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貴景勝「頸椎症性神経根症」で休場 古傷の首を2日目に悪化...右腕に力入らず 来場所は8度目カド番へ

[ 2024年1月17日 12:13 ]

大相撲初場所4日目 ( 2024年1月17日 東京・両国国技館 )

初場所2日目、熱海富士(左)と対戦した貴景勝(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

日本相撲協会は17日、大関・貴景勝(27=常盤山部屋)が4日目から休場すると発表した。

提出された診断書には「頸椎症性神経根症」「今後2週間程度の安静加療を要する」と記されていた。

師匠の常盤山親方(元小結・隆三杉)によると、古傷の首を2日目の熱海富士戦で悪化させたという。若元春に突き出しで敗れた3日目の夜に病院へ。この日の朝に師匠と話し、右腕に力が入らないとのことで休場を決めた。

再出場の可能性について、師匠は「ないですね」と断言。「ゆっくり治すのに集中して休ませてあげたい。しっかり治してまた鍛え直していきたい」と弟子を思いやった。

貴景勝は場所前から首の痛みで二所ノ関一門連合稽古を欠席するなど調整が遅れていた。初場所は3日目を終えて2勝1敗。途中休場で負け越しとなるため、春場所は自身8度目のカド番となる。

貴景勝の休場は昨年の名古屋場所以来で自身11度目。4日目の対戦予定だった宇良は不戦勝で今場所の初白星となる。

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