藤田康人

インテグレート代表取締役CEO

味の素株式会社を経て、ザイロフィンファーイースト社(現ダニスコジャパン)の設立に参画。キシリトール・ブームを仕掛け、キシリトール製品市場をゼロから2000億円規模へと成長させた。2007年5月、IMC(統合型マーケティング)プランニングを実践する、マーケティングエージェンシー 株式会社インテグレートを設立、代表取締役CEOに就任。現在ヘルステック領域及び食品、保険などのウェルビーイング関連業界の多数の企業のコンサルティングを手掛けている。著書に『ウェルビーイングビジネスの教科書』(アスコム)、『カスタマーセントリック思考』、『THE REAL MARKETING―売れ続ける仕組みの本質』(共に宣伝会議)など。

食物繊維ブームが10年後にまた戻って来たわけ

2015年3月30日

食物繊維ブームが10年後にまた戻って来たわけ

しろまるしろまるに効く」といった機能性表示が解禁されることで、健康食品などの売り上げが拡大するのではという期待が持たれているが、どうだろうか。著者が10年前に仕掛けた食物繊維入り食品のプロモーションの際に分かったことを振り返り、検証してみる。

相次ぐ食品への異物混入報道でソーシャルメディアの功罪を考えた

2015年1月19日

相次ぐ食品への異物混入報道でソーシャルメディアの功罪を考えた

食品への異物混入が相次いで報道されるなか、製造元が混入の事実を知り得る前にソーシャルメディアで「証拠写真」が出回るケースが生じている。こうした思わぬ形で「事実公表」がなされる事態に、企業はブランドをどう守ればよいのか。新たなリスク...

アナ雪・妖怪ウォッチ・USJハリポタ......2014年のヒット作はどこがすごいのか

2014年12月15日

アナ雪・妖怪ウォッチ・USJハリポタ......2014年のヒット作はどこがすごいのか

アナ雪・妖怪ウォッチ・USJハリポタ...今年のヒット作品に共通するファクターを著者が分析。モノが売れない時代に売れる商品を生むには何が必要なのか。人の気持ちが「買いたい」に変わるポイントを検証してみる。

大人の定番ドラマの時間に放送している『ごめんね青春!』は、それでも若者に支持されている

2014年12月1日

大人の定番ドラマの時間に放送している『ごめんね青春!』は、それでも若者に支持されている

意外にも、クドカンドラマの視聴率が低調だ。大人向けドラマで躍進してきたTBSの日曜夜9時枠に若者向けは...という評価がある一方、ネットでは若者から絶賛の声が殺到。録画視聴本格化、ネットでの評価など、テレビの価値は、リアル視聴率だけで...

「朝まで踊れるクラブ」の公認は日本経済を押し上げるか(後編)

2014年11月17日

「朝まで踊れるクラブ」の公認は日本経済を押し上げるか(後編)

風営法の改正で「クラブ」が朝まで踊ってよい場所になったとしたら、どんな経済効果があるだろうか。若者が持つ「群れて騒ぎたい」エネルギーが新しい市場を生み、ひいては「眠らない都市」の実現をと、著者は期待を込める。

「朝まで踊れるクラブ」の公認は日本経済を押し上げるか(前編)

2014年11月4日

「朝まで踊れるクラブ」の公認は日本経済を押し上げるか(前編)

風営法改正案が閣議決定され、「クラブ」がオールナイトで踊れる場として公認される公算が高まっている。かつてはディスコも規制を受けたが、業態を変え新しい客層をつかみ、生き残った経緯がある。今回法改正が実現されれば、規制緩和となるだけに...

願望がある方もない方もぜひ。実際の「壁ドン」体験ってどんな気持ち?

2014年10月20日

願望がある方もない方もぜひ。実際の「壁ドン」体験ってどんな気持ち?

女子中高生の間ではやる「壁ドン」を実体験できるカフェが登場した。スイーツの新製品の試食をした人が体験できる「壁ドン」は、ソーシャルメディアで話題となり、テレビ取材によってさらに認知度アップ。著者もかかわったこの企画が伝えたメッセー...

消費者自身も意識していない欲求や思考をどう読むか

2014年10月6日

消費者自身も意識していない欲求や思考をどう読むか

さきごろフィリップ・コトラー教授が、公の場で初めて「マーケティング4.0」の内容を公表した。これは、著者が掲げるマーケティング・セオリー「真の消費者起点での需要創造」の考え方と通じるところがあるという。時に消費者自身が意識しない欲求...

マーケティング視点で見ると実写版ルパン三世のここがすごい

2014年9月8日

マーケティング視点で見ると実写版ルパン三世のここがすごい

『ルパン三世』の実写版映画が公開された。国民的といわれるほどの人気アニメは、実写化されると興業的にあまり成功しないといわれているが、著者自身は今回の『ルパン三世』を大絶賛。その表現手法に、ある種の経営戦略上のヒントを見いだしたとい...

健康食品マーケットを4兆円にハネ上げる「効果あり」の潜在効果

2014年8月25日

健康食品マーケットを4兆円にハネ上げる「効果あり」の潜在効果

健康食品の機能性表示が今年度中にも解禁か。「〇〇に効果あり」という表示が認められれば、消費者にも効能がわかりやすくなり市場が4兆円規模に拡大するという予測もある。規制緩和は最大の好機。マーケターの手腕が試されるシーンでもある。

アラフィフを迎え男女格差歴然 元気なバブル女子と岐路に立つバブル男子

2014年8月11日

アラフィフを迎え男女格差歴然 元気なバブル女子と岐路に立つバブル男子

今まさに、バブル世代が50代に突入しようとしている。当時から時を経てもなお好奇心旺盛なバブル女子には、消費不況打破のけん引役としての期待が高まる一方、大量採用され企業での生き残りにあえぐバブル男子の姿はそれとは対照的だ。

『HERO』を録画で見ている人の視聴率がわかるとテレビはどう変わる?

2014年7月28日

『HERO』を録画で見ている人の視聴率がわかるとテレビはどう変わる?

13年振りに新版として放送された『HERO』の初回が高視聴率を獲得した。この「視聴率」、録画でドラマ見る人などが含まれていない...という声がある中、ビデオリサーチはこのほど「タイムシフト視聴率(録画再生率)」を初公表。著者は、テレビの...

どうしたら改善のPDCAを高速回転させる環境ができるか

2014年7月14日

どうしたら改善のPDCAを高速回転させる環境ができるか

「ユーザー獲得担当エンジニア」ともいわれるグロースハッカーの仕事には、顧客獲得のために生かせるプロダクト改善のノウハウが満載だ。著者は、1人の天才が行うよりも、マーケターやクリエーターを含むチームでのグロースハックに価値があるとい...

自分のための買い物欲を笑って認める シンプルなストーリーがカンヌでウケた

2014年6月30日

自分のための買い物欲を笑って認める シンプルなストーリーがカンヌでウケた

今年のカンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルで、テクノロジーがクリエイティブの領域に深く入り込んできたという印象を受け、昨今の広告業界の変化を感じた著者が、最後に見た作品の強いメッセージとは。

W杯代表サッカー選手のように和製マーケターが世界で活躍するには?

2014年6月9日

W杯代表サッカー選手のように和製マーケターが世界で活躍するには?

ブラジルW杯を目前に、日本代表チームの活躍が期待される。史上最強といわれるチームが生まれたのは、海外チームで高いレベルの実践経験を積んだ選手が数多くいることも一因だ。日本のマーケティングがグローバルレベルに達するには、はやり若いマ...

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