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日本オペレーションズ・リサーチ学会50年の歩み
草創期(1962〜1971)北海道支部活動の資料
OR学会フェローの4氏
まとめ
歴代支部長の就任
OR学会の開催
学会賞受賞者
シンポジウムの開催
RAMP(数理計画法特設研究部会)シンポジウムの開催
OR企業サロンの開催
研究会・講演会(平成7〜18年度)
その他の特記事項
OR学会北海道支部長(北海道大学大学院経済学研究科)
赴任当時,支部運営委員会にも属していなかったためか,第11代支部長をされていた三須敏弘氏(北海道電力)との面識の有無についてはまったく記憶がない.赴任後,支部活動に運営委員会の一員として本格的に係わり始めたのは,伊藤幸彦氏(北海道電力)が第12代支部長に就任されて以降のことである.北海道電力と北海道支部との密接な関係は,支部創立35周年を経て,平成10年(1998年)に第17代支部長・戸井田弘氏(北海道電力)が退任されるまで続いたが,現在は,支部活動へのご協力は相変わらずに賜っているものの,残念ながら当時とは比べようもない.その理由はそれほど定かではないが,ちょうどその頃から,ORという学問の位置付けと支部会員の構成が大きく変化してきたことに起因していると考えられる.本資料にある若林信夫先生が執筆された「日本OR学会北海道支部の歴史」にお名前が挙げられている支部会員の方々は,ORの理論家というよりは実務や工学への応用に携わっていた方ばかりであり,世代交代によって,実務家とのリンクが細くなってきていることがうかがわれる.若林先生や支部発足に関わる多くの方々がすでに故人となられていることは本当に寂しい限りである.また,私自身も含めて,理論だけでORの世界が完結してしまっている,あるいは実務との架け橋を自力では見出せない支部会員の比率が高くなってきている.本来,この架け橋となるべきは支部の役割であるが,努力はしているものの,有効な方法を見つけられないまま,団塊世代の大量退職の時代を迎えているのが現状である.今後,何らかの方法を見つけられない限り,実務からの乖離は益々加速することが予見される.
私が支部長に就任した平成17年(2005年)は,本部から支部への予算配当方式が大きく変更され,支部運営にとって大きな転機となる年であった.すなわち,大量の繰越金を残している会計上不健全な状況を改善するため,支部予算を一律に削減し,この結果生み出された資金を原資に,支部事業費を支部間の競争的資金として活用する制度変更である.2年間の経過措置を経て,平成19年(2007年)度からは新方式が完全実施されることになる.この方式が研究普及委員会から理事会を経て支部長会議に提案された当時は,地方分権と逆行するいわば中央集権的な新方式の導入に強く反発していた私だったが,実際に新方式の下で支部運営を2年間行ってきた経験からは,必ずしも悪いことばかりではないという印象をもっている.実際,支部繰越金を消化しなければ本部に返還させられるというプレッシャーの下で開催した平成17年度支部事業「北海道観光とOR」シンポジウムは,60人を超える久々の盛況であった.また,同様の軋轢の下で開催された平成18年度支部事業の金融工学シンポジウム「Toward OR-oriented Finance」も他の研究資金の活用という新しいスタイルを支部活動にもたらすに至った.こうした支部活動の活性化は,支部会員にとっては好ましいことであるが,支部執行部にとっては大きな負担増となって跳ね返ってきている.北海道支部を始めとして,九州支部と東北支部のような会員規模の小さな支部にとっては,今後この負担増に如何に耐えていくかが大問題となる.とりわけ,6年周期で回ってくる学会研究発表会開催年とその前年度の支部長の役割は重要になるだろう.
会員数の減少と支部負担の増加という難局をどう乗り切るかが,今後の支部運営の最大の課題である.恐らく何の手も打たないまま過ごすことになれば,支部の存続は危うくなり,10年後に北海道支部が単独で存在している保証はない.支部創立50周年は辛うじて迎えられたとしても,その後は「北海道・東北支部」への再編ということも有り得ない話ではない.結局,この難局の克服には,ORそのものの魅力を高め,その結果として会員を増やしていくこと以外に特効薬はないように思える.いつまでも下を向いていても仕方がない.ORの明日を信じて進むことにしよう.
