横浜FW西村拓真スイス1部セルベットに期限付き移籍を発表「もっと高みを目指して成長していきたい」

[ 2024年2月10日 20:59 ]

横浜は10日、FW西村拓真(27)がスイス1部セルベットに期限付き移籍することが決まったと発表した。買い取りオプション付で、期限付き移籍期間は24年6月30日まで。

セルベットも同時刻に正式発表し、公式SNSでは背番号7に決まったことも併せて報告した。ユニホームは早くもオンライン販売がスタート。期待の大きさをうかがわせた。

セルベットはスイスの首都ジュネーブに本拠地で1890年に創設。22年シーズンの途中まで鹿島を指揮したネネ・バイラー監督(50)が監督を務め、その鹿島で指導したDF常本佳吾(25)も所属している。

西村の持ち味は豊富な運動量で本職のFWに加え、トップ下もこなす。22年7月には日本代表に初招集され、E―1選手権の香港戦で2得点。昨年3月のウルグアイ戦では第2次森保政権での第1号ゴールを決めた。

西村は横浜を通じ「まずはシーズン開幕直前の大事な時期にチームを離脱し、申し訳ありません。マリノスファミリーとしてこのエンブレムを背負って戦えたこと、本当に幸せでしたし、とても楽しく、最高でした。僕のサッカー人生の中で、F・マリノスでの日々を超えるものはこの先もないと思いますが、もっと高みを目指して自分自身成長していきたいと思います。約2年間という期間でしたが、本当にありがとうございました」とコメントした。

◇西村拓真(にしむら・たくま)1996年(平8)10月22日生まれ、名古屋市出身の27歳。富山第一では2年時に高校選手権優勝。15年に仙台入りし、16年9月甲府戦でJ1初得点、17年ルヴァン杯ニューヒーロー賞。18年夏から欧州移籍を経て20年3月に仙台復帰。22年に横浜へ完全移籍で加入した。1メートル78、73キロ。利き足は右。

続きを表示

スポニチアネックス取材班