「収入が低くても幸せな人」のお金の使い方とは?老後不安から解放される「知識と価値観」

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「収入が低くても幸せな人」のお金の使い方とは?老後不安から解放される「知識と価値観」写真はイメージです Photo:PIXTA

経済的な不安や不満を無くすにはどうすればよいのか――。「ウェルビーイング」は、1948年の世界保険機関(WHO)設立の際に考案された憲章で初めて使われた言葉で「幸福で肉体的、精神的、社会的全てにおいて満たされた状態」をいう。連載『ウェルビーイングの新潮流』第10回では、私たち個人のウェルビーイングにおいて欠かせない要素の一つ「お金」について考える。

お金は目的ではなく
目的を達成するための手段

「ファイナンシャル・ウェルビーイング(FWB)」という考え方や取り組みが、今注目されています。ファイナンシャル・ウェルビーイングとは、経済的な不安を解消し、安心して健やかに生きていくために、お金と健全に向き合うことができている状態を指します。

具体的には、将来のライフイベントを適切に把握し、賢い意思決定によりお金に関する不安を解消させ、未来に向けて自律的に行動できる状態を意味します。2010年代後半から米国や英国で注目を集めており、日本でもさまざまなサービスが開発されて新しいビジネス領域として注目を集めています。

お金と幸せの関係性を考えていく上で大切なのが、「お金を使いたいと考えるのは何らかの幸せのため」であるということです。このことから、お金自体は目的ではなく、何かの目的を達成するために手段としてお金が必要であるということが分かります。

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