ドイツと会津若松の意外なつながり〜徳島県鳴門市ドイツ館〜
2013年10月27日 up
徳島県鳴門市になぜ赤ベコ?なぜドイツ?
こちら、徳島県鳴門市にあるドイツ館という面白そうな建物。
ドイツビールとドイツのソーセージがあるかと覗いてみたところ・・・
ジャーン!
会津若松のでっかい赤ベコが待ち構えていました。
徳島県鳴門市に、なぜドイツ? なぜ会津若松の赤ベコ??
鳴門市からドイツ、そして会津若松を知る旅のはじまりはじまり。
ドイツ兵の慰霊碑
こちらは、
「ドイツ兵の慰霊碑」
第一次世界大戦中、日本はドイツの租借地だった
中国の青島を攻撃。
敗れたドイツ兵士約5000人が捕虜となり、
日本各地の収容所へ。
ドイツ兵の約1000人が
1917年から1920年までの約三年間を
ここ、徳島県鳴門市にある
板東俘虜収容所で過ごしたそうです
ドイツ兵がいた坂東収容所跡
この収容所の所長が、
会津若松出身の松江豊寿大佐。
ドイツ館には、レストランに図書館、
公園や別荘、スポーツ施設、音楽、
演劇などの資料が残されていて、
ドイツ捕虜と鳴門市民が交流している
当時の空気が伝わってきます。
ベートーヴェンの「交響曲第九番」の
国内で初めて演奏されたのも、
この場所だそうです。
いかにドイツ捕虜の人権やドイツの文化を尊重していたかがわかります。
徳島県鳴門市 ドイツ館外観
ドイツ兵が以下のような言葉を残しています。
「世界のどこにバンドーのような収容所があっただろうか。
世界のどこに、マツエ大佐のような収容所長がいただろうか」
会津若松へお土産だぁ!ドイツのビール
福島県会津若松市と徳島県鳴門市は、友好親善都市。
美味しいドイツビールとソーセージを土産に
松江大佐を育んだ福島県会津若松へと戻った私でした。
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タグ:ドイツ,歴史,ビール
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- 1 コメント
1 - Comments
石田より:
2013 年 10 月 28 日 21:39:27
てっきり、白・赤・黒の色のせいかと思いました。
べこの色とドイツ国旗の色が3色同じ!
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