2023年01月11日
スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(982話)
『aim』
エース・流川がこの試合自身初となる得点を決めた!!!!!
しかも!!!!!
怪物・森重寛のファウルを受けなお、その上から豪快なスラムダンクをーーーー
ポスターになろう程の(絵になる)、ダンクだった!!!!!
これには会場騒然、開いた口が塞がらない
ワァァァァーーーーーー!!!!!!!!!
町田「これは、今大会通しても、一番のダンクじゃないか???!」
中村「表紙だ!!!!!」はしゃぐ
弥生「湘北が勝てば、その可能性も高いわね.........」
彦一「ポスターや、ポスタライズダンクや!!!!!」さわぐ
高頭「今の高校生であんなことができるのは、おそらく流川一人、、いやもう一人おるか、、、」チラッ
堂本「あんな凄いダンク決める奴は日本には、いまい、、いやもう一人か、、、」チラッ
シンクロ
「ぐぬぬぬ.........あのカッコつけめ.........」
桜木、怒りとは別に
流川が得点直後に放った言葉が、頭を巡らせる
ーーーーーーーーーーーーー
流川「テメーは、まだあのデカブツ相手に、何もやってねーじゃねーか???!」
桜木「何をーーーー!!!!!」
流川「案外、穴が無い訳じゃないぜ、、あのデカブツ、、、」
桜木「なにっ?????」
流川「テメーなら、ヤれんじゃねーか.........????」
ーーーーーーーーーーーーー
桜木(あの野郎.........どーゆー.........)
くわっ!!!!!
「やってやるよ!!!!!」
桜木の心中の変化、、
そして、、、
エースでキャプテン・湘北の心臓である流川の初得点
これが、湘北に与える影響は絶大!!!!!
湘北の勢いが蘇る!!!!!
ディフェンスもタイトに!!!!!
キュッ、キュッキュッキュッキュッキュッ
天崎が、大村から伊達健へのパスを、スティール!!!!!
か?????
パンッ!!!!!
惜しくもラインを割る、、、
湘北ベンチ
「だぁぁぁーーー、、惜しい!!!!?」
「ナイス・ディフェンスだ!!!!!」
「ナイス・天崎!!!!!」
天崎「チッ!!!!!」
(流川さんが、決めた!!!!俺もやってやる!!!!!)
次には荒石も、河村に対してギリギリまでプレッシャーを掛け、そのシュートを落とさせた
「タフショットになった!!!!?」
「落ちたぁぁぁ!!!!!」
「荒石のディフェンスが良かった!!!??」
湘北ベンチ
「よぉぉぉっし!!!!!」
「ナイス・ディフェンスだ!!!!!」
「荒石、ナイス!!!!!」
荒石「よしっ、気合い入れて行くぞ!!!!!」(キャプテン殿がスゲーのやってくれたぜ!!!!俺も仕事してやるよ!!!!)
須形「一本!!!!!」覇気を纏う
と、残りメンバーも晴れやかな表情、チームの役割を理解する
高頭「やはり湘北、流川のあのダンクで勢いを取り戻したな、、、」
清田「ふんっ.........」
堂本「それだけ、エースでキャプテンの流川が、決めた事が大きい、、、」
樽瀬「・・・・」
湘北、次の攻撃は?????
SWISH!!!!!!!!
華麗なパス回しと、その天崎と荒石が順にピック、、これを駆使しオープンになった瞬間、スリーを放ち、仕留めた!!!!!
この男、、、
流川楓!!!!!!!!!
桜木・清田「いっ?????」仰天
流川が、スリーで連続得点!!!!!!!!!
名朋12
湘北 9
湘北、流川の一挙6得点で、あっという間に9点差が3点に、、、
湘北ベンチ&応援席は、一気に大盛りあがり!!!!!!!!
