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田中みな実 女優業のポリシーは使命感「キャスティングしてくれた人の期待を裏切りたくない」

[ 2020年10月3日 20:26 ]

田中みな実
Photo By スポニチ

フリーアナウンサーの田中みな実(33)が3日、自身がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「田中みな実 あったかタイム」(土曜後6・30)で、仕事へのポリシーや、ジャッジについて語る一幕があった。

この日のゲスト、音楽プロデューサーでコラムニストのジェーン・スー氏から「何で我々は手裏剣を投げ合うみたいな、鋭いしゃべりになっちゃうんだろうね?」と問われた田中。これに対して「私の性質なのかしら...」としつつも、いつも攻撃的に挑むのではなく、時にはやわらかく届けたい気持ちがあり、目標となる人も作っているという。

「見た目もそうだけど、仕事においても誰か目標を作っているんですよ。例えば、カトパンっぽくやってみよう!小林麻耶さんっぽくやってみよう!とか。でもそれが近い先輩にはバレていて、『今日カトパンっぽくやったでしょう?』とか言われるんですけど」と、他人をまねすることから始まり、オリジナリティーになっていくと明かした。

今では女優としても活動しているが、もともと女優をやる発想すらなかったという。田中は「(女優活動を)広げていこうという気持ちは全くなくて。去年、深夜枠のドラマをやらせていただいたら次につながっていったという感じで、理想的ではあるんですけど」と回顧。「最初はやりたくなかったし、やれないと思った。直前までどう断ろうか?ずっと考えていたけど、主要メンバーに入ったからには『初めてなんです』は通用しないから。この客寄せパンダ一人のせいで作品全体のクオリティーが落ちたら困るから、その使命感とキャスティングしてくれた人の期待を裏切りたくないという一心で臨んだ」と打ち明けた。

与えられたものに全力投球してきた結果、今では女性の生き方の手本になり、とりわけ同性からの支持が高い。自身を振り返り、田中は「節目節目での潔さみたいなものが、ど〜んと出る瞬間があるんだなと感じています。イチかバチか」と、笑いながら語っていた。

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