[画像:全国で約15万人の方が在宅酸素療法をおこなっています。]
全国で約15万人の方が在宅酸素療法をおこなっています。
酸素は生体内で生命維持に必要なエネルギー代謝に利用されています。
しかし、呼吸器系の病気では慢性的に血液中の酸素が不足する場合があります。
酸素吸入によって、酸素不足による身体機能の低下を改善します。
[画像:歩行距離の延長や生活行動範囲が拡大]息切れが軽減し、歩行距離の延長や生活行動範囲の拡大が可能になります。
[画像:心不全への進行を防ぐ]肺や心臓への負担を軽減し、心不全への進行を防ぎます。
[画像:睡眠中の酸素不足を改善]睡眠中の酸素不足を改善します。
[画像:頭痛、イライラ、注意力低下、記憶力低下などの症状を改善]頭痛、イライラ、注意力低下、記憶力低下などの症状を改善します。
[画像:寿命の延長が期待]寿命の延長が期待できます。
[画像:社会復帰が目指せる]生活の質(Quality of Life : QOL)が改善し、社会復帰が目指せます。
医師による診察・検査・診断
在宅酸素療法の適応を確認します。
酸素療法の処方決定
酸素流量・吸入時間を決定し、患者さんやご家族に使い方や注意点などを理解していただきます。
酸素供給機器の設置・導入
機器の選定・発注をし、患者さん宅へ設置します。
定期検診
月に1 回以上、外来受診または往診で導入後の状況を確認します。
在宅酸素療法(在宅人工呼吸療法)は医師が処方します。基準を満たせば健康保険が適用されるため、自己負担分の費用で治療を受けることができます(巻末に参考資料を掲載)。
高額療養費制度や高額介護合算療養費制度などの医療費助成制度があります。
詳しくは医師・市町村などの窓口へお問い合わせください。