みたいもん

(追記) (追記ここまで)

トップ> KDP(キンドルダイレクト・パブリッシング) ベトナム滞在記 旅行先でその滞在地に関係がある小説を読む> ジーンマッパー(Gene Mapper)をホーチミンで読むという実に幸福な時間

いしたにまさきの新刊:HONDA、もうひとつのテクノロジー ×ばつ震災〜 01 それはメッカコンパスから始まった|Honda、もうひとつのテクノロジー 02 ×ばつラウンドアバウト〜 運転する人をサポートすること |Honda、もうひとつのテクノロジー 03 ×ばつグッドデザイン大賞〜 通行実績情報マップがライフラインになった日

HONDA、もうひとつのテクノロジー ×ばつ震災〜 01 それはメッカコンパスから始まった (カドカワ・ミニッツブック) Honda、もうひとつのテクノロジー 02 ×ばつラウンドアバウト〜 運転する人をサポートすること<「HONDA、もうひとつのテクノロジー」シリーズ> (カドカワ・ミニッツブック) Honda、もうひとつのテクノロジー 03 ×ばつグッドデザイン大賞〜 通行実績情報マップがライフラインになった日<「HONDA、もうひとつのテクノロジー」シリーズ> (カドカワ・ミニッツブック)

2013年09月18日

ジーンマッパー(Gene Mapper)をホーチミンで読むという実に幸福な時間

8月末、仕事・取材・観光などで、ベトナムに1週間ほど滞在していました。滞在した都市は、ダナンとホーチミン。

当初、ホーチミンには行くつもりはなかったのですが、せっかくベトナムまで行ったのだから、ホーチミンに行ってもいいのではないか?と思ってみたところ、ホーチミンに行く理由がいくつか見つかったので、ホーチミンまで足を伸ばしたというわけです。

その理由は、いくつかあり、やはりホーチミンほどの街ですから、行ってみての発見もたくさんありました。で、どこから書き始めようかと悩んでいたのですが、やっぱりここから始めようと思ったので、このエントリーを書き始めている次第です。

で、そのホーチミンに行く理由ですね。

私には、ちょっとした趣味がありまして、それが「その物語が舞台になった街で、その物語を読む」というものなんです。

ものすごく一生懸命に聖地巡礼的なことをやっているわけではないのですが、この趣味は、アニメではなくて、小説でやるのが醍醐味です。

ということで、今回の小説は、ジーンマッパー(Gene Mapper)=ホーチミンです。

DSCF3706

リンク: Gene Mapper | Official Web Site.

[引用]

原因を探るため、林田は「キタムラ」と名乗る人物に誘われ、2014年に封鎖されたインターネットが生きている街、ホーチミンへ飛ぶ。

リンク: Democratic Republic of Vietnam.

[引用]

『Gene Mapper』は第二部から舞台をホーチミン市に移す。熱気に満ちあふれた魅力ある都市が25年後もそうであって欲しいという願いから、活躍する場をそこに移すことにした。

でねー。やっぱ、ホーチミンで、ジーンマッパーを読んだ時間は、いい時間でした。ホントよかったなあ。

なんで、わざわざこんなことをするのかというと、それは現地の空気を感じるとわかることってのがあるんですよ。

行く前には、なぜホーチミン?ということに関しては、ジーンマッパーで重要な舞台となる水稲が栽培されるメコンデルタの入口の都市ぐらいのものだと思っていました。

でも、それ以上に街で時間を過ごしていると、身体に染みこんでくるのは、ベトナムのカフェ文化と、あの「コンデンスミルクを3秒注ぎ込んだ」ベトナムコーヒーです。

あとね、やっぱグェンさんみたいな女性が、ちゃんとホーチミンにはいるんですよ。ウソじゃないよ!

作者の藤井さんが、フィクションである物語に強度を与えるために、事実からいろいろなことを引用していることは、例えば第2部の冒頭で出てくる運航便に「サンフランシスコから成田を経由して飛んできた機体」という記述があることからもわかります。

リンク: 初小説がアマゾンで1位に。KindleデビューのコツをGene Mapper作者に聞く.