(平成19年2月7日,雪まつりの札幌にて)
草創期(1962〜1971)
OR学会フェローの4氏
まとめ
「横山さんは,... OR学会の北海道支部を作るので協力して欲しいとの声を,私にもかけて下さった.初代支部長には,北大ではORを研究している教授がいないので,当時,小樽商大の教授であった古瀬大六先生にお願いすることにした.」
(日本OR学会北海道支部編,北海道のOR,(1998),「OR学会北海道支部設立の思い出」,p.8)
と書かれている.横山さんとは,横山勝義氏(長年,国鉄の後,川崎重工業)のことである.横山氏は,昭和57,58年度のOR学会会長を勤められ,今日のOR学会の発展に貢献したが,残念ながら,昭和63(1988)年6月7日に72歳で逝去されている.「オペレーションズ・リサーチ」1990年6月号に「横山勝義さんを憶う」(矢部
眞)があるが,それによると,昭和39年2月から昭和41年10月まで日本国有鉄道常務理事・北海道支社長をされている.北海道支部長は昭和40,41年度,勤められている.その頃,横山勝義編「輸送・運搬におけるOR技法」(培風館,
1964)を出版している.これは,経営科学シリーズの8巻目にあたり,その第一章を執筆している.また,「オペレーションズ・リサーチの実例」(共立出版)を共著で出されている.
横山氏について,浅利氏は,
彼は古き善き時代の公僕精神と Noblesse Oblige を持つ,視野の広い,国士的人物であった.氏の特徴は,率先垂範にあり,国鉄道支部内にORグループを作って支社管内の問題に対する傍ら,他の公共企業体から同志を募り,公的に周知を動員して諸問題の解決策を探り,また,公共企業共通の課題を議論するという,大変な政治力を発揮した.
という.
古瀬大六先生は,筆者の恩師である.その名前の通り,大正六(1917)年金沢に生まれ,ご健在である.昭和15年東京商大を卒業後,東京芝浦電気,兵役を勤めた後,昭和25(1950)年
から昭和48年まで小樽商科大学で研究,教育,大学行政に貢献された.管理科学科を創設し,その後の日本の商学系学部におけるORの教育研究の基礎を築いた.
アメリカのケース工科大学で在外研究,昭和36年に一橋大学より,「分権的管理の数学的理論」により商学博士を授与している.小樽商大の後は,横浜国立大学経営学部を経て,東北大学経済学部で停年となり,南山大学経営学部を昭和63年に定年退職されている.
学術上最も重要な論文は,昭和31年1月,Econometrica(エコノメトリカ)誌に発表された"Solutions of
Saddle Value Problems by Differential Equations"であり,著書も,「数理計画法I」(共立出版,1970),「生産の経済学」(春秋社,1964),「21世紀人間主義の発見」(日本経営出版会,1970)「分権的管理の基礎理論」(日本経営出版会,1969)など多数ある.
日本OR学会においても支部長を初代と3代の2回,理事,評議員,副会長の責を全うし,昭和62(1987)年フェローに選出され,1996年,勲三等瑞宝章の叙勲を得ている.
その人柄については,山下和美(娘さん)のコミック,「天才柳沢教授の生活」(講談社,全14巻) のモデルになっている通りである.
第4代(1970,71年度)は高橋浩一郎氏である.筆者は高橋氏を気象庁長官として記憶に残っているが,「オペレーションズ・リサーチ」1991年11月号で鈴木栄一氏の「高橋浩一郎先生を偲ぶ」や,「天気」1991年12月号での朝倉正氏の「高橋浩一郎名誉会員のご逝去を悼む」によると,1991年8月21日に78歳で亡くなっている.東大卒業後,約38年間,気象界で活躍をされ,その後は,筑波大学地球科学系教授として後進の指導をされた.定年後も日本気象学会で研究発表をされ,1991年9月の大会にも発表を申し込んでいたそうである.
研究分野は,主として,天気予報論,長期予報,気象統計であったが,最後は地球環境論に幅を広げ,NHKブックスから「21世紀の地球環境」(1987,
日本放送出版協会)を出版されている.
1956年のオペレーションズ・リサーチ第1巻に執筆されているように,OR学会の設立前からOR学会の基礎を築き,最初の評議員であった.昭和43年札幌管区気象台長として北海道に赴任後,北海道支部の支部長として寄与された.1985年,フェローに選出されている.
上記の朝倉氏から引用する.
札幌時代は部下を連れて夜は薄野の探訪を楽しまれた....俳句を始め,宴会では,即興で割箸入れの紙に俳句を作り,嬉しそうに披露された姿は忘れられない.「俳諧お天気日記」を自費出版され,「身にしみる妻なき後の秋の風」と付記されている.
藤原賞,勲二等瑞宝賞を受賞している.
北海道電力の戸田一夫氏,
北海道大学の教育学部の司馬正次氏,
北海道大学の五十嵐日出夫氏,
東海大学工学部札幌校舎の浅利 英吉氏
である.
戸田 一夫氏は,大正11年生まれ,東京工業大学電気工学科を卒業後,北海道電力の電子計算から原子力発電,社長,会長の重要なポストを勤められた.現在,北海道の産業復興の牽引者として活躍されている.
戸田氏は,北海道支部の創設時に毎月行なわれたOR研究会の幹事も勤められた.支部長こそされなかったが,全国の支部がそうであるように,事務局や支部長を北海道電力から提供されることに対して,協力を惜しまなかった.
平成2年の全国大会では,OR と環境問題,平成8年の支部発足35周年記念では,ORの産業クラスター問題への適用の講演を行なっている.平成元年OR学会フェローに選出された.
司馬正次氏は,東京大学農学部水産学科出身ではあるが,大学院を大石泰彦門下で,労働経済学を専攻された.昭和36年,北海道大学教育学部,産業教育計画研究施設で講師,助教授を研究教育に当たっていた.大変バイタリティがあり,学会支部の懇親会ではいつも豊富なユーモアで話の中心にあった.昭和51年,筑波大学に転じ,欧米でも重要な貢献をされている.現在は,常盤大学国際学部長の傍ら,上武大学大学院で人的資源管理論を教授されている.司馬氏は,平成11年
フェローに選出されている.氏の紹介から,
司馬氏は,現実の経営問題,しかも,人事,労務,労働など計量化しにくい領域のOR的分析に取り組み,多くの世界的な業績をあげられた.また,OR, QCなどの科学的問題解決法を産業,社会の中に普及定着させていく領域で,理論・実践面で多くの功績をあげてこられた.そのひとつは,ハンガリー産業省のもとでのTQM導入で,IIASA-司馬賞として現在まで続いている.また,...米国の活動では,... 企業と大学の相互学習のネットワーク作りに成功され,米国産業の再活性化に大きく貢献したと評価されている.
五十嵐日出夫氏は,北大卒業後,北海道開発局勤務を経て,北海道大学工学部で港湾,土木,交通計画の分野で研究教育に当たられ,「土木計画数理」(朝倉書店,1976)を出版された.また,現在のOR学会北海道支部の中堅的な会員を輩出されている.第13代の北海道支部長を勤められ,平成2年春季研究発表会(北海道自動車短大)を成功された.現在,北海学園大学工学部で教授されている他,北海道の行政を支援する各種の審議会で活躍されている.平成11年度のフェローに選出されている.
浅利 英吉氏は,昭和4年生まれ,陸軍兵器学校の出身で,電気通信省,電電公社,北海道電気通信極経営調査室から 昭和44(1969)年,東海大学札幌校舎・工学部通信工学科に転じ,研究教育に定年(1990)まで当たられた.昭和48年から約25年間,小樽商科大学で非常勤でOR教育に当たられた.線形計画法,待ち行列,需要予測など講義されたが,戦時体験を盛り込まれたとお聞きする.冷害対策,電磁波を利用した気象予測などについてOR学会の研究発表会でいつも注目されていた.ご自身のお書きになった「私のOR実践記録
1962--1998」(「北海道のOR」,pp.13--16.)はお人柄をよく表している.平成7年フェローに選出された.
浅利氏の業績について「オペレーションズ・リサーチ」1995年9月号から引用すると,
浅利氏は,電子工学の分野を出発点として,研究・実践の活動を始められ,次第に,その領域を拡げ,「マイクロ波通信網の主要消耗材の保全問題」,「公衆電話の設置条件と利用度数の多変量解析による研究」,
「業務上交通事故防止のための冬期安全運転技術の開発」,「自動電話化改築プロジェクト」,「気象情報市場調査」,「選挙における逐次開票に基づく予測」,「北海道稲作冷害対策の研究」,「物流基地設置問題」,「スキー場無線情報システム研究」等の多岐にわたる実際的問題にORを活用,大きな成果を納めてこられた.
