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【侍ジャパン】痛手...左脇腹負傷したカブス・鈴木誠也の出場辞退を発表 代替選手は未定

[ 2023年2月28日 12:20 ]

カブス・鈴木誠也(AP)
Photo By AP

3月の第5回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場する侍ジャパンは28日、カブス・鈴木誠也外野手のWBC出場辞退を発表した。鈴木誠は25日(日本時間26日)、出場を予定していたジャイアンツとのオープン戦(アリゾナ州・メサ)を左脇腹の張りで取りやめ精密検査を受けていた。代替選手は未定。

鈴木は25日(日本時間26日)に「4番・右翼」でジャイアンツとのオープン戦に出場予定だったが、左脇腹の張りを訴え試合前のフリー打撃を途中で取りやめた。27日(日本時間28日)もチーム練習には参加せず、張りを訴えた左脇腹の治療に努めた。

本拠地でのインディアンスとのオープン戦を前にデービッド・ロス監督は「昨日撮影した画像を今日、医師陣が見ている」と説明。前日は日曜日だったため診断結果が得られなかったことを明かし、WBCの出場可否については「結果が出次第、彼と話しみんなにとって何がベストなのか。何らかの決断を下すつもりだ」と話していた。

鈴木は17年のWBC、19年のプレミア12、21年の東京五輪と国際大会の経験が豊富。計18試合で打率・305、4本塁打と勝負強い打撃でけん引してきた。大会MVPに輝いたプレミア12と、東京五輪では全試合で4番を務め、ともに世界一に導いた。このオフには10キロ増量して、自身最重量の体重106キロにパワーアップした。今大会は4番村上の前後で支えるクリーンアップの一角を託されると見られていただけに、世界一奪回を目指す日本代表にとって大きな痛手となった。

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