観衆も
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「流川のスリー!!!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「流川連続得点!!!!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「ダンクの次は、スリー!!!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「お見事!!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「エースがノッて来たか??!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「湘北が、息を吹き返した!!!!!!」
流川が、湘北のシンボルである事の、再認識
記者席
ここで中村が、不意にある事柄に気づき、質問を投げ掛ける
中村「流川君、、、今大会、スリーポイント多く......ない.........???!」
町田「ん????」(そうだっけ????)
弥生「・・・・」(この子、昨日の湘北vs山王戦でも、スリーについて、拘ってたわよね??!)※(注記)第937&948話
彦一「はっ???!そうかも、、、ちょい待って下さいや!!!!」と、慌てて自身のチェックノートを捲る
パラパラパラパラパラパラ
一同、彦一のデータを待つ
そして、、、
彦一「こ、これは!!!??」
中村「????」
町田「どうだい????」
これに弥生「何よ?!!勿体ぶらんと、はよ教えーー!!!!」
彦一答える「ええっと、、、今のも入れて、ここまでのスリー成功数のランキングは、、、」
1位/31本/菊地勇哉/山王工業/2年/4試合
2位/28本/流川 楓/湘北 /3年/5試合(現在進行中)
3位/18本/野比俊輔/笹岡 /1年/4試合
4位/17本/伊達健太/名朋工業/2年/5試合(現在進行中)
5位/16本/嶋 宏基/海南大附/2年/5試合
6位/15本/伊達翔太/名朋工業/3年/5試合(現在進行中)
7位/12本/畑山洋平/山王工業/3年/4試合
8位/11本/樽瀬俊輔/山王工業/2年/4試合
9位/10本/須形拓弥/湘北 /1年/5試合(現在進行中)
同9位/10本/成合雄平/種子島工/3年/3試合
彦一「流川君は、現在2位です!!!!!(4位の伊達健でも、この試合15本以上決めなければいけないので)伊達兄弟・チームメイトの須形君が、これに追い付くのは現実的で無いとしたら、、流川君は、もう試合の無い菊地君まで、あと3本で同率、4本以上で単独首位や!!!!!」
「尚、成功率は、こん中でも、規定条件クリア(※(注記)2試合以上試投数15以上)の選手全員の中でも、断トツの1位やで!!!!!唯一50%超えとる!!!!!」
彦一のなかなかの有能な(笑)データに基づき、それぞれ反応
町田「これは、確かに今大会の流川が、スリーに特化した選手になっていると言えるな、、、」
中村「で、でしょー???昨日の山王戦でも話しましたけど、流川君、最早No.1シューターって言えるんじゃないですか????昨日も6/7の確率!!!!!」ドヤ顔
彦一「更にこれ見て下さい!!!流川君、今大会、ミドルのジャンプショットより、スリーを多く打っとるデータも出とるで!!!!!!」
中村「けど流川君は、ミドルのジャンプショットも得意なはずじゃ???前はもっとミドルを打っていたような、、何かプレイスタイルが変わってきている????」たまに冴える中村の分析
そしてお待ちかね、、弥生がパソコンを開き、少し考えた後、答えを導き出す
「おそらく、、、」
町田・中村・彦一、オウム返し
「おそらく、、、」
弥生「考えられるは、、、」
町田・中村・彦一「考えられるは、、、」
弥生「""得点期待値""ね.........」
町田・中村・彦一「得点期待値.........???」何じゃそれ???と
弥生「えぇっと、まずスリーポイントはツーポイントの1.5倍の価値があるわね、、、」と、当たり前の事を話し始める
町田・中村・彦一「はぁ.........???2点と3点、、そりゃそうですが.........」怪訝な表情
すると弥生、今度は自身のノートにコートを手書き、解説
「そうね、、この辺りとこの辺り、、シュートエリアを1リング周り、2ミドルシュート、3スリーポイントの三つに分けて考えてみるとするわよ、、、」カキカキ
そしてパソコンを見ながら「すると試合中の平均、1は当たり前だけど、65%ぐらいの高確率でシュートが入るの、、、じゃあ中村君、2はどれぐらいだと思う????」と、中村に質問
中村、少し考え「うーん、40%ぐらい????」
弥生「あらっ、勘がいいわね、大体それぐらいよ!!!!」ノートに書き足していく
「じゃあ3スリーポイントの確率はどうかしら???」
中村、意気揚々と「当然一番遠いエリアだから、確率は下がる!!!20%ぐらいですか???」
弥生、巻きで訂正「37%程ね!!!!」
中村「チェッ!!!!」と、指パッチンで悔しがる
しかし中村気づく「あれっ???40と37、そんなに変わらないんだな、、、」
弥生、直ぐ様「そう、それがどういう意味なのか分かる????」
中村「ええっと、、、」どぎまぎ
弥生、次は計算式を三つ書き出す
12✕0.65=1.3
22✕0.40=0.8
33✕0.37=1.11
弥生「こーゆー事ね!!!!!これが、""得点期待値""!!!!」
ここで町田・中村・彦一も納得
「あっ????2より3の答えの方が、数字が大きい!!!!」
町田「つまり、、、」
中村『ミドルよりスリーの方が、効率が良い』
彦一「って事や!!!?」
弥生「その通りね、、、」
続けて弥生「更にツーポイントとスリーポイントの2つに分けても、確率50%前後と、37%な訳で、、、」
「もし、永遠ツーポイントを打つチームと、スリーポイントを打つチームが戦えば、、、」
『100vs111』
「で、スリーポイントを打ち続けたチームの勝ちとなるわね!!!!」
町田・中村・彦一「おーーー、なるほど!!!!!!」納得
弥生「つまり、ツーポイントシュートの成功率が50%(×ばつ0.5)なんだから、スリーの損益分岐点は成功率33.3%(×ばつ0.333...)で、、スリーを三本に一本以上決めるシューターは、ツーポイントシュートなど打たず、すべてスリーを打つ方が、得点が増える計算ね!!!!!」
町田・中村・彦一「はーーーん、なるほどねーーー勉強になるな、これ、、、」と、改めて感心、目から鱗が落ちる
弥生「これが、現代のバスケットボールの考え方・主流なの、、、今や""ヘタにミドルを狙うのは、勝つ確率をも下げている""と結論づけ、、チームのコンセプトで※(注記)ペイントエリア外のミドルを避ける事もあるぐらいなのよ、、、」※(注記)フリースローレーン、色がついたエリア
ここから締めに入ろうとするのだが、、、
弥生、最期に含みのある言葉
「こと、このデータは""NBAに限り""、、、」
町田・中村・彦一「えっ???」
そう、弥生が示したモノは、あくまでも、アメリカ、NBAの、それも近年のデータであった、、、
弥生「平均37%のスリーは、日本の高校生には当てはまらないの、、、」(高校生はこんなに決めれないのよ.........)
町田・中村・彦一「た、確かに、、、」固唾を呑む
中村「じゃあ何で、流川君はわざわざプレイスタイルを変えてまで、この大会に挑んでるんだ.........???」
またもや新たな疑問が残る
その答えは、、、
青木(海外を視野に入れている???)
高頭「NBAでも世界でも、トレンドは、とにかくスリーだ、、、尚且つ身体能力に劣る日本人が世界で戦うには、スリーは必須条件だと言えるだろう、、、」
堂本「沢北よ.........お前同様、流川も常にアメリカを意識し、その先には必ずNBA入りを目標にしているのかも知れん.........」
遠い空の下
沢北「aachooo(ハックション)!!!」(What???)
一方、明利大学体育館
ザシュ!!!ザシュ!!!ザシュ!!!!!
宮城、毎日何百本とスリーの練習「ふぅー」
『アメリカ』
流川本人は、依然として強い眼差しで試合に集中
「追いつく、、、」
安西は、もうすっかり仏の表情で、優しく微笑んでいる
ここから、試合は急にテンポ良く進む事に
名朋、伊達翔と河村がピック&ポップ!!!!
