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_0001 回路設計を効率的に行うには、設計式を出来るだけ文字係数のままで解く必要がある。
図においては、V1の電流、I1の両端電圧、R1,R2の電圧と電流をV1、I1、R1、R2の関数として向きを含めて求めることが命題である。
オームの法則とキルヒホッフの法則を実用レベルで解けるかどうか、この種の課題を出題すればすぐ判る。
とくに問題になるのは、オームの法則の電流・電圧の向きである。かなりの方がここでつまづく。この問題では、キルヒホッフの電流則と電圧則も使う。
今回は答えを示さないが、答えが判らない問題を解くことがエンジニアの第一歩である。
次の段階では、解の有無も判らないテーマに取り組んでいく。
解がなければ、もっと自由度を増やして挑戦していく。
これが、エンジニアの本来の姿であろう。
そして、自分の得た答えの検証手段も考える。
数値を与えられなければ解けないようでは、回路的創造はないと考えるアナログエンジニアである。
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