2023年07月21日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(986話)

『Second Unit』





シュゥゥゥッ!!!!!!!!!



湘北、交代したばかりの野茂が、スリーポイントを放つ


「シューターの野茂!!!!!」

「控えの野茂がスリー!!!!!」

「名朋のセカンドユニットは只今絶賛大活躍中!!!では湘北はどうか????!」



練習試合から始まり、神奈川県内外、湘北に敗れていった面々の


その答えはーーーー


『湘北の控えは強い』


と、口を揃えて言う



彦一『湘北の控えも負けてへんでーーー!!!!!!!』






湘北ベンチ・応援団


「野茂、行けぇぇぇぇーーーーーー!!!!!!!!!」


天崎「来いっ!!!!!!」


晴子「入ってぇぇぇーーー!!!!!」



祈るーーーー












だが、野茂のシュートは



ガンッ!!!!!!!!!



と、外れてしまう!!!!!!!!





湘北側は落胆の表情へ

「ああぁぁぁーーー、、、」



リバウンドも森重がきっちりキャッチ






海南

清田「チーム全体のリズムが良くなかった、、、」

一ノ瀬「ちょっと入る感じは無かったですね、、、」

嶋「それを決めるのが真のシューター!!!!!」ギンッ


山王

樽瀬「あの#11番もいいシューターなんだが、、、」

畑山「そう簡単には行かないか、、、」

菊地「けど打ち続ける事は大事です!!!!!」キリッ


スリーポイントランキングに、名を連ねる選手たちが語る





本人は、一層悔しがる


野茂「くそっ.........」




湘北ベンチは励ます


石井「ドンマイ!!!!!」

与田「切り替えろ!!!!!」

長谷川「先輩、ファイトっす!!!!!」

天崎「野茂.........」







そして、名朋の攻撃


赤丸急上昇で評価を得る名朋2年生、そしてセカンドユニット


#10高須、#13朝倉、#15岩井それぞれが生き生きとした表情でコートを駆け回る



湘北は、そのままマンツーマン



つまりは、、、


清田『朝倉に流川!!!!!』



朝倉「流川楓???!!」(日本一のプレイヤー!!!??コイツを倒して名を馳せるチャンス!!!!!)ニヤリッ



流川「ん???!」






その朝倉にボールが入る


観客が注目

「朝倉だ!!!!!」

「連続得点中の!!!!!」

「伊達健と、来年の名朋のダブルエース!!!!!」

「名朋の未来!!!!!」


しかも、、、





『1on1』



朝倉、左45度スリーポイントラインで1on1の構え


これには観客

「アイツ、流川相手に1on1???!!」

「2年のくせに、流川に挑む気か??!!!」

「何て強気な奴だ!!!!?」




すると朝倉は、ドライブでは無く、初めから背を向けポストプレイを、自ら作るタイプの1on1



ドッ、ドッ、ドッ!!!!!!!!!



と朝倉、流川に身体をぶつけ、2歩3歩と、スリーポイントラインより中、ペリメーターに進入する



「強引に!!!!?」

「外からポストプレイに持って行ったぞ!!!??」

「パワー型のフォワード・朝倉ならでは!!!??」




「去年の北野坂の椎間みたいなタイプか???!!」


「いや、年上にも物怖じしない、あの生意気な態度は、昔の清田か桜木だ!!!!?」



清田「むっ????!」


桜木「この天才と同じだと????!」



里崎や安倍、湘北ベンチは「なるほど!!!!?」と、頷き




赤木や魚住は遠い空で、何かを感じる


赤木・魚住「生意気な.........100年早いわ.........」



清田「いや、だから、、おっさん、それは、当て付けだってば!!!!?」汗


桜木「ぬっ.........ゴリ.........ボス猿め.........」汗




観衆は、この勝負に関心が膨れ上がる!!!!!

「あそこから、流川相手に何をする???!!」

「このままプッシュか???!!」

「いや、あれ以上は押し込めない!!!!!」

「やはりパスに切り替えか???!!」




朝倉の選択は?????



クッ、キュッ、キュッ!!!!!!!!!


くるっ!!!!!!!!!



シュッ!!!!!!!!!