まとめ
北海道支部の草創期の歴史について,登場人物中心に述べてきた.企業の社史であれば成果中心になろうが,様々な分野の研究者やORワーカーの集まりである支部では特定の成果を追求していない.支部創設当時は,月1回の研究会が持たれたようであるが,次第に会員数が増え,会員の異動があり,年1,2回の総会に集まって互いの近況を語り合うという期間が続いた.会員数も80名を超えている.総会には,OR
の性質上,文科系も理科系も,老若問わず,また,産学官を問わず集まって情報を交換することができるのは素晴らしいことである.
もちろん,その間には6年に一度回ってくる北海道での研究発表会があり,札幌近辺のOR学会員が総動員で大会を成功させるべく試練を乗り越えてきた.
支部創設35年を契機にローカルな支部活動からグローバルな活動が始まった.1999年7月,オーストラリアのOR学会と合同の研究発表会がゴールドコーストのANAホテルで盛大に開催され,2000
年には札幌で第2回目を開催予定である.第17代支部長の大内 東氏(北海道大学)と山口 忠氏(室蘭工業大学)の貢献である.
日本OR学会のフェローには,これまで,第5代支部長三浦良一教授(1984年選出,北海道大学),第6代支部長加地 郁夫教授(1992年選出,北海道大学),第10代支部長沼田
久教授(2000年選出,小樽商科大学),第14代支部長関口恭毅教授(1997年選出,北海道大学),第16代支部長若林信夫(1998年選出,小樽商科大学)のほか学会文献賞(1991)を受けた木村俊一教授(1999年選出,北海道大学)がいる.
支部には顧問をおいており,今まで引用されていない会員に河口至商教授(北海道大学)がいる.
最後に, 前述したように,OR学会北海道支部は,北海道電力(株)の情報システム系の部署から支部長並びに事務局の支援をいただいてきた.このことについても謝意を表し,強調しておかなければならない.(2000/4)
歴代支部長の就任
学会賞受賞者
OR学会の開催
シンポジウムの開催
RAMP(数理計画法特設研究部会)シンポジウムの開催
OR企業サロンの開催
研究会・講演会(平成7〜18年度)
その他の特記事項
日本OR学会北海道支部は,昭和38年(1963)5月13日に初代支部長古瀬大六のもとに十数人で発足した.平成9年(1997)11月11日,支部発足35周年記念行事を札幌市ガーデンパレスホテルで挙行し,平成10年11月,「北海道のOR」を刊行した.
第2回(1987年)事例研究奨励賞(ソフトウェア部門)
受賞者: 大柳俊夫(北海道大学)
テーマ: LP Calculator
第7回(1992年)事例研究奨励賞(ソフトウェア部門)
受賞者: 関口恭毅(北海道大学)
テーマ: CAMP:順序づけ分枝限定アルゴリズム設計支援システム
平成8年度第1回講演会(平成8年11月22日)
場所: 北海道電力 会議室
講師: 行方常幸(小樽商科大学・教授) 「Pairwise-Bargained Consistencyと特性関数形協力ゲームの解」
平成8年度第2回講演会(平成9年1月9日)
場所: 北海道電力�� 北二条クラブ会議室
講師: 長谷川 淳(北海道大学・教授) 「電力システム技術の新潮流」
平成9年度第1回研究会(平成9年5月28日)
場所: 北海道大学 情報工学科会議室
講師:
�@ 加地太一(小樽商科大学・助教授) 「無閉路有効グラフの最適系列分割問題の解法」
�A 鈴木恵二(北海道大学・助教授) 「Filtering-GAの構築とその応用」
平成9年度第2回研究会(平成9年6月25日)
場所: 北海道大学 情報工学科会議室
講師:
�@ 山本雅人(北海道大学・助手) 「DNA分子計算に基づく組合せ問題の解法」
�A 足達健夫(専修大学北海道短期大学) 「地域間親和度を用いた都市軸の数量的把握」
平成9年度第3回研究会(平成9年9月25日)
場所: 北海道大学 情報工学科会議室
講師: 木村俊一(北海道大学・教授) 「Diffusion Models for Queues in Computer/Communication
Systems: A Review」
平成9年度第4回研究会(平成9年10月27日)
場所: 北海道大学 情報工学科会議室
講師:
�@ 南 正昭(山口大学・助手) 「途絶の発生を考慮した道路ネットワークの冗長設計について」
�A 川村秀憲(北海道大学・M2) 「マルチエージェントシステムによる配送経路問題の解法」
平成9年度第5回研究会(平成10年2月4日)
場所: 北海道大学 情報工学科会議室
講師: 瀬尾英生(北海道産業クラスター創造研究会) 「北海道産業クラスター創造アクションプランについて」
平成9年度第1回講演会(平成9年8月11日)
場所: 北海道大学 情報工学科会議室
講師: L. Foulds(University of Waikato・Professor) 「Integer Programming
Approaches to Facilities Layout Models with Forbidden Areas」
