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J1町田が有馬賢二氏のヘッドコーチ就任発表 退任の金明輝氏は黒田監督に感謝「強い組織づくり教わった」

[ 2024年12月13日 17:20 ]

有馬賢二氏
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J1FC町田ゼルビアは13日、来季新スタッフとして有馬賢二氏(52)がヘッドコーチに、浜野征哉氏(52)がGKコーチに就任すると発表した。また金明輝(キン・ミョンヒ)ヘッドコーチ(43)が退任し、福岡監督に就任することも発表された。

有馬氏は当時J3のYS横浜、J2の岡山で監督を歴任。2022年から今季まで広島でコーチを務め、3年連続3位以上の好成績に導いた。町田を通じて「躍進するFC町田ゼルビアで黒田監督・選手・スタッフ全員、ゼルビアを支えてくださる全ての皆様とともに更なる高みを目指し、勝利のために、また誇れるチームとして、ともに戦いたいと思います」とコメントした。パリ五輪代表でGKコーチを務めた浜野氏は「Jリーグだけではなくアジアにも名を残せるようなチーム作りに邁進いたします」と意気込んだ。

金明輝氏は21年まで監督を務めていた鳥栖で指導時に選手やスタッフへのパワーハラスメント行為があったと認定され、指導者ライセンスがS級からA級に降格。社会奉仕活動への参加などを経て、23年から町田HCを務めていた。退団する町田を通じて長文コメントを発表。「2年前、過去の過ちもあり、私が加入するに際してたくさんの人がチームへの不安や心配をされたことは容易に想像できます。それでもサッカー界で再び指導、活動するチャンスを下さった藤田社長をはじめクラブに関わる全ての方に心から感謝を申し上げます。そして常に暖かく見守り、たくさんの勇気と声援で後押しし続けてくれたFC町田ゼルビアのファン、サポーターの方々にも改めて感謝申し上げます」などとつづった。

また、黒田剛監督に対しては「思い悩んでいた私に過去の過ちを受け入れて改め、もう一度サッカー界に貢献することがやるべきことなのではないか。と力強く背中を押してもらった」と町田ヘッドコーチ就任時を振り返り「強い組織作りに必要なことをご教示いただき本当にありがとうございました」と深く感謝した。

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