河村に桜木がヘルプに寄った所、、、、
河村、ノールックパスで、ゴール下の森重へーーーー
森重、楽々ゴール下シュート!!!!
バスッ!!!!!
名朋14
湘北 9
「ナイスプレイ!!!!!」
「いい連係だったぞ!!!!!」
「河村、あんなプレイも出来るのかよ???!!」
河村、ニヤリッ!!!!!
湘北は、再び流川に渡った所、名朋ディフェンスが警戒し集中したため
流川、ハイポストの荒石へパス!!!!
荒石は、フェイクを一つ入れた後、ボールを手渡しで切れ込んだ流川にリターンパス!!!!
流川、今度はペイントエリア内でフローター気味のシュート!!!!
先程の観衆の見識、名朋の予想全て、逆手に取るかのようなプレイ、、、いや、これもアメリカを意識したプレイか????
中村「あっ????」
シュートは森重のブロックをかわし、ゴールへと吸い込まれる!!!!
HOOP!!!!!
流川、三連続得点!!!!!!
名朋14
湘北11
「完全に裏をかかれたぁぁ!!!!!」
「流川三連続!!!!!」
「どんな形からも、点が取れるぞ!!!!!」
「流川大爆発!!!!!」
中村「流川君、、、」ゴクッ
清田「アメリカ、、、」ゴクッ
名朋、今度は、、、
伊達健がスリーの構え!!!!!
ディフェンスが寄った所ーーーー
エクストラパス!!!!!
伊達翔が、この日一本目のスリーを、確実に沈める!!!!!
ザシュッ!!!!!
名朋17
湘北11
「健太から翔太!!!!!」
「健太のエクストラパスが良かった!!!!!」
「翔太、これで今大会16本目!!!!!」
「流石、No.1ガード!!!!!」
だが、湘北、、、
次もテンポの良いパス回しから
トップの須形!!!!!
も、エクストラパス!!!!!
天崎が、思い切りよく、スリーポイントを!!!!!
これも入る!!!!!
ザシュッ!!!!!
名朋17
湘北14
「次は、天崎が決めた!!!!!」
「スリー対決!!!!!」
「両チーム、やられたらやり返す!!!!!」
「また3点差!!!!!」
天崎、ガッツポーズ!!!!!
第1クォーター残り2分へ
湘北、未だ追いつけないものの
序盤の重かった時間帯とは180度違う形に
流川のポスタライズダンクをきっかけに、勢いを取り戻した
安西のショック療法が当たったと言えよう
ターンオーバーが全く無くなり、自分たちのバスケットが出来ている様子
湘北ベンチ
桑田「よしよしっ!!!!!」
石井「"全員"がノッてきている!!!!?」
佐々岡「よしっ、第1クォータで追い付こう!!!!!」
更には、両チームとも約2分間シュートを全く外さなかった!!!!!
見ていて非常に気持ちいい試合へーーーー
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「両チームスゲェーー!!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「お互いシュートを全く外さない!!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「テンポが一気に上がったぞ!!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「爽快!!!!!痛快!!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「何てハイレベルな戦いなんだ!!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「これぞ決勝戦!!!!!」
観衆の盛り上がりが増す
そんな中、まだ乗り切れないこの男
桜木「また.........まだ何もしとらん.........」グググッ
流川「・・・・」
(最後)まさかのデジャブ回!!!!!!!!!!
続く
エース・流川がこの試合自身初となる得点を決めた!!!!!
しかも!!!!!
怪物・森重寛のファウルを受けなお、その上から豪快なスラムダンクをーーーー
ポスターになろう程の(絵になる)、ダンクだった!!!!!
これには会場騒然、開いた口が塞がらない
ワァァァァーーーーーー!!!!!!!!!
