自転車は2025年現在でも飲酒運転等が赤切符による罰則の対象になっているが、これに加え、一時停止違反など様々な違反に対して青切符による罰金を支払わせる制度がスタートする。 この制度は、交通事故全体が減少する中で、自転車vs歩行者の事故件数だけが高止まりしていることへの対策と見ることができる。交通事故全体で見ると2016年90,836件→2022年69,985件と77%まで減少する中で、自転車vs歩行者の事故は2016年に2281件に対して2022年には2905件1と127%まで増えており、この10年だけ見ると増加トレンドとも感じられる程度の数字になっているため、対策もやむを得ないところだろう。 青切符は信号無視、一時停止違反、右側通行、歩道における通行方法違反、 遮断踏切立入り、ブレーキ不備、携帯電話使用、傘差し運転、指定場所外での横並び走行あたりが対象となる(飲酒運転は以前から自動車と同