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【叡王戦第4局】戦型は4局連続角換わり「広さ対堅さ」伊藤七段が穴熊 藤井叡王は右王で対抗

[ 2024年5月31日 10:18 ]

藤井聡太叡王(左)に伊藤匠七段が挑んだ叡王戦第4局(日本将棋連盟提供)
Photo By 提供写真

将棋の藤井聡太叡王(21)=王将を含む8冠=に伊藤匠七段(21)が挑む第9期叡王戦第4局は31日午前9時、千葉県柏市の柏の葉カンファレンスセンターで対局が始まり、戦型は先手伊藤の角換わり腰掛け銀になった。両者の対戦で角換わりは4局連続。4月7日開幕の叡王戦は全局角換わりで、「角換わりシリーズ」として両者の思惑が一致した形だ。

ここまでの対戦成績は伊藤の2勝1敗。伊藤が勝てば初タイトル、同時に藤井が20年のタイトル初挑戦から継続するタイトル戦の連続獲得記録22期がストップする。

その重要対局で伊藤が55手目、動きを見せた。9筋の香を一つ上がって穴熊への組み替えを目指した。対して藤井は王飛接近の右王。「堅さ対広さ」の好対照な構えでも、中盤以降の戦いが注目される展開になった。

午前10時のおやつは藤井がパラダイスマンゴープリン、水出しアイスティー、伊藤がエスプレッソコーヒー&チョコパフェ、水出しアイスティー。

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