[引用]

――ちなみに、『Gene Mapper』で初台のカフェが出てきましたが、なぜ初台だったんでしょうか。 藤井:あれは実はアップルの跡地なんです。オペラシティのある場所ですね。

また、藤井さんというのは、要するになんでもできてしまう人なので、正体不明というか、持ち味がありまくるというか、引き出し多すぎなんです。

「1990年代からDTP界隈とかShade界隈とかMac界隈でよく見かけたt_traceさんがKindleで自作SF小説を電子出版してるんだ〜」という認識で見ているので、Gene Mapperの話題はなかなか興味深い。

— ǝunsʇo ıɯnɟɐsɐɯ (@otsune) November 20, 2012

だから、ジーンマッパーがどこからきた物語なのかということの手がかりがあるようなでないような感じがあります。でも、ホーチミンの街にいると感じられることは、まさにジーンマッパーの中に、手を変え品を変え登場します。

DSCF3737

ということで、ジーンマッパーを読んだみなさんは、ぜひホーチミンへ。ホーチミンに行く予定のある人は、ぜひジーンマッパーをどうぞ。

Gene Mapper -core- (ジーン・マッパー コア) - kindle版

Gene Mapper -full build- - kindle版

Gene Mapper -full build- (ハヤカワ文庫JA)
4150311072

(追記) (追記ここまで) (追記) (追記ここまで)

« iPhone5sが見せるデジタル端末の未来は、やはり指紋認証の先にある | トップページ | やっと、艦これ(艦隊これくしょん)で新規提督をはじめることができそうです »

投稿:by 2013 09 18 12:30 PM [KDP(キンドルダイレクト・パブリッシング) ベトナム滞在記 旅行先でその滞在地に関係がある小説を読む] | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:

この記事へのトラックバック一覧です: ジーンマッパー(Gene Mapper)をホーチミンで読むという実に幸福な時間:

*これまでにプロデュースしたカバンなど

あたらしいひらくPCバッグ
IMG_2734.jpg

iPhoneも入る財布
IMG_2623.jpg

CamiAppSメモパッド専用 ブックマークホルダー
IMG_3175.jpg

たためる打ち合わせバッグ for CamiApp
IMG_3171.jpg

ブロガーズトート
IMGP0129.JPG

ひらくPCバッグ
P2182920.JPG

とれるカメラバッグ
IMG_2368_DxO

*みたいもん
Best記事

2014:OK Goの日本で撮影された新作PVがすさまじい
2013:セナの走行データとインターナビとログデータのすごさ
2012:EOS 5D Mark IIIの高感度手持ち撮影のすごみ
2011:Chromeの初音ミクCM
2010: グーグルマップ&押井監督
2009: Drobo
2008: Evernote
2007: iKnow
2006: 涼宮ハルヒ
2005: いい歯磨き
2004: コメント欄

*いしたにまさきの著作

・2014年の著作

できるポケット Evernote 基本&活用ワザ 完全ガイド
4844335774

・2013年の著作

Amazon Kindleダイレクト出版 完全ガイド 無料ではじめる電子書籍セルフパブリッシング
4844333976

・2012年の著作

都市と書斎のランドスケール
B00ASOBQJC

あたらしい書斎
4844332783

Evernoteオールインワンガイド
4844332430

・2011年の著作

できるポケット Google+ グーグルプラス スマートに使いこなす基本&活用ワザ 70
4844330993

楽しいみんなの写真 -とにかく撮る、flickrで見る。ソーシャルメディア時代の写真の撮り方・楽しみ方
4861007542

カラー版 机も頭もすっきり! デジタル化情報整理術 (COLOR新書y)
4862487297

できるポケット Twitterをスマートに使いこなす基本&活用ワザ100 [できる100ワザ ツイッター 改訂新版]
4844330063

できるポケット+ Evernote 改訂版 (できるポケット+)
4844329979

日本の若者は不幸じゃない (ソフトバンク新書)
4797362693

・2010年の著作

できる100ワザ iPhone 4 3週間でiPhone名人になれる本
4844329693

マキコミの技術
4844329588

ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である
4774144681

できるポケット+ Evernote 活用編
4844328816

できる100ワザ ツイッター Twitterパーフェクトテクニック (できる100ワザシリーズ)
4844328255

できるポケット+ Evernote
4844328271

・2009年の著作

ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書)
4839933162

・2007年の著作

クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング
4822245772


Web
mitaimon

 

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /