2022年05月20日
のらり2
次の朝は雨やった。
私のプチ自慢は「雨を気にせん」ということで
濡れようがトイレットペーパーやなし、溶けるわけやない。
雨の中をザクザク歩く。
DJI POCKETを持ってきた。(手ブレをしないビデオカメラ)
そこたいを撮り、説明しながら歩く。
YouTubeでよーやってるロケをやってみたかった。
ほんでもしばらくして辞めた。
喋ってる言葉がなぜか「標準語」仕様になる。
「草津の温泉街を歩いてます。湯畑がありますね。
温度は...」全然おもんない。
「草津の温泉街歩いてんねんけど、う〜わ〜なんか
カリフラワーみたいなもこもこやん、これなんや?
なになに?これが湯畑やて」というのが出てけーへん。
諦めて湯もみ(熱いお湯を板でかき混ぜて適温にする)の場所に来た。
コロナのせいで体験ができやんらしい。
まあ見るだけでもええか。
【草津よいとこ〜、一度はおいで〜】
テンションが上がって「どっこいしょ〜〜」と大きな掛け声をかけたら
声を出さずにお願いしますと注意された。
お囃子も言われへんとは、コロナ憎し。
温泉饅頭をほおばり、次に急ぐ。
八つ場ダムを通り、たまたま見つけた陶芸の窯を訪ね、
そこで教えてもらった
国定忠治の越えられなかった大戸の関所を観に行った。
ノープランでも次々おもろいとこに行ける。
出発の時に助手席に乗せていった達磨の故郷、高崎へ。
少林山というとこに行ったがお参りもせず(失礼)。
目指すは達磨の絵付けなもんで。
達磨の眉毛は鶴で、ひげはカメで・・・
係員さんの説明を聞きなさいよ、という顔を尻目に
フライングで描き始めたがなかなか難しい。
思うように描けやん。
「先生描けました!」
今回の旅の目的の近くまで走る。
また安宿を見つけ、風呂も温泉。
しかも深い。泳ぐ。
髪を洗おうとするもお湯が出やん。
貸し切りの恩恵やと湯舟の湯を汲みかける。
(いつの時代やねん)
まあ、安いんやし、しゃーないな。
明日はジャパンスネークセンター。楽しみしかない。
- [フレーム]
Posted by こば at
19:44
│Comments(3)
2022年05月18日
ぶらり一人旅1
帰ってきたぞ〜帰ってきたぞ〜
5/11の夜出るはずが、準備が間に合わず、12日に出発。
ぶらり一人旅。
ぶらり=無計画ちゃうで。
ぽわんとやけどどこ行きたい、何したいが山ほど浮かぶ。
とりあえず初日は群馬県草津温泉のホテルをとった。
直前割で4000円台が見つかればホテル、それ以上の金額は出せん。
車で寝よ。探してみるもんで4000円そこそこ発見。
いざ出発。
順調に中央道を走ったが、長野県で下りたのが運のつきで、
そこからがえらい山道が続いた。すっかり日も落ち暗い。
坂を上り下り曲がり。
途中で鹿の軍団にも遭遇し、テンション上がって、行くぜっ!
ゴーゴー!!!
しょぼ雨で走りにくい。おっと通行止めやないかい。又迂回して走る。
ここどこや?
雨が上がったと思たら、濃霧攻撃。
5メートルはおろか2メートル先も見えやん。
突然車の右前が何かに乗り上げた。
岩なのか、縁石なのか...。
普通にバックして走り始める。
左車線があるのかないのかも分からへん。
おばあさんのジョギングの方がよっぽど早いぐらいのスピードでのろのろ走る。
こんな霧には未知との遭遇。かといってこんな山の中で止まっているのも怖い。
向こうから車か狐火かが近づいてくる。
ものすごいスピードで横をすり抜けて行った。
冷汗びっしょり。ホウホウのテイでホテルに着いた。
ぽつんと建っているさすがの4000円。
「霧が濃くて死ぬかと思いました」
ていうたら
「近くの者は慣れてるんだわ」
・・・・。
とにかく無事でよかった。高速代をなるべく使わないと思ったのがアダになった。
気分を変えて温泉に行こう。
女性浴場は貸し切りやった。また風呂で泳げたし、露天風呂にも走って行って入った。
出てきたらこんなんがあった。
ちっさいな。
こちとら命がけできたんですとも。
- [フレーム]
Posted by こば at
20:38
│Comments(2)