ヨルダン流子育て
2012年05月08日 up
6年生の生徒たちと 一緒に授業を受ける マジドちゃん
「見ぃーつっけたっ!カリーマ―!!」
今日も、元気な声で私の教室に入ってくるマジドちゃん
彼女は社会科教師友達の3番目末っ子。
今年、4歳になった、とってもキュートな女の子です。
3時間目後の、休み時間に近所のおばちゃんに連れられて、同僚の息子たちと学校へ到着します。
さて、彼女が階段でこけてワンワン大泣きした時のことです。
母親に訴えても、「よくあること」と簡単に、スルーされていました。
可哀そうさ+痛さのアピールが足りなかったのでしょうかね。
いや、ヨルダン人母は、肝っ玉で多少の怪我では動じないというところでしょうか。
一方、簡単に引き下がるマジドちゃんではありません。
「いたいよー!!」と、私の元へかけよってきました。
「かわいそうに。かわいそうに。いたいのいたいの、とんでけー!!」
で、ニッコリ元気になりました。
にっこり笑顔に もとどおり
ヨルダンの子供たちは、母親だけではなく、地域の人たち、年上の子供たち、祖父母・親戚、たくさんの人たちから愛情をもらっています。
生徒たち誰もが、小さな子供のあやし方を知っています。
母親(教員)が、同僚、教室の生徒たち、地域の友人、なにより、自分の子供の力を信じているのです。
今日もニッコリ。かわいいマジドちゃんから、
大らか!!