ペット好きにとってはペットにエサをやることや一緒に遊ぶこと、それが例え「糞の処理」でも楽しいものである。しかしジャイアントパンダの「糞の処理」となるとそうはいかないかもしれない。体験費用を支払うだけでなく、身体検査や消毒、簡単なトレーニングも受けなければいけない。4月29日、香港海洋公園のパンダ舎を取材し、パンダの「糞処理係」の楽しさや苦労にまつわる秘密に迫った。
スタッフは、「申請した参加希望者はまず簡単な身体検査を受け、パンダに関する知識を勉強してもらう。その後、参加者は専用の作業着へ着替え、頭髪をまとめ、アクセサリ―を全て外してから、消毒して、ようやくパンダの『糞処理』の資格を得られる。それからパンダが居住する中心エリアに進み、パンダと親密に触れ合うことになる」と話す。
体験プロセスは全工程2時間となっており、1回1380香港ドル(約1万8768円)、1週間で最大12人まで体験可能。参加者はパンダのエサを準備したり、エサを与えたり、部屋を掃除したり、体重測定や超音波検査などパンダの簡単な身体検査を手伝うことも可能で、ぽっちゃりしたパンダに間近で接触するという楽しみを味わうことができる。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年5月4日