「大人のなりたい職業」1位はライター、高給取りではなくても人気のワケ
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今年1月にウェブメディア「エラベル」が発表した「令和の大人のなりたい職業ランキング」によると、1位に選ばれたのは「ライター(Webライター)」だった。世の中に多様な仕事があふれている中、なぜ今、ライターの人気が高まっているのか。その理由に迫った。(清談社 田中 慧)
長引くコロナ禍で
ライター志望者が増加
昨年11月、PLAN-Bが運営するメディア「エラベル」が全国の男女1231人を対象に「大人のなりたい職業」を調査したところ、1位は「ライター(Webライター)」(56人)という結果になった(https://elabel.plan-b.co.jp/job-change/6423/)。
ライターは決して高給取りの職業ではないにもかかわらず、なぜこのような結果となったのか。「編集・ライター養成講座」を運営する宣伝会議にて、昨年度まで教育講座本部に在籍していた木村克弘氏に聞いた。
「弊社の編集・ライター養成講座の受講者数はこの数年、右肩上がりの傾向にあります。メイン層は30代で、ライターを本業にしたい人、副業としてチャレンジしたい人、そしてライティングスキルを身に付けてキャリアアップに生かしたい人が、同じくらいの比率で通っています」
木村氏によれば、数年前からの受講者数の増加についてはコロナ禍の影響が考えられるという。
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