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爆問・太田「罪を感じないまま死んでいくことは納得できない」新幹線殺傷事件判決に...

[ 2019年12月22日 11:20 ]

「爆笑問題」の太田光
Photo By スポニチ

お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(54)が22日、TBS「サンデー・ジャポン」(日曜前9・54)に生出演。東海道新幹線で昨年6月、乗客の男女3人が殺傷された事件の裁判員裁判で、殺人や殺人未遂の罪に問われた小島一朗被告(23)に横浜地裁小田原支部(佐脇有紀裁判長)が求刑通り無期懲役の判決を言い渡したことに言及した。

無期懲役が言い渡された小島被告は、佐脇裁判長が控訴についての説明を終え、自席に戻るよう促すと「控訴はいたしません。万歳三唱します」と発言。証言台の前で立ち上がり、両手を3回、高々と上げた。

この小島被告の行為に、太田は「ご遺族含めて我々世の中の気持ちを逆なでするようなことをあえてしているのならば、我々が怒ることも彼が望んでいることになっちゃう」とコメント。

また「オウム事件の麻原(彰晃=本名松本智津夫=元死刑囚)なんかは、結局精神的な治療を施さないまま、彼が何を考えていたのか分からないまま死刑になっちゃった。あの対応の仕方はどうなんだろうと思った」と指摘した上で「もうちょっと彼に何らかの治療を施して長い時間をかけて、自分がどれほどの罪を犯したのか。法律的じゃなくて、倫理的に人間の命がどれだけ重大なもので、どんだけ人を悲しませたのかっていうのを分からせるとこまでいって、大変なことをしてしまったんだって思うことが一番望ましいと思う」と主張した。

そして「ご遺族の方は分からないけど」と前置きし「俺としては、罪を感じないまま死んでいくことも、それはそれで納得できない」と持論を語っていた。

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