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CL敗退もAマドリードに新クラブW杯出場権 欧州最後の1枠はアーセナルかザルツブルク

[ 2024年4月17日 10:15 ]

Aマドリードのシメオネ監督(ロイター)

サッカーのスペイン1部アトレチコ・マドリードが新方式に改編されて2025年に米国で開催されるクラブW杯の出場権を獲得したと国際サッカー連盟(FIFA)が17日に発表した。16日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)で同じスペインのバルセロナが敗退。Aマドリードもドルトムントに2戦合計で逆転負けを喫したが、大陸別ランキングでバルセロナを上回ることが決まり、出場が確定した。

新方式のクラブW杯には32チームが参加。21〜24年の各大陸連盟のクラブ大会の成績で決まり、原則として欧州CLなどを制した大陸王者は自動的に出場権を得る。

既に各大陸で優勝した浦和やマンチェスター・シティー(イングランド)、レアル・マドリード(スペイン)などの他に、欧州で上位のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)やパリ・サンジェルマン(フランス)などの出場が決まり、Aマドリードは出場が確定した22番目のチームになった。

出場枠には1カ国2チームの制限があるが、大陸王者は制限外で南米では既にブラジルの3チームが出場権。イングランドではチェルシーとマンチェスター・シティーが出場権を獲得しているため、冨安健洋が所属するアーセナルが出場するには今季の欧州CLで優勝する必要がある。また、アーセナルがCL優勝を逃した場合はザルツブルク(オーストリア)の出場が決まる。

各大陸の枠と現時点で出場が決まっているチームは以下の通り。
【欧州】(12枠)
▼欧州CL王者 20〜21年=チェルシー(イングランド)、21〜22年=レアル・マドリード(スペイン)、22〜23年=マンチェスター・シティー(イングランド)、23〜24年=未定
▼ランキング上位 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)、パリ・サンジェルマン(フランス)、インテル・ミラノ(イタリア)、ポルト(ポルトガル)、ベンフィカ(ポルトガル)、ドルトムント(ドイツ)、ユベントス(イタリア)、Aマドリード(スペイン)、残り1枠=未定
【南米】(6枠)
▼リベルタドーレス杯王者 21年=パルメイラス(ブラジル)、22年=フラメンゴ(ブラジル)、23年=フルミネンセ(ブラジル)、24年=未定
▼ランキング上位 2枠=未定
【アジア】(4枠)
▼アジアCL王者 21年=アルヒラル(サウジアラビア)、22年=浦和(日本)、23〜24年=未定
▼ランキング上位 1枠=未定
【アフリカ】(4枠)
▼アフリカCL王者 20〜21年、22〜23年=アルアハリ(エジプト)、21〜22年=ウィダド・カサブランカ(モロッコ)、23〜24年=未定
▼ランキング上位 1枠=未定
【北中米カリブ海】(4枠)
▼北中米カリブ海CL(23年からチャピオンズ杯) 21年=モンテレイ(メキシコ)、22年=シアトル(米国)、23年=レオン(メキシコ)、24年=未定
【オセアニア】(1枠)
▼ランキング上位 オークランド(ニュージーランド)
【開催国=米国】(1枠)
▼ランキング上位 1枠=未定

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