COPD治療においては、軽症から重症の方まで、運動療法が推奨されています。散歩や家事など、どのようなことでもよいので、普段の暮らしの中で体を動かすことが大切です。
息苦しさや体力低下によって、体を動かすことが難しくなってきている場合は、この冊子で紹介するトレーニングを続けましょう。運動の種類や方法を具体的に紹介しているので、ご自身に合った目標を設定したうえで、実践できます。
なお、症状によって、運動の構成は異なります。重症の方や、他の病気を合併されている患者さんによっては運動に注意が必要な場合もありますので、自己判断で行わず、医師とよく相談しましょう。
運動療法で息切れを楽にし、皆さんの日常生活を広げ、より豊かな毎日を送ってください。