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上川隆也 現場を率いる木村拓哉は「車でいえばエンジンのような存在」木村は謙遜し全員で「一台の車体を」

[ 2024年4月18日 19:07 ]

上川隆也
Photo By スポニチ

木村拓哉(51)が18日、主演を務めるテレビ朝日「Believe ―君にかける橋―」(木曜後9・00)の都内で行われたキャスト登壇イベントに出席した。

この日初めて発表された木村の役どころは大手ゼネコンに所属する設計者・狩山陸。橋づくりに情熱を燃やす狩山が刑務所に収容されるという思わぬ困難に見舞われながらも、決してあきらめることなく、希望と再生の道を模索していくという物語。

共演の天海祐希(56)、竹内涼真(30)、小日向文世(70)、上川隆也(58)、斎藤工(42)、山本舞香(26)、一ノ瀬颯(26)が発表された。また、北大路欣也(81)はVTRでサプライズ出演。「今回は参加できずとても残念です。素晴らしい共演者の皆さんとともに頑張りたいと思います」と笑顔で語った。

豪華すぎるキャスト陣が集結し、木村は「僕は皆さんとそれぞれのシーンで共演させて頂いているんですけど、これだけの出演者の皆さんがそろってくださったので、どのシーンを撮るにしても自分のモチベーションが保たれている」と引き締まった表情。「皆様が演じてくださる役柄、シチュエーションによってその日の空気感も変わってくる。皆さんがいてくださるので、無駄な日が一日もない。無駄なカットが一つもない。現場が豊かです」と感謝した。

狩山陸(木村拓哉)が収容される国立刑務所の区長・林一夫を演じる上川は、同局「BG〜身辺警護人〜」以来の木村との共演。「木村さんと共演すると、何かとイベント大規模になる。今日は若干、緊張しております」と緊張気味。撮影現場では「朗らかに過ごさせて頂いています。木村さんの趣味の釣りの動画を拝見させて頂いたりしながら、凄い大物を釣り上げられている姿に惚れ惚れしております」と語った。

ドラマの主役を演じる役者を「車でいえばエンジンのような存在」と例え、「そのエンジンが力強いからこそ現場が本当に力強く前へ前へ、進んでいるなと実感しています」と木村への熱い思いを告白。

上川の思いを受け止めた木村は「エンジンだけがあっても走ることはできないので」と謙遜し、「現場も含め、スタッフ共演者含め全てで、一台の車体を作り上げて、皆さんのもとへ届けたいなと思っています」と意気込んだ。

木村の連続ドラマ主演は2023年のフジテレビ「風間公親―教場0―」以来1年ぶり。この1年間で、所属する旧ジャニーズ事務所は性加害問題を受け、社名が「SMILE―UP.」に変更。大手企業がCMで所属タレントの起用を見送るなどの騒動で揺れた。今作も影響を受け、一度固まっていた企画や物語の変更が余儀なくされ、放送関係者は「スケジュール的にはギリギリの中で動いています」と説明していた。

これまで美容師や検事にパイロットと、華やかな役を演じてきた木村。今回はわけあって刑務所に収容されてしまう設計士役。事務所も新たなスタートを切る中、自身も役者としての新境地を切り開く作品になりそうだ。

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