町田「これは、今大会通しても、一番のダンクじゃないか???!」
中村「表紙だ!!!!!」はしゃぐ
弥生「湘北が勝てば、その可能性も高いわね.........」
彦一「ポスターや、ポスタライズダンクや!!!!!」さわぐ
高頭「今の高校生であんなことができるのは、おそらく流川一人、、いやもう一人おるか、、、」チラッ
堂本「あんな凄いダンク決める奴は日本には、いまい、、いやもう一人か、、、」チラッ
シンクロ
「ぐぬぬぬ.........あのカッコつけめ.........」
桜木、怒りとは別に
流川が得点直後に放った言葉が、頭を巡らせる
ーーーーーーーーーーーーー
流川「テメーは、まだあのデカブツ相手に、何もやってねーじゃねーか???!」
桜木「何をーーーー!!!!!」
流川「案外、穴が無い訳じゃないぜ、、あのデカブツ、、、」
桜木「なにっ?????」
流川「テメーなら、ヤれんじゃねーか.........????」
ーーーーーーーーーーーーー
桜木(あの野郎.........どーゆー.........)
くわっ!!!!!
「やってやるよ!!!!!」
桜木の心中の変化、、
そして、、、
エースでキャプテン・湘北の心臓である流川の初得点
これが、湘北に与える影響は絶大!!!!!
湘北の勢いが蘇る!!!!!
ディフェンスもタイトに!!!!!
キュッ、キュッキュッキュッキュッキュッ
天崎が、大村から伊達健へのパスを、スティール!!!!!
か?????
パンッ!!!!!
惜しくもラインを割る、、、
湘北ベンチ
「だぁぁぁーーー、、惜しい!!!!?」
「ナイス・ディフェンスだ!!!!!」
「ナイス・天崎!!!!!」
天崎「チッ!!!!!」
(流川さんが、決めた!!!!俺もやってやる!!!!!)
次には荒石も、河村に対してギリギリまでプレッシャーを掛け、そのシュートを落とさせた
「タフショットになった!!!!?」
「落ちたぁぁぁ!!!!!」
「荒石のディフェンスが良かった!!!??」
湘北ベンチ
「よぉぉぉっし!!!!!」
「ナイス・ディフェンスだ!!!!!」
「荒石、ナイス!!!!!」
荒石「よしっ、気合い入れて行くぞ!!!!!」(キャプテン殿がスゲーのやってくれたぜ!!!!俺も仕事してやるよ!!!!)
須形「一本!!!!!」覇気を纏う
と、残りメンバーも晴れやかな表情、チームの役割を理解する
高頭「やはり湘北、流川のあのダンクで勢いを取り戻したな、、、」
清田「ふんっ.........」
堂本「それだけ、エースでキャプテンの流川が、決めた事が大きい、、、」
樽瀬「・・・・」
湘北、次の攻撃は?????
SWISH!!!!!!!!
華麗なパス回しと、その天崎と荒石が順にピック、、これを駆使しオープンになった瞬間、スリーを放ち、仕留めた!!!!!
この男、、、
流川楓!!!!!!!!!
桜木・清田「いっ?????」仰天
流川が、スリーで連続得点!!!!!!!!!
名朋12
湘北 9
湘北、流川の一挙6得点で、あっという間に9点差が3点に、、、
湘北ベンチ&応援席は、一気に大盛りあがり!!!!!!!!
観衆も
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「流川のスリー!!!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「流川連続得点!!!!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「ダンクの次は、スリー!!!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「お見事!!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「エースがノッて来たか??!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「湘北が、息を吹き返した!!!!!!」
流川が、湘北のシンボルである事の、再認識
記者席
ここで中村が、不意にある事柄に気づき、質問を投げ掛ける
中村「流川君、、、今大会、スリーポイント多く......ない.........???!」
町田「ん????」(そうだっけ????)
