けながら利用するのだ。
データー量、情報のの早さ、そして時間に制約されず気の向いたときに得られる情報:これらは従来のマスメディアにはない性質である。
したがって、今の私にはどこの新聞も存在価値はない。
TVも程度の差はあれ同じ問題を抱えている。バラエティー番組は私は全く見ることはない。食べ歩きや旅番組も興味はない。自分で調べれば良いのだ。
1969年の学園紛争の頃、自分が実際に見聞きした現実がどのような形で報道されるか読み比べたことがある。程度の差はあれ、主流の意見に沿う形の報道が多かった。
リスクはあるが、今はインターネット時代である。新聞やTVの存在価値を今一度見直す時期に来ていると思う。
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非国民さん おはようございます。
いつも有益なコメントに感謝。
まったく、新聞、TVも同じ状況だと同感します。私はTVのバラエティー番組は大変嫌いで、あのお笑いの世界はまじめな技術者の世界とはあまりにもかけ離れ過ぎています。
投稿: 5513 | 2011年11月14日 (月) 09時25分
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アメリカで起こることは日本でも起こる。アメリカでは新聞の衰退が著しいので、同様に衰退するのはほぼ間違いない。さらに、当局発表のニュースをそのまま流すなど、単なる新聞紙面を当局に提供するような仕事しかしていない。これではデパートみたいに単なる場所提供産業で、デパート同様に長期低落傾向は避けられないだろう。
昔は映画産業が大きい時代があったが、テレビがでると手軽に楽しめるという点で映画は衰退した。娯楽もインターネットやいろいろなものがでてきて、テレビの優位性は少なくなるだろう。今や製作費を抑えるために安易にバラエティー番組を放送するが、ますます視聴者から飽きられる。しかも放送局は番組制作をほぼ下請け会社に出していて、番組制作のノウハウが少なくなってきている。
但し、映画産業が全くなくなったわけではないのと同様、テレビが全く無くなることはない。ただ、誰でもテレビをいつも見る時代は終わったということだ。
娯楽の多様化はいろいろなところに影響を及ぼしている。スキーなんか最近はどこのスキー場も閑古鳥が鳴いている。スキー以外にもいろいろな娯楽があるからね。
利用することはほとんどないが、DVDレンタル屋さんは将来、レンタルがネットで実施されたら壊滅するんじゃないかと思う。建物の維持費や従業員の人件費を考えるとネットにすればそれらは不要になるからね。
投稿: 非国民 | 2011年11月13日 (日) 14時33分