上田惇生

社会を持たない大衆には失うものがない今日では失うべきイズムもない

2012年6月4日

社会を持たない大衆には失うものがない今日では失うべきイズムもない

産業革命によって生産力は増大した。自由に経済活動を行なえば豊かになるとのご託宣もあった。その資本主義が約束を果たせなかったとき、今度は、生産手段を労働者の手に渡すならば、さすがの難問もついに解決するとされた。

事業の定義が陳腐化するとどのようにマネジメントしても事業は左前になる

2012年5月28日

事業の定義が陳腐化するとどのようにマネジメントしても事業は左前になる

難攻不落に見えた組織が、これほどまでに危機に見舞われるようになったのは、マネジメントの方法が急に下手になったからではない。単に、これまでの事業が時代遅れの間違ったものになったにすぎない。

「なぜドラッカーは愛されるのか?」5年かけて高校を卒業し、大学1年生になった著者がはじめて出会ったのは『現代の経営』だった。

2012年5月21日

「なぜドラッカーは愛されるのか?」5年かけて高校を卒業し、大学1年生になった著者がはじめて出会ったのは『現代の経営』だった。

ドラッカーを読みたいけど、何から読んだらいいかわからない。そんな多くの声に応えるべく、ドラッカー作品の多くを翻訳してきた訳者の上田惇生さんが、「ドラッカーの完全ブックガイド」をまとめた。ドラッカー本人を最もよく知る日本人の目に映っ...

マネジメントは学ぶことができるしかし、あとからでは学ぶことのできないものがある

2012年5月7日

マネジメントは学ぶことができるしかし、あとからでは学ぶことのできないものがある

マネジメントにできなければならないことは学ぶことができる。しかし、学ぶことのできない資質、後天的に獲得することのできない資質、始めから身につけていなければならない資質が1つだけある。

不況期にも人的資源を維持し生産性を向上させ続ける企業は必ずや成長の機会に出会う

2012年4月16日

不況期にも人的資源を維持し生産性を向上させ続ける企業は必ずや成長の機会に出会う

不況期にあって、あるいは不況期のあと、衰退していく企業が少なくない。しかも、世は、好況を取り戻したというのに、昔日の面影を取り戻せない。これこそ、経営者の責任である。

マーケティングの理想は販売を不要にすることである

2012年3月14日

マーケティングの理想は販売を不要にすることである

マーケティングは販売を不要にする。「ああ、これが欲しかった」と思い、顧客自ら財布の口を開く。そのような状態をつくるには、顧客が何を欲しているか、望んでいるか、何に価値を認めるかを知らなければならない。ドラッカーはまず「顧客に聞け」...

最も有名な名言「顧客の創造」をどう理解し、実践するか

2012年3月13日

最も有名な名言「顧客の創造」をどう理解し、実践するか

「顧客の創造」は、ドラッカー教授の至言のなかでも、最も有名な言葉である。では、あなたの事業の顧客は誰か。もちろん、おわかりかと思う。しかし事業の現在、そして未来を考えていくうえで、本当にそれでよいのだろうか? ドラッカーは、「わか...

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