若者を選挙に行かせるためメディアは何をすべきか
2016年3月7日
若者を選挙に行かせるためメディアは何をすべきか
今年の夏の国政選挙から、新たに18〜19歳の若者が有権者に加わる。将来不安を抱える若者が多い中、テレビ離れ世代の彼らを選挙に誘導するにはどうしたらよいのか。彼らが接触するメディアやコンテンツにあったメッセージを、政党や候補者は発信でき...
藤田康人
インテグレート代表取締役CEO
味の素株式会社を経て、ザイロフィンファーイースト社(現ダニスコジャパン)の設立に参画。キシリトール・ブームを仕掛け、キシリトール製品市場をゼロから2000億円規模へと成長させた。2007年5月、IMC(統合型マーケティング)プランニングを実践する、マーケティングエージェンシー 株式会社インテグレートを設立、代表取締役CEOに就任。現在ヘルステック領域及び食品、保険などのウェルビーイング関連業界の多数の企業のコンサルティングを手掛けている。著書に『ウェルビーイングビジネスの教科書』(アスコム)、『カスタマーセントリック思考』、『THE REAL MARKETING―売れ続ける仕組みの本質』(共に宣伝会議)など。
売れないのは今の経済のせいではない
2016年2月22日
売れないのは今の経済のせいではない
マイナス成長が続き、ますますモノが売れない時代だが、企業の多くが「リーチを広げる」マーケティング戦略を選択している。企業からのメッセージを受け取る相手は、自分にベネフィットのない情報はスルーするにもかかわらずだ。
新年から何でこんなにモノが売れないのか
2016年2月8日
新年から何でこんなにモノが売れないのか
年初から景気が上がる空気が感じられない。なぜ、これほどまでにモノが売れない時期が続くのだろうか。消費者の嗜好の多様化と、購買のプロセスの中に「検索」「検討」という行為が浸透した今日、企業には根本的な売り方のマインドチェンジが求めら...
2016年テレビCMは生き残れるか
2016年1月12日
2016年テレビCMは生き残れるか
民放キー局のテレビCM収入の下降が目立ってきた。これは、収益の多くをテレビの広告枠販売に依存してきた大手広告会社にとっても大きな打撃であり、実しやかに「テレビ広告の突然死」を懸念する声も出ている。
感情的なメールでこじれた関係を修復するには
2015年12月14日
感情的なメールでこじれた関係を修復するには
メールのやり取りで相手に誤解を招き、お互い感情的になって関係がこじれたという話をよく聞く。筆者はそんなとき、どうやって問題を解決したのか。また、メールなどデジタルコミュニケーション手段を利用するにおいて、自覚しておくべきこととは。
FBのアイコンカラーは、変えられなかった
2015年11月30日
FBのアイコンカラーは、変えられなかった
パリで起こったテロ事件を受け、フェイスブックのユーザーアイコンが追悼のために色を変更できるようになった。しかし、著者にはこれをどうしても行えない理由があった。
小が大を征する奇跡はいつ起こるのか
2015年11月16日
小が大を征する奇跡はいつ起こるのか
『下町ロケット』の主人公や、対南ア戦で逆転勝利を飾ったラグビー日本代表チームの、大きな相手を恐れず正面から立ち向かう姿に共感の声が広がっている。常識を破る奇跡はどうして、いつ起こるのか。その答えはマーケティングにも求められている。
カスタマーセントリックで日本の競争力は甦る
2015年11月2日
カスタマーセントリックで日本の競争力は甦る
マーケティング業界では今、「カスタマーセントリック」(顧客中心主義)が熱く語られている。日本企業が再び世界のマーケットで優位に立つには、劇的に変わりつつある外部環境に対応するためにも、「カスタマーセントリック」のアプローチ手法に徹...
