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「ママは身長100cm」

ディスカヴァー・トゥエンティワン
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「身長100cm、車椅子ユーザーの小さなママ
まわりを巻き込み、助けあう子育てのコツとは?
みんなと同じ、でもちょっぴりちがう 小型ママの子育て」

キャスター 有働由美子さん推薦!
「自分の命、自分の人生なんだもん
夏子のように生きたいな」


だいやまーくテレビ・メディア出演動画はこちらだいやまーく

Dooo「身長100センチのママの子育てと自分らしい生き方」前編
https://youtu.be/apDFBjcQDbM

テレビ神奈川「イイコト!」前編
https://youtu.be/ppbHErUNyd8

November 2017

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12月10日、舞台「月夜のからくりハウス」に出演します。
私はセリフがなく、ちょっとしか出番はないですが、
衣装はすごいです!笑







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いろいろなマイノリティが集まったこの舞台。
障害者が見世物として、お金を稼いでいた時代もあり、
「自分の特性を思いっきり表現しちゃおう!」
「見世物になりたい!」
がコンセプトの舞台です。

プロのダンサー、シンガー、演奏者、落語家など
濃くて、実力のある出演者ばかり。
そしてミュゼットプロレス(小人プロレス)も復活です!

見に来てください!
と言いたいところが、チケットは完売。
でも、クラウドファンディングではあとわずかあります!

クラウドファンディング
で、DVDも購入できるので、
ぜひぜひよろしくお願いします!

[画像:20170924人が一番の資源]




















東京新聞・中日新聞
2017年9月24日(日)
障害者は四つ葉のクローバー
「人が一番の資源」

学生時代に留学し、この夏も訪れたデンマーク。エレベーターに乗り、ドアを閉めようとしたら、「閉」ボタンがないのです!「早く閉まらないかな」と少しイライラしましたが、30秒ちょっとの時間も急いでしまう日本の生活を省みました。

日本だと、他の人が乗るのを確認しないでドアを閉めてしまったり、開けたいのに間違って「閉」ボタンを押してしまうこともよくありますよね。「閉」ボタンがないことで優しさが生まれるのかもしれませんね。デンマーク人の急がない時間の余裕が心の余裕につながり、相手にも自然と優しくなれるのでしょう。

留学中のことです。10月の寒くなる頃の朝礼で、校長先生が「これから寒くなるので、ジャガイモなどご飯をたくさん食べ、今までよりゆっくり休みましょう」と言ったことには驚きました。子どもに対してではなく、20歳前後の若者に、たくさん食べ、ゆっくり眠りましょう、だなんて!

でも寒さに閉ざされ、日照時間が少ない北欧では、うつ病の発症率、自殺率も高く、体と心こそが大切なのです。

デンマークが変わったのは、わずか40年前のことです。かつては保守的でしたが小さな国が生き残るため「一番の資源は『人』」と考え、社会保障を手厚くしました。教育費、医療費が無料なだけでなく、大学生には月約10万円の生活費が支給され、一人暮らしの生活費などに充てられます。転職を目指す社会人が、資格取得のために学校に通う時も同様です。

最低限の生活が保障されるので、学びたいだけ学べて、いつでもやりたいことにチャレンジできます。そして国民が病気になると医療費増になるので、一人一人の健康、幸せを大切しているのです。日本の私たちも、40年後に向け、幸せな国を目指しませんか?

写真:家族みんな午後4時ごろに帰宅し、夕飯を囲むデンマーク。アフター5にパーティもできちゃいます。

[画像:20170910ストレスフリーの国]



















東京新聞・中日新聞
2017年9月10日(日)
障害者は四つ葉のクローバー
「ストレスフリーの国」

世界一幸せな国ともいわれるデンマークに、家族旅行に行ってきました。国連の世界幸福度調査でトップ3に入り続け(日本は今年51位)、私が13年前に留学していた国です。4歳と2歳の子を連れ、どんな旅になるのか!?と不安もありましたが、ゆったり満喫した二週間でした。

デンマークの電車には静かにする車両、携帯電話で話してもいい車両、車椅子や自転車、ベビーカーが乗りやすい段差なしの車両、座席が折りたためる車両などがあります。車椅子への配慮はニーズの一つとして考えられ、たくさんの選択肢の中から、自分に合ったものを選ぶのです。みんなで同じルールを守るのではなく、それぞれが幸せになる形を用意する、それがデンマーク流だと感じました。日本は女性専用車両ができてきましたが、それ以外のニーズにもこたえる車両をつくってみてはどうでしょう?

