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斎藤工 木村拓哉主演ドラマで弁護士役「常に汗を...オイルをかけてもらう。レールのような気持ち」

[ 2024年4月18日 18:48 ]

斎藤工
Photo By スポニチ

木村拓哉(51)が18日、主演を務めるテレビ朝日「Believe ―君にかける橋―」(木曜後9・00)の都内で行われたキャスト登壇イベントに出席した。

この日初めて発表された木村の役どころは大手ゼネコンに所属する設計者・狩山陸。橋づくりに情熱を燃やす狩山が刑務所に収容されるという思わぬ困難に見舞われながらも、決して諦めることなく、希望と再生の道を模索していくという物語。

共演の天海祐希(56)、竹内涼真(30)、小日向文世(70)、上川隆也(58)、斎藤工(42)、山本舞香(26)、一ノ瀬颯(26)が発表された。また、北大路欣也(81)はVTRでサプライズ出演。「今回は参加できずとても残念です。素晴らしい共演者の皆さんとともに頑張りたいと思います」と笑顔で語った。

木村演じる狩山陸を弁護する弁護士・秋澤良人を演じる斎藤が、壇上に上がると立ち位置を間違え、竹内、木村とともに苦笑いを浮かべる場面も。

豪華すぎるキャスト陣が集結し、木村は「僕は皆さんとそれぞれのシーンで共演させて頂いているんですけど、これだけの出演者の皆さんがそろってくださったので、どのシーンを撮るにしても自分のモチベーションが保たれている」と引き締まった表情で語尾を強めた。

斎藤は役柄について「弁護士なんですけど常に汗をかいているので、"しずる感"のみを頼りに現場に立っている。オイルやスプレーを常にかけてもらう」という。現場のカメラレールはスベりをよくするためにオイルを使っているのだが、「そのレールと僕の首のオイルがつながっております」と明かすと、会場は大爆笑。「現場でオイルがなくなったら、"僕の首のオイルを使っていただけませんか"と。レールのような気持ちでこの作品に参加しています、斎藤工です」と自己紹介をし、再び会場を沸かせた。

過去にも木村と多数の共演があり、木村は「いつも役柄に"マジで本気で"」だと断言。

本ドラマで、刑務所に収容されている狩山陸(木村)と面会するシーンでは「(木村の)目を見たときに、なんか背筋がゾゾゾッとするような目をされてました。こちらに伝わるものがあって、鳥肌がたったのを印象的に覚えています」と木村のカリスマ性に感銘を受けたという。

木村も「割と今まで(斎藤と)ご一緒させて頂いている。今回は空気感、間合いが微妙なので、撮影中はベタベタしていない。でも、斜め下を見続ける斎藤工がいてくれるので、女性からしたらたまらない現場だと思いますよ。本番以外はちゃんと微笑んでます」と撮影の裏側を明かした。

木村の呼びかけに斎藤は「デフォルトがニヤニヤしている人間なので、あ、にこにこ...」と茶目っ気を交えながら「BGの時に、木村さんと僕にしかできないコミュニケーションができたので。ここでは発表できない会話を出来たという、関係性をへて、こういった絶妙な距離感で作品を作らせて頂くという。これまでの作品が積み重なった上にある気がしています」と仲の良さを伝えた。

木村の連続ドラマ主演は2023年のフジテレビ「風間公親―教場0―」以来1年ぶり。この1年間で、所属する旧ジャニーズ事務所は性加害問題を受け、社名が「SMILE―UP.」に変更。大手企業がCMで所属タレントの起用を見送るなどの騒動で揺れた。今作も影響を受け、一度固まっていた企画や物語の変更が余儀なくされ、放送関係者は「スケジュール的にはギリギリの中で動いています」と説明していた。

これまで美容師や検事にパイロットと、華やかな役を演じてきた木村。今回はわけあって刑務所に収容されてしまう設計士役。事務所も新たなスタートを切る中、自身も役者としての新境地を切り開く作品になりそうだ。

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