人をぐっと引き込むプレゼンはどこが違うのか
2015年10月19日
人をぐっと引き込むプレゼンはどこが違うのか
聞き手が思わず引き込まれるプレゼンテーションは、どこが違うのか。良いプレゼンテーションの要素は、マーケティングにおけるコミュニケーションの設計においても盛り込むべき要素である。消費者に対して企業やマーケターが心を配るべきこととは。
消費者が情報をスルーするパターン
2015年9月28日
消費者が情報をスルーするパターン
情報量が爆発的に増えた今、企業が発信する情報は消費者に3つのパターンでスルーされてしまう。「その情報を受け取ると、何かを得する」と思ってもらえるにはどうすればよいのだろうか。
「幻のマーケター」の出現を待つよりも
2015年9月7日
「幻のマーケター」の出現を待つよりも
マーケティングがうまくいかない企業の多くは、それが「コミュニケーションの手法やテクニック」」に終始している場合が多いという。世界の潮流はすでに、さまざまなステークホルダーの関係をマネジメントする戦略的ビジネス・プロセスの統合という...
ネット民と歩むドラマ『恋仲』の巧みな仕掛け
2015年8月24日
ネット民と歩むドラマ『恋仲』の巧みな仕掛け
ドラマ『恋仲』がじわじわと視聴率を上げている背景には、ネットでの情報拡散効果があるらしい。視聴者が『恋仲』のパロディを撮影・投稿した動画が反響を呼ぶなど、その拡散の仕方も新しい。なぜ、ここまでネットで盛り上がるのか。その仕組みを検...
腸内環境のブルーオーシャンに果敢に挑もう
2015年8月10日
腸内環境のブルーオーシャンに果敢に挑もう
腸内細菌が、認知症やうつにも関連することが最近の研究で分かってきた。食品への機能性表示が解禁された今年、市場は「○しろまる○しろまるに効く」サプリや健食でにぎわっている。規制緩和に乗るだけでなく、腸内環境改善に資する新マーケットの開拓に挑んでいき...
カンヌには、これを確かめにやって来る
2015年7月27日
カンヌには、これを確かめにやって来る
NIKE行ったキャンペーン「RE2PECT」が、カンヌのインテグレーテッド部門でグランプリに輝いた。世界平和を訴えるクリエイティブが大賞を総なめにする中、人の心を動かす内容に徹したクリエイティブの受賞に、著者はマーケターとしての信条を新たに...
FOR THE PEOPLE の世界的トレンドに日本は?
2015年7月13日
FOR THE PEOPLE の世界的トレンドに日本は?
今年のカンヌライオンズでは、以前にも増して人間性を重視した作品に評価が集まった。人間性を前面に押し出す以外にも、人を動かすクリエイティブはあるのに、と違和感を覚える筆者。しかし、この「人間性」こそ、今、世界で多くの人が心底求めてい...
ついに音楽販売のパンドラの箱が開いた
2015年6月22日
ついに音楽販売のパンドラの箱が開いた
アップルやサイバーエージェント、LINEなどのインターネット企業が、ストリーミングによる定額制音楽配信サービスに乗り出した。これは、アクセス権に対価を払うモデルが一般化する序幕なのか。コンテンツビジネスは今後どうなる?
「ハンカチVSビリギャル」驚異的拡散の理由
2015年6月8日
「ハンカチVSビリギャル」驚異的拡散の理由
今年の春の早慶戦(慶早戦)は、学生の作成した「挑発ポスター」が話題となって、大いに盛り上がった。手作りの数枚のポスターがものすごい勢いで拡散し、多くの人びとの気持ちをつかんだ構造をマーケティングの切り口から検証してみよう。
"爆買い"されるお土産はどうしたら生まれるか
2015年5月25日
"爆買い"されるお土産はどうしたら生まれるか
日本を訪れる中国人観光客の"爆買い"は、依然勢いが衰えず、日本製の温水洗浄便座の人気ぶりなどが大きく報じられている。自社製品も"爆買い"して欲しいという企業は、どんな対策に打って出ればよいのだろう。
かわいいピンクのタクシーは何を運んだ?
2015年4月27日
かわいいピンクのタクシーは何を運んだ?
消費者が広告を避ける傾向にある中、既存商品の新しいを価値を伝えるには...? 女性の変身願望というインサイトを、メイク落としのプロモーションで実現した著者の手法を紹介する。
記録を記憶に変えるフォトブックの再現力
2015年4月13日
記録を記憶に変えるフォトブックの再現力
デジタル写真全盛で、写真は記録として撮り溜めるものと化してしまった今日、フィルム式カメラで撮った写真集めた古いアルバムを見た著者。そこからありありと昔の記憶がよみがえる実感をつかんだという。デジタル写真をオンラインで整理できるフォ...