アサヒ飲料「白湯」なぜバカ売れ?失敗を経て8年ぶり再販に踏み切った理由

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昨年11月、アサヒ飲料からペットボトルの白湯(さゆ)が発売され、ネットには「待ってました!」と好意的な声があふれた。ただ、アサヒ飲料は2014年に一度白湯を発売したものの販売終了となった過去もある。それから8年たったいま、再び白湯を発売した理由とは。(清談社 田中 慧)

白湯を飲んだことがある人は
13年間で約5倍に増加

アサヒ飲料から発売された『アサヒ おいしい水 天然水 白湯』今年11月にアサヒ飲料から発売された『アサヒ おいしい水 天然水 白湯』。「冷めないうちに飲みきってほしい」という思いから小ぶりの340mlサイズに 写真提供:アサヒ飲料

昨年11月1日、アサヒ飲料から『アサヒ おいしい水 天然水 白湯』が発売された。ペットボトルの白湯(さゆ)と聞くと新鮮味を感じるが、実は2007年には伊藤園から『あたたかい天然水』という白湯が発売されていた。だが、こちらは翌年で販売が終了し、ホットドリンクの定番として根付くには至らなかったようだ。

「アサヒ飲料でも白湯を開発したのは今回が初めてではなく、2014年に『アサヒ 富士山のバナジウム天然水 ホット』を発売しています。しかし、当時はまだニーズが一部に限られていたようで、目標売り上げ数に届かず継続販売には至りませんでした」

こう話すのは、アサヒ飲料で今回の白湯開発に携わったマーケティング本部の鈴木慈氏。販売終了から8年たったいま、再び白湯の発売に踏み切ったのにはどんな背景があるのか。

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