観客、度肝を抜かれる



「あ、あれは?????」






「ポストムーブからの、、、」







「フェイダウェイ???!!」







「マイケルかコービーみたいじゃねーかよ???!!」







桜木「なぬ????!ジョーダンだと????!」



流川「なわけねー!!!!!」




朝倉、左右に身体を振りフェイントで揺さぶった後に、その場で大きく踏み込み、フェイダウェイ・ジャンプショットを放つ!!!!!!!!



しかも、、、


『流川相手に!!!!!?』





その流川、ブロックに跳ぶが





ギリ、届かない!!!!!!!!





流川「ちぃ!!!!?」



桜木「小僧????!」






このショットの行方は????????


















ガコンッ!!!!!!!!!



外れる!!!!!!!!!



朝倉「くそっ???!!」(少し力んじまった???!!)悔しがる



桜木「ほれ見ろ!!!!!」ホッ







だが、、、


実況「おおおっと、朝倉君のミドルは落ちました!!!!!」


解説は直ぐ様「いや、悪くないですよ!!!!!」


実況「と言うと????!」



↓↓↓↓↓



樽瀬「攻撃のリズムは良かった、、、、」


彦一「そして現在ノッとる朝倉君が、積極果敢に勝負した意味は大きいんちゃうかーー??!!!」


清田「しかも野郎、"あの流川"相手に、フェイダウェイを打ち切った???!!」


弥生「朝倉君、この試合でかなり注目されている、要チェックやわ!!!!!」



とシュートは外れたが、今のプレイにも、識者・トッププレイヤー達からは、上々の評価を得る





そして何より、名朋にとっては、運もあるのか、この朝倉の攻めは、功を奏する





弾かれたボールの行方ーーーー


バッ!!!!!!!!

荒石「取るぞ、花道!!!!!」


バッ!!!!!!!!

岩井「リバウンド!!!!!」


バッ!!!!!!!!

桜木「おうよ!!!スクリーンアウトだ!!!!アラシ!!!!!」


バッ!!!!!!!!

森重「・・・・」


荒石と岩井、桜木と森重のインサイド4人が、熾烈なポジション争い





しかし!!!!!!!


荒石と桜木ともに、スクリーンアウトを怠った訳では無いのだが、、不運にも、ボールの弾かれ方が大きく、荒石の外側の岩井にボールが流れ、、、


荒石「あっ????!」


それを岩井


ポンッ、ポンッ

小刻みなジャンプで、ボールを二回弾き、


荒石は、後手後手になり棒立ち状態



そして、、、


ガシィッッッッ!!!!!!!!


三回目でボールをキャッチ



荒石「こ、コイツ????!」



岩井がオフェンス・リバウンド奪った!!!!!!!!



本来なら桜木や荒石が得意とするそのプレイを、名朋の控えの岩井にお株を奪われる



桜木「くそっ!!!!?」


荒石「チッ!!!!?」


観衆、沸く

「岩井がオフェンス・リバウンド取った!!!!」

「粘って、自分のモノにした!!!!!」

「岩井も強いし!!!!!」

「リバウンドが巧い!!!!!」




そしてその場所は、左45度ノーチャージセミサークルのラインやや外


バッ!!!!!

荒石は、次の岩井に対しディフェンスを立て直す

荒石(シュートは打たせねーーー!!!!!)

と、片手は上へ、片手は横へ広げべったりと構える



だが岩井は、直ぐ様「おっ????!」と、何か閃いた様子で


シュートではなく


ボールをバックボードの右横の辺りに放る


ふわっ


これに荒石は「えっ????!」と振り返る



そして、、、


桜木も、荒石と岩井の争い・ボールの行方に気を取られ、半身になっていた結果



桜木の背後から、巨大な影が飛んでいく


ぶわんっ!!!!!!!!


桜木は、この不意打ちに、反応出来なかった


頭上を通るボールを見上げるのみ


今度は、桜木が振り向いたその時には「?????」











怪物・森重の巨体が宙を舞い、、、




桜木「ああぁぁーーーーー???!デカ坊主!!!!!」と叫ぶが



時既に遅し




森重は、そのボールを空中でキャッチし、そのままーーーー




ポンッ!!!!!!!!




と叩き、ゴールへ入れる






アリウープ(タップ)が成立した!!!!!!!!!!





名朋29
湘北16





観客、またまたまた大盛り上がり!!!!!!!!