弥生「・・・・」(この子、昨日の湘北vs山王戦でも、スリーについて、拘ってたわよね??!)※(注記)第937&948話
彦一「はっ???!そうかも、、、ちょい待って下さいや!!!!」と、慌てて自身のチェックノートを捲る
パラパラパラパラパラパラ
一同、彦一のデータを待つ
そして、、、
彦一「こ、これは!!!??」
中村「????」
町田「どうだい????」
これに弥生「何よ?!!勿体ぶらんと、はよ教えーー!!!!」
彦一答える「ええっと、、、今のも入れて、ここまでのスリー成功数のランキングは、、、」
1位/31本/菊地勇哉/山王工業/2年/4試合
2位/28本/流川 楓/湘北 /3年/5試合(現在進行中)
3位/18本/野比俊輔/笹岡 /1年/4試合
4位/17本/伊達健太/名朋工業/2年/5試合(現在進行中)
5位/16本/嶋 宏基/海南大附/2年/5試合
6位/15本/伊達翔太/名朋工業/3年/5試合(現在進行中)
7位/12本/畑山洋平/山王工業/3年/4試合
8位/11本/樽瀬俊輔/山王工業/2年/4試合
9位/10本/須形拓弥/湘北 /1年/5試合(現在進行中)
同9位/10本/成合雄平/種子島工/3年/3試合
彦一「流川君は、現在2位です!!!!!(4位の伊達健でも、この試合15本以上決めなければいけないので)伊達兄弟・チームメイトの須形君が、これに追い付くのは現実的で無いとしたら、、流川君は、もう試合の無い菊地君まで、あと3本で同率、4本以上で単独首位や!!!!!」
「尚、成功率は、こん中でも、規定条件クリア(※(注記)2試合以上試投数15以上)の選手全員の中でも、断トツの1位やで!!!!!唯一50%超えとる!!!!!」
彦一のなかなかの有能な(笑)データに基づき、それぞれ反応
町田「これは、確かに今大会の流川が、スリーに特化した選手になっていると言えるな、、、」
中村「で、でしょー???昨日の山王戦でも話しましたけど、流川君、最早No.1シューターって言えるんじゃないですか????昨日も6/7の確率!!!!!」ドヤ顔
彦一「更にこれ見て下さい!!!流川君、今大会、ミドルのジャンプショットより、スリーを多く打っとるデータも出とるで!!!!!!」
中村「けど流川君は、ミドルのジャンプショットも得意なはずじゃ???前はもっとミドルを打っていたような、、何かプレイスタイルが変わってきている????」たまに冴える中村の分析
そしてお待ちかね、、弥生がパソコンを開き、少し考えた後、答えを導き出す
「おそらく、、、」
町田・中村・彦一、オウム返し
「おそらく、、、」
弥生「考えられるは、、、」
町田・中村・彦一「考えられるは、、、」
弥生「""得点期待値""ね.........」
町田・中村・彦一「得点期待値.........???」何じゃそれ???と
弥生「えぇっと、まずスリーポイントはツーポイントの1.5倍の価値があるわね、、、」と、当たり前の事を話し始める
町田・中村・彦一「はぁ.........???2点と3点、、そりゃそうですが.........」怪訝な表情
すると弥生、今度は自身のノートにコートを手書き、解説
「そうね、、この辺りとこの辺り、、シュートエリアを1リング周り、2ミドルシュート、3スリーポイントの三つに分けて考えてみるとするわよ、、、」カキカキ
そしてパソコンを見ながら「すると試合中の平均、1は当たり前だけど、65%ぐらいの高確率でシュートが入るの、、、じゃあ中村君、2はどれぐらいだと思う????」と、中村に質問
中村、少し考え「うーん、40%ぐらい????」
弥生「あらっ、勘がいいわね、大体それぐらいよ!!!!」ノートに書き足していく
「じゃあ3スリーポイントの確率はどうかしら???」
中村、意気揚々と「当然一番遠いエリアだから、確率は下がる!!!20%ぐらいですか???」
