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新たな役割を担うG大阪DF半田陸「逆転勝ちは凄く自信になる」

[ 2024年2月10日 19:11 ]

<広島・G大阪>こけら落としの試合が行われたエディオンピースウイング広島(撮影・後藤 大輝)
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G大阪は10日、プレシーズンマッチ広島戦を行った。今季から稼働するスタジアム「エディオンピースウイング広島」のこけら落としゲームで、今季新加入のDF岸本武流と背番号10のMF倉田秋、2人のゴールで逆転勝利した。リーグ開幕戦となる町田戦(24日・Gスタ)へ向けて、弾みをつけた。

後半13分にCKをニアでそらして同点弾をアシストしたDF半田陸は「逆転勝ちできたことはすごく自信になりました」と手応え。右サイドバックが本職ながら、今季はインサイドのポジションを取る役割を担う。ビルドアップの際はボランチの位置まで入ってきて周りを動かし、機を見て自身もゴール前に顔を出した。

ダニエル・ポヤトス監督は「陸のポジションをなぜサイドバックと言われるのか疑問に思う。スペースがあって、そのスペースを使っている感覚。陸ならば中のスペースを使えると思っているので、そうしているだけ」と意図を説明。半田がピッチ中央を取ることでMFダワンを前線に押し出し、ダワンが下がってくれば半田が前に飛び出す。前半早々に半田が敵陣ゴール前まで詰めたシーンは、まさに狙い通りだった。

今後は空いた右サイドのスペースを突かれるリスクはある。だが右FWと右CBとの補完性をより強化しつつ、半田は「自陣ではシンプルにボールを失わないようにすること。敵陣で取られた後は近い選手が瞬時にアタックすること」と口にする。攻撃から守備へ、切り替えの速さと厳しさでスペースを使わせないように徹底する。試合をこなしながらチームの武器として確立していく。

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