平成9年度第2回講演会(平成9年12月19日)
場所: 北海道電力�� 北二条クラブ会議室
講師: 木島正明(東京都立大学・教授) 「マルコフ連鎖とその応用」
平成10年度研究会(平成11年2月5日)
場所: 北海道大学 情報工学科会議室
講師: 木瀬 洋(京都工芸繊維大学・教授) 「物流最適化におけるビークルスケジューリング」
平成10年度第1回講演会(平成10年10月1日)
場所: 北海道大学 情報工学科会議室
講師: E. Kozan(クイーンズランド工科大学・講師) 「ORの実際的応用−トラック生産工場における資材処理システムの効率化−」
平成10年度第2回講演会(平成10年12月8日)
場所: 北海道電力�� 北二条クラブ会議室
講師: 時永祥三(九州大学・教授) 「フラクタル時系列の性質とその応用−株価予測の事例」
平成10年度第3回講演会(平成11年2月12日)
場所: 北海道大学 情報工学科会議室
講師: 星野 聖(琉球大学) 「舞踊動作の創造と獲得における脳の計算過程」
平成11年度研究会(平成11年6月11日)
場所: 北海道工業大学
講師: 塩谷浩之(北海道大学) 「ボルツマンマシンと擬距離最小規準について」
平成11年度第1回講演会(平成11年5月28日)
場所: 北海道大学 情報工学科会議室
講師: W.S. Perriman(Curtin University of Technology・Adjunct Professor)
「The Probabilities of Forensic Identification using DNA Profiles
and the "O.J. Simpson Trial」
平成11年度第2回講演会(平成11年8月2日)
場所: 北海道電力�� 北二条クラブ会議室
講師: T.S.H. Driessen(University of Twente・Assistant Professor) 「A
Survey about Solutions for Cooperative TU-Games」
平成11年度第3回講演会(平成11年9月18日)
場所: 北海道大学 情報工学科会議室
講師: A. Higgins(CRC for Sustainable Sugar Production CSIRO Tropical
Agriculture) 「Solving an Extension of a Generalized Assignment
Problem Found in Sugar Cane Harvest Scheduling: A Dynamic Tabu
Search Approach」
平成11年度第4回講演会(平成11年10月5日)
場所: 北海道大学 情報工学科会議室
講師: 生天目 章(防衛大学校・教授) 「エージェント指向シミュレーション」
平成12年度第1回講演会(平成12年5月26日)
場所: 北海道大学 情報エレクトロニクス棟
講師: 塩沢由典(大阪市立大学・教授) 「社会科学の方法としての複雑系」
平成12年度第2回講演会(平成12年6月22日)
場所: 北海道大学 情報工学科会議室
講師: 平野耕一(University of Liverpool) 「内部発展モデルを使って経験世界にもぐりこむ:マクロ経済系の場合」
平成12年度第3回講演会(平成12年10月26日)
場所: 北海道大学 情報エレクトロニクス棟
講師: 大見忠弘(東北大学・教授) 「ベンチャー企業創出−大学の特許を基盤として−」
平成12年度第4回講演会(平成13年1月12日)
場所: 北海道大学 情報エレクトロニクス棟
講師: 荻谷昌巳(東京大学・教授) 「分子計算から分子プログラミングへ」
平成13年度第1回講演会(平成13年5月11日)
場所: 北海道大学 情報エレクトロニクス新棟
講師: C. Basnet(University of Waikato・Professor) 「A Manpower Planning
Decision Support System for MQM Meat Services, and Some Topics
of Recent Scheduling Problems」
平成13年度第2回講演会(平成13年7月12日)
場所: 北海道大学 情報エレクトロニクス新棟
講師: 田村雄司(北海道新聞) 「北海道観光に明日はあるか」
平成13年度第3回講演会(平成13年2月5日)
場所: 北海道大学 情報エレクトロニクス新棟
講師: 坂本健作(東京大学) 「分子は計算をするか?−DNA/分子コンピューター」
平成14年度第1回講演会(平成15年1月22日)
場所: 北海道大学 情報エレクトロニクス系総合棟
講師: 加地太一(小樽商科大学・助教授) 「メタヒュースティックスの基本的考え方とそれに対する確率論的解析のアプローチ」
平成14年度第2回講演会(平成15年2月4日)
場所: 北海道大学 情報エレクトロニクス系総合棟
