[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

「デスノート」ミュージカル主役に抜てきの甲斐翔真「200%、300%でやる」

[ 2019年12月22日 16:23 ]

「デスノート THE MUSICAL」の歌唱披露に登場した(左から)甲斐翔真、村井良大、高橋颯
Photo By スポニチ

来年1月に開幕するミュージカル「デスノート THE MUSICAL」の出演者による歌唱披露が22日、都内の稽古場で行われ、俳優の村井良大(31)、甲斐翔真(22) 歌手の高橋颯(21)が登場した。

主役の夜神月を演じる村井は、2015年からのオリジナルキャストを一新しての公演となったが「みなさんの『さあ、新キャストでの出来映えはどうなるんだ?』という視線のエネルギーをすごく感じます。それに負けないように、我々が2020年版の新しいデスノートを見せていきたい」と決意を語った。

一方、全国オーディション2416名の中から選ばれ、村井とのダブルキャストで夜神月役に抜擢された甲斐は、今回が初舞台。「すごいステージ、すごい演出、世界中から集まったすごいクリエイターで、世界で知られるこのミュージカルが作られています。そんな中、初めてのミュージカルにもかかわらず舞台の真ん中に立たせていただくわけですから、200%、300%でやっていかないと。死にそうになるぐらいの自分の緊迫感が、お客さんに伝われば」と、初々しく意気込んだ。

さらに報道陣から、役を演じる上で心掛けていることを聞かれると、「今回の演出家の栗山民也さんは『時代を投射することが演劇の意義だ』という考えの方。だから僕も日本の社会で起こっていることをちゃんと理解しておこうと、毎朝早めに稽古場に来て新聞を読んでいます。でもその姿を見た(共演者で15歳の)吉柳咲良ちゃんに、『お父さんみたい』って言われちゃって...。年齢的にはお兄ちゃんなのに」と嘆いていた。

また、天才探偵のエルを演じる高橋は、本番衣装さながらに裸足にジーンズで普段の稽古にも臨んでいるという入れ込みぶり。「ミュージカル版の初演、再演では小池徹平さんが演じた役。それを僕がやるのはとてつもないプレッシャーですが、楽しくやっています。大切に稽古を積んで、本番を迎えたい」と、来年の開幕を見据えていた。

同ミュージカルは東京建物Brillia HALLのこけら落としシリーズ作品として、来年1月20日から2月9日まで上演される。

続きを表示

芸能の2019年12月22日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /