クンケイと読むらしい。
鶏を1匹、丸ごと燻製にした逸品。
_1111 このクンケイは、とある農業祭の人気の品である。毎年、仕上げが異なるようだ。今年は、脂身をかなり残してジューシーに仕立ててあった。去年は1昨年に比べて、油抜きをかなりやったようだ。今年は1昨年より脂身をより残した仕立て。
お一人様、1羽なので我が家の「さち」とともに発売時間前に並んで手2羽に入れた。
1羽はその日のうちに食べ始める。もう1羽は冷凍保存してクリスマスイブのご馳走となる。
数量限定、年に2日しか入手のチャンスはない。
この写真、カメラアングルに苦労した。少し食べてからの撮影。そこを見せない様に鳥の置き方とカメラアングルでカバー。
このクンケイ、恐らくは出品元で育てた鶏を数100匹絞めて、クンケイに仕上ているらしい。
育てた鶏を絞め、内臓を抜き調理していると思う。
我々は、他の生命を糧として自分の生命を維持している。
誰かが、他の生物の命を奪わなければならない。それを、その過程を一部始終みて、この商品に仕上げているのだ。
涙がこぼれそうになるほどの、厳しい教育の一環である。
いただきます。それは他の生物の命をいただきます と言うのに等しい。
ご馳走さま。感謝の念を込めて言うべき言葉。
このプロセスが成立しているなら、子供は自分の命を、他人の命を大切にする心を持つだろう・・・・。
工学もまた、限りある資源を利用してモノをつくる。
限りある資源を使うからこそ、永く使用でき、資源回収も容易な愛着の持てる製品を造る一助になりたいと願うアナログエンジニアである。
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