弥生、巻きで訂正「37%程ね!!!!」
中村「チェッ!!!!」と、指パッチンで悔しがる
しかし中村気づく「あれっ???40と37、そんなに変わらないんだな、、、」
弥生、直ぐ様「そう、それがどういう意味なのか分かる????」
中村「ええっと、、、」どぎまぎ
弥生、次は計算式を三つ書き出す
12✕0.65=1.3
22✕0.40=0.8
33✕0.37=1.11
弥生「こーゆー事ね!!!!!これが、""得点期待値""!!!!」
ここで町田・中村・彦一も納得
「あっ????2より3の答えの方が、数字が大きい!!!!」
町田「つまり、、、」
中村『ミドルよりスリーの方が、効率が良い』
彦一「って事や!!!?」
弥生「その通りね、、、」
続けて弥生「更にツーポイントとスリーポイントの2つに分けても、確率50%前後と、37%な訳で、、、」
「もし、永遠ツーポイントを打つチームと、スリーポイントを打つチームが戦えば、、、」
『100vs111』
「で、スリーポイントを打ち続けたチームの勝ちとなるわね!!!!」
町田・中村・彦一「おーーー、なるほど!!!!!!」納得
弥生「つまり、ツーポイントシュートの成功率が50%(×ばつ0.5)なんだから、スリーの損益分岐点は成功率33.3%(×ばつ0.333...)で、、スリーを三本に一本以上決めるシューターは、ツーポイントシュートなど打たず、すべてスリーを打つ方が、得点が増える計算ね!!!!!」
町田・中村・彦一「はーーーん、なるほどねーーー勉強になるな、これ、、、」と、改めて感心、目から鱗が落ちる
弥生「これが、現代のバスケットボールの考え方・主流なの、、、今や""ヘタにミドルを狙うのは、勝つ確率をも下げている""と結論づけ、、チームのコンセプトで※(注記)ペイントエリア外のミドルを避ける事もあるぐらいなのよ、、、」※(注記)フリースローレーン、色がついたエリア
ここから締めに入ろうとするのだが、、、
弥生、最期に含みのある言葉
「こと、このデータは""NBAに限り""、、、」
町田・中村・彦一「えっ???」
そう、弥生が示したモノは、あくまでも、アメリカ、NBAの、それも近年のデータであった、、、
弥生「平均37%のスリーは、日本の高校生には当てはまらないの、、、」(高校生はこんなに決めれないのよ.........)
町田・中村・彦一「た、確かに、、、」固唾を呑む
中村「じゃあ何で、流川君はわざわざプレイスタイルを変えてまで、この大会に挑んでるんだ.........???」
またもや新たな疑問が残る
その答えは、、、
青木(海外を視野に入れている???)
高頭「NBAでも世界でも、トレンドは、とにかくスリーだ、、、尚且つ身体能力に劣る日本人が世界で戦うには、スリーは必須条件だと言えるだろう、、、」
堂本「沢北よ.........お前同様、流川も常にアメリカを意識し、その先には必ずNBA入りを目標にしているのかも知れん.........」
遠い空の下
沢北「aachooo(ハックション)!!!」(What???)
一方、明利大学体育館
ザシュ!!!ザシュ!!!ザシュ!!!!!
宮城、毎日何百本とスリーの練習「ふぅー」
『アメリカ』
流川本人は、依然として強い眼差しで試合に集中
「追いつく、、、」
安西は、もうすっかり仏の表情で、優しく微笑んでいる
ここから、試合は急にテンポ良く進む事に
名朋、伊達翔と河村がピック&ポップ!!!!
河村に桜木がヘルプに寄った所、、、、
河村、ノールックパスで、ゴール下の森重へーーーー
森重、楽々ゴール下シュート!!!!
バスッ!!!!!
名朋14
湘北 9
「ナイスプレイ!!!!!」
「いい連係だったぞ!!!!!」
「河村、あんなプレイも出来るのかよ???!!」
河村、ニヤリッ!!!!!
