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人民網日本語版>>社会・生活

「同世代の人々による影響は大きいと思う」と感じる人76.8%

人民網日本語版 2018年05月30日10:37

中国青年新聞社社会調査センターと問巻網がこのほど2015人を対象に共同で実施したアンケート調査によると、回答者の76.8%は、「同世代の人が自分に及ぼす影響は大きいと思う」と答えた。回答者にとって、同世代の人々が自分に及ぼす影響が最も大きく反映される事柄として、「人との付き合い」、「三観(世界観・価値観・人生観)の形成」そして「社会に対する認知」が挙がった。回答者の57.6%は、「同世代の人々との適度な相違に刺激を受けて、個人に内在するエネルギーが湧き出てくる」と考えていた。同世代から受けるプラス影響をより良く発揮させるために、回答者の62.5%は、「親は子供のために好ましい集団環境を整えてやるべき」と提案しており、60.3%は、「社会は有益な同年代グループが交流できる条件を整えるべき」と考えていた。中国青年報が伝えた。

回答者の年齢層別構成は、「00後(2000年代生まれ)」が0.9%、「90後(1990年代生まれ)」が28.7%、「80後(1980年代生まれ)」が53.6%、「70後(1970年代生まれ)」が13.0%、「60後(1960年代生まれ)が3.2%を、それぞれ占めた。

〇同世代の人々から受ける影響が最も大きい時期は青少年期

「90後」の張鵬さん(仮名)は、「自分の観念や考え方の一部は、明らかに、周囲の友人の影響を受けている。大学出願時に専攻を決める際に、工学に関する私の知識はほとんどなかった。だが、周囲にいた先輩の多くがいずれも工学部を選択していた。彼らの中には、見事に留学を実現させた人もおり、彼らの影響を受け、工学部に進むことを決めた。同世代の人々の影響はかなり大きい。特に、高校生や大学生の時期には、その傾向が強いと思う」と話した。

回答者の76.8%は、「同世代の人が自分に及ぼす影響は大きい」と答え、このうち18.9%は、「非常に大きい」としている。「同世代の人々から受ける影響が最も大きい時期は?」との問いには、「青少年期」という答えが最も多く(47.5%)、次に「子供時代(25.7%)」、そして「青年期(16.7%)」、「幼年期(5.4%)」、「中年期(4.1%)」が続いた。

同世代の人々が自分に及ぼす影響がもっとも大きく反映されるのは、「人との付き合い(56.6%)」、「三観(世界観・価値観・人生観)の形成(47.3%)」、「社会に対する認知(42.8%)」が多く、「感情に関するコミュニケーション(38.7%)」、「趣味・愛好(30.0%)」、「気質・性格(29.6%)」、「人生計画(23.8%)」、「道徳規範(15.2%)」が続いた。

同世代の人々が自分に及ぼす影響について、回答者の36.2%は、「父母や先生から受ける影響より大きい」と答え、「父母や先生による影響ほど大きくない」は40.3%、「どちらとも言えない」は23.6%だった。

〇「同世代の人々との適度な相違に刺激され、個人に内在するエネルギーが湧き出てくる」57.6%

上海の大学でフランス語を学んでいる李玖さん(仮名)は、「私の専攻は、普段から努力し続けなければならないため、時には勉強に飽き、疲れ果ててしまう。でも、一部のクラスメートは、常に頑張り、手を抜かずに勉強を続けている。優秀な人たちの努力を目の当たりにすると、その影響を受けて、自分自身も勉強にもっと身を入れようと気持ちが引き締まる」と話した。

回答者の57.6%は、「同世代の人々との適度な相違に刺激され、個人に内在するエネルギーが湧き出てくる」と考えており、「同世代同士ならば、互いに励ましあい、支え合うことがより容易になる」とした人は54.6%に上った。だが、同時に、「同年代の間では、不毛な比較や悪しき競争意識が生まれる恐れがある」という意見の人も57.8%を占め、「好ましくない同年代グループの輪は、マイナス影響が生じ得る」とした人は29.7%に上った。

同年代から受けるプラス影響をより良く発揮させるための提案として、回答者の62.5%は、「親は子供のために好ましい集団環境を整えてやるべき」と答え、60.3%は、「社会は有益な同年代グループが交流できる条件を整えるべき」と考えていた。このほか、「学校は道徳と価値観に関する教育を強化すべき(49.3%)」、「個人が事の善悪についてしっかりと判断し、良いものを選び、悪影響を受けるグループから離れるべき(38.4%)」などの意見が挙がった。

中国人民大学心理学部の韋慶旺・准教授は、「学校、家庭そして社会は、ユニークな自己を表現するよう奨励するような、高い包容性と多様性を備えた雰囲気を創造しなければならない。それによって、若者は、独自の基準に基づく自尊心や自信を、より多く手にすることができる。具体的には、さまざまなルートを通じて若者の心からの声に耳を傾け、学習以外で自己を表現できるような機会を彼らに提供すべきだ。心理カウンセリングを強化し、趣味を掘り下げることで自己表現することを目標とした、さまざまな同世代間の健全な交流を支持・拡大する必要がある」との見方を示した。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年5月30日

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