ワァァァァァーーーーーー!!!!!!!!

「岩井のオフェンス・リバウンドからーーー!!!!!」

ワァァァァァーーーーーー!!!!!!!!

「森重のタップ炸裂!!!!!」

ワァァァァァーーーーーー!!!!!!!!

「桜木の裏から決めた!!!!?」

ワァァァァァーーーーーー!!!!!!!!

「見事なロー・ロー!!!!!」

ワァァァァァーーーーーー!!!!!!!!

「完全に湘北のインサイドを翻弄してるじゃねーか???!!」

ワァァァァァーーーーーー!!!!!!!!

「ああ、インサイドの実力に大きな差があるぞ!!!!!」

ワァァァァァーーーーーー!!!!!!!!

「これで森重8点目!!!!!!」

ワァァァァァーーーーーー!!!!!!!!

「怪物全開か!!!!!?」





観衆・名朋ベンチ・応援団のはしゃぎ様とは対照的に



湘北ベンチは


「ああ......これで13点差.........」

「第1クォーターに詰めた点差が、また開いてしまった.........」

「しかもまだ第2クォーター、無得点だ.........」


と、深妙な面持ち、お通夜のよう




最後のプレイに対しガード陣達は

夏嶋「あそこは案外狙い目なんですよね.........」(テレビで)


樽瀬「平面にパスコースが無い時の、セオリーですね.........」


畑山「上にはスペースが無限にあるって訳か.........」


清田「これも流石の三年生同志、、息もピッタリだった.........」




森重と岩井が軽くハイタッチ


ディフェンスに備える



桜木と荒石は、悔しさと戦々恐々

桜木「デカ坊主.........ホケツめ.........」わなわなわなわな


荒石(クソッ、リバウンドヤラれちまった.........それに正直、名朋の控えがここまで強いのは、想定外だぜ.........)




更には記者席では

中村「(ボールの外れ方等)ツキも名朋に味方してますね???!」


弥生「いえ、朝倉君がアグレッシブに攻めた事により、名朋は自ら、自分たちの方へ、運気を手繰り寄せている印象だわ.........」


町田「朝倉のシュートは外れはしたが、名朋の雰囲気自体ずっといいもんな.........結果オフェンス・リバウンドからビッグプレイに繋がった.........」


彦一「それを引き出したんも、またもや控え選手達や.........!!!!」


兎にも角にも、名朋の控え選手たちの躍動が目立つ!!!!!!!




湘北は次の攻撃、またもや名朋のフルコートに苦しむ


何とかハーフまではクリアするものの、毎回毎回、須形にかなりのストレスと負担を強いられることとなる


その分須形が、オフェンスの組み立てに集中出来ない分、湘北全体のハーフコート・オフェンスもチグハグ


そんな中


バシィィィィィ!!!!!!!!


と、伊達翔が須形のボールを狙う


「またスティール???!!」


「ダテショウ本領発揮!!!!?」


が、、、


これは、アウト・オブ・バウンズ


伊達翔「チェッ、、あとちょいだったのに、、、」


須形は呆然(この人、段々本気を出してくる、、、)ハァハァ、ハァハァ


ビィィィィィーーーー!!!!!



ここで、須形も交代


#12与田が、とりあえず須形のポジションに入る


「湘北、二人目の選手交代だ!!!!」

「2年の与田!!!!」

「オールラウンダーの与田???!」




畑山「須形がまだ前半なのに、随分と疲れていたからな......!!!?」


樽瀬「伊達(翔)さんのプレッシャーに、体力を削られてましたからね.........!!!?」


彦一「はて、1番の交代なら桑田君ちゃうんか.........???!」


弥生「桑田君だと、伊達翔君と大きなミスマッチが生じるからかしら???!」


一ノ瀬「流川さんも昨日ポイントフォワードとしてゲームを支配していたから、この辺りのポジションは流動的に回す作戦か.........???!」


清田「さぁ、湘北の二人目の控えは、活躍出来るかな???!」





だが、代わった与田も目立った活躍は出来ない!!!!!


名朋のこの勢いを止める事は出来ない



高頭「ダメだ.........控えの力にも大きな差がある.........」


堂本「名朋工業、恐るべし!!!!!」


豊田、ニヤリッ


安西「・・・・」



続く

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