ホームとの段差や隙間がない車両は、車椅子ユーザーやベビーカーにとって楽なだけではなく、駅員もスロープを出したり、車椅子乗降の連絡をしたりする必要がないので、効率がいいのです。日本の全ての駅、路線を段差なしにするのは難しいので、いま工事中の駅をはじめ改良できる駅、できる車両から少しずつ、段差なし、隙間なしを始めてみてはどうでしょう。お互いのストレスフリーが心に余裕をもたらし、幸せにつながることでしょう。

意外なことにデンマークの建物は古く、階段だらけ!エレベーターがないところもたくさんあります。でも障害者はヘルパー制度を使うことが当たり前で、人の手でバリアーを取り除くことができます。ハード面だけでなく、ソフト面でも不便さをカバーしているのです。私たちの生活のヒントにも繋がるデンマークの暮らしやすさ、幸せについては次回も続きます。

写真:電車とホームとの間には段差や隙間がなく、車椅子やベビーカーも楽々=デンマークで

[画像:20170814車椅子でも同じルールを]



































琉球新報社提供

琉球新報 2017年8月14日(月)
100cmの視点から あまはいくまはい
車椅子でも同じルールを

(↑こちらをクリックすると琉球新報styleのページから読めます)

先日、親友の結婚式があり、初めて息子と2人だけで沖縄に帰省しました。息子も4歳になって約束を守り、話を聞けるようになってきたからです。しかし、航空券を予約するとトラブル発生! 航空会社から待ったがかかったのです。

その航空会社独自のルールでは、身の回りのことができない障害者は必ず付き添いを付け、さらに3歳未満の子どもがいる場合は、もう1人付き添いが必要なのです。私は身の回りのことは自分でできるし、子どもも3歳以上なのですが、緊急時の脱出などの対応を理由に、利用を保留にされてしまいました。息子は指示に従って動けること、何回も搭乗の経験があることを説明し、どうにか認められましたが、当たり前の私たちの生活が否定されたようで、悲しくなりました。

ヘルパーをはじめ、誰かが一緒に出掛けてくれるのは安心です。でも急ぎのときにその調整をしないといけないのは面倒です。制度の中で、私がヘルパーを使える時間も限られています。さらにヘルパーへの給料、交通費もかかります。付き添いがいつでも簡単に付けられるわけではありません。

航空会社をはじめ、安全のためにルールが設けられるのは仕方ないでしょう。でもそのルールを作るとき、私のようなマイノリティーの利用が軽視されていると感じることがあります。最近では、格安航空会社バニラエアに搭乗した、車いす利用者であり、バリアフリー研究所(大阪府豊中市)代表の木島英登さんのことが話題になりました。車椅子での搭乗を拒否されたので、彼はタラップを這(は)い上がって搭乗しました。しかし、事前連絡をせずに搭乗した彼を「クレーマー」などと批判する声も少なくありませんでした。今まで事前連絡した車椅子ユーザーは利用を断られていました。私はまわりの人が、声をあげた木島さんを批判するのは筋違いだと感じました。飛行機に車椅子ユーザーが乗れないのは仕方ない、そう思う人が多いようで悲しくなります。

車椅子で乗れない乗り物の多いこと! 沖縄県内にノンステップバスが走るようにはなりましたが、本数が少ないです。車椅子が乗り降りできないバス停も多く、バス停の改良も必要です。「車椅子だから乗れないのは仕方ない」ではなく「車椅子でも乗れる」を当たり前にしたいです。そしてもう一歩進んで、車椅子での利用の便利さ、使いやすさも追求してほしいです。だって、普通に考えて、一日数本しかないバスだと、自分の予定に合わなくてなかなか使わないでしょう? 降りられないバス停があったら、降りられるバス停で降車し、目的地までの長い距離を歩くこと、やらないでしょう? 「車椅子でも使えるからいい」ではなく、「車椅子でも普通の人と同じ条件で使える」それを広めていきたいです。

写真:座るものがない時は、車椅子に座っておにぎりを食べるわが子たち。車椅子、便利です!(笑)

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学生時代から関わっている
NPOフリー・ザ・チルドレン
障害者の暮らし、動画作成に
出演させていただきました!

子どもの力を信じて、
子どもが世界を変えて行く活動。
子どもが「自分に力がある」って、気づける活動。

これからも関わっていきたいです。

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