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日テレ、「セクシー田中さん」受けて原作者と脚本家の間の早期契約、SNSの安全な運用を提言

[ 2024年5月31日 17:11 ]

日本テレビ社屋
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日本テレビは31日、昨年10月期放送の同局ドラマ「セクシー田中さん」原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死した問題について、「社内特別調査チーム」による調査結果を報告した。調査の中で、今後に向けた提言を明らかにした。

同局は、1原作者や脚本家等との信頼関係を構築するための方策、2ドラマ制作におけるトラブル回避のための方策、3制作/組織体制における諸課題の解決策、4相談窓口の活用の4つを打ち出した。

ドラマ制作におけるトラブル回避のための方策として、契約書の早期締結とSNSの利用における留意点の共有を提言した。

「セクシー田中さん」では、脚本家名のクレジットに関する問題が、その後のSNS投稿等につながった可能性があると指摘。原作者と脚本家の間で契約が締結されていなかったことが要因となった可能性があるとした。このことを踏まえ、「トラブルを極力回避するためにも、原作者及び脚本家との間で可能な限り早期に契約を締結する」と提言した。

また、SNS投稿が関係者間での軋轢や投稿内容に対する個人への誹謗中傷につながるリスクを指摘し、「SNSの利用に関して、台本にSNSの適切な利用について記載するなどして、SNSを安全に運用するよう努める」とした。

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