湘北は、再び流川に渡った所、名朋ディフェンスが警戒し集中したため
流川、ハイポストの荒石へパス!!!!
荒石は、フェイクを一つ入れた後、ボールを手渡しで切れ込んだ流川にリターンパス!!!!
流川、今度はペイントエリア内でフローター気味のシュート!!!!
先程の観衆の見識、名朋の予想全て、逆手に取るかのようなプレイ、、、いや、これもアメリカを意識したプレイか????
中村「あっ????」
シュートは森重のブロックをかわし、ゴールへと吸い込まれる!!!!
HOOP!!!!!
流川、三連続得点!!!!!!
名朋14
湘北11
「完全に裏をかかれたぁぁ!!!!!」
「流川三連続!!!!!」
「どんな形からも、点が取れるぞ!!!!!」
「流川大爆発!!!!!」
中村「流川君、、、」ゴクッ
清田「アメリカ、、、」ゴクッ
名朋、今度は、、、
伊達健がスリーの構え!!!!!
ディフェンスが寄った所ーーーー
エクストラパス!!!!!
伊達翔が、この日一本目のスリーを、確実に沈める!!!!!
ザシュッ!!!!!
名朋17
湘北11
「健太から翔太!!!!!」
「健太のエクストラパスが良かった!!!!!」
「翔太、これで今大会16本目!!!!!」
「流石、No.1ガード!!!!!」
だが、湘北、、、
次もテンポの良いパス回しから
トップの須形!!!!!
も、エクストラパス!!!!!
天崎が、思い切りよく、スリーポイントを!!!!!
これも入る!!!!!
ザシュッ!!!!!
名朋17
湘北14
「次は、天崎が決めた!!!!!」
「スリー対決!!!!!」
「両チーム、やられたらやり返す!!!!!」
「また3点差!!!!!」
天崎、ガッツポーズ!!!!!
第1クォーター残り2分へ
湘北、未だ追いつけないものの
序盤の重かった時間帯とは180度違う形に
流川のポスタライズダンクをきっかけに、勢いを取り戻した
安西のショック療法が当たったと言えよう
ターンオーバーが全く無くなり、自分たちのバスケットが出来ている様子
湘北ベンチ
桑田「よしよしっ!!!!!」
石井「"全員"がノッてきている!!!!?」
佐々岡「よしっ、第1クォータで追い付こう!!!!!」
更には、両チームとも約2分間シュートを全く外さなかった!!!!!
見ていて非常に気持ちいい試合へーーーー
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「両チームスゲェーー!!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「お互いシュートを全く外さない!!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「テンポが一気に上がったぞ!!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「爽快!!!!!痛快!!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「何てハイレベルな戦いなんだ!!!!!」
ワァァァァーーーーー!!!!!!!!
「これぞ決勝戦!!!!!」
観衆の盛り上がりが増す
そんな中、まだ乗り切れないこの男
桜木「また.........まだ何もしとらん.........」グググッ
流川「・・・・」
(最後)まさかのデジャブ回!!!!!!!!!!
続く
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この記事へのコメント
新年一発目です(汗)
タイトル
aim、purpose、objective、、本来なら一番意味遠そうだけど、、何か響きカッコよく、しっくり来たんで、これ『aim』にしました!!
ここが高校英語??
で、本編内容は小学生算数です
今回は、お勉強回になりましたwww
次頑張ります!!!
タイトル
aim、purpose、objective、、本来なら一番意味遠そうだけど、、何か響きカッコよく、しっくり来たんで、これ『aim』にしました!!
ここが高校英語??
で、本編内容は小学生算数です
今回は、お勉強回になりましたwww
次頑張ります!!!
Posted by 赤木夏紀赤木夏紀 at 2023年01月11日 15:03
何?同率って?
Posted by にい at 2023年01月21日 17:22
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