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普段,測定値を4〜5桁で記録することが多いが,本当に信頼できるか否かよく考えてみる必要があると思う。
デジタルで言えば10bit程度であるが,0.1%以上の測定値は測定条件をよくチェックする必要がある。
長さは測定対象の線膨張係数により,精密には温度を規定しないと被測定物が伸び縮みする。
質量は空気の浮力補正や重力補正が必要なレベルである。質量計の測定原理によって異なる。
×ばつ10^-6/°C程度の温度影響を受ける。
計測器は国家標準に繋がるように2次標準器を経由して計測値の確からしさを保証するため,定期的に校正される。
電子回路では,ふつうアナログ部でゼロおよび感度の微調整を行うよう製作されている。
大学の教科では,計測概論あるいは計測工学などに相当すると考えているが,この辺りをきちんと教えている大学が減少しているような気がする。
科学は計測に始まって計測で完結する。
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