講師: T. Lux(University of Kiel・Professor) 「Multi-Agent Models
of Financial Markets and the Stylized Facts」
平成15年度第1回講演会(平成15年3月24日)
場所: 北海道大学
講師: 赤嶺有平
平成15年度第2回講演会(平成15年6月27日)
場所: 北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟
講師:
�@ Y. Kabanov(University of Franche-Comte・Professor) 「Risky investments
in insurance business are dangerous」
�A 内田善彦(日本銀行金融研究所) 「モンテカルロ法によるプライシングとリスク量の算出について」
平成15年度第3回講演会(平成15年7月18日)
場所: 北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟
講師: 海生直人(広島修道大学・教授) 「Availability Models with Age-Dependent
Checkpointing」
平成15年度第4回講演会(平成16年2月4日)
場所: 北海道電力�� 北二条クラブ会議室
講師: 岸 邦宏(北海道大学・助教授) 「貨物輸送時間を考慮した商品価値の算出モデルに関する研究」
平成16年度第1回講演会(平成16年6月11日)
場所: 北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟
講師:
�@ 芝田隆志(横浜国立大学・講師) 「リアル・オプション基本モデルの仮定に関する考察」
�A 今井俊夫(大和総研) 「債券市場におけるリスクプレミアムの分解」
平成16年度第2回講演会(平成17年1月8日)
場所: 北海道電力�� 北二条クラブ会議室
講師:
�@ 住吉広行(松本大学短期大学部・教授) 「地球益最大化とエコ・ツーリズム」
�A 石井博昭(大阪大学・教授) 「数理的評価方法とその応用」
�B 長江剛志(神戸大学・助手) 「リアル・オプション理論を活用したプロジェクトのマネジメントと評価−有料道路事業を例として−」
平成17年度研究会(平成17年9月2日)
場所: 北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟
講師:
�@ 木本隆盛(北海道大学・D1) 「EMアルゴリズムを用いたボラティリティの出来高の予測について」
�A 菊地一哲(北海道大学・M1) 「数値的ラプラス逆変換によるアメリカ型変動ストライク・ルックバック・オプションの価格評価」
平成17年度講演会(平成18年1月31日)
場所: 北海道電力�� 北二条クラブ会議室
講師: 大西匡光(大阪大学・教授) 「あるエキゾチックな金利デリバティブの価格付けに
ついて」
平成17年度シンポジウム「北海道観光とOR」(平成17年10月6日)
場所: 小樽商科大学 札幌サテライト
講師:
�@ 寺崎竜雄(日本交通公社・市場調査室長) 「観光統計の現状および観光政策評価モデルの一例」
�A 三浦英俊(明海大学・助教授) 「ハフモデルを用いた交通インフラ整備が観光流動に与える影響分析」
�B 大内 東(北海道大学・教授) 「観光情報学 −観光と情報のシナジー−」
平成18年度研究会(平成18年7月7日)
場所: 北海道電力�� 北二条クラブ会議室
講師:
�@ 石井利昌(小樽商科大学・助教授) 「連結度要求を持つネットワーク構成問題」
�A 加地太一(小樽商科大学・教授) 「ヒューリスティック手法に対する評価と分析」
平成18年度講演会(平成18年12月2日)
場所: 北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟
講師: 大澤義明(筑波大学・教授) 「OR手法を用いた都市景観分析」
平成18年度シンポジウム(平成18年9月16日〜17日)
場所: 北海道大学 学術交流会館講堂
講師: 澤木勝茂他12名
その他の特記事項
1. 平成9年(1997年)11月11日,札幌市ガーデンパレスホテルにおいて,支部発足35周年記念行事挙行
2. 平成10年(1998年)11月,「北海道のOR」刊行(佐藤馨一編集委員長)
3. 平成11年(1999年)7月4日〜7日,オーストラリア・ゴールドコーストにおいて,オーストラリアOR学会クイーンズランド支部と北海道支部の合同研究会開催(大内
東/Erhan Kozan実行委員長)
4. 平成12年(2000年)6月26日〜28日,北海道電力�竃k二条クラブにおいて,第2回オーストラリアOR学会クイーンズランド支部と北海道支部の合同研究会開催(大内
東/Erhan Kozan実行委員長)
5. 「統合オペレーション」特別研究プロジェクト特設G1研究グループの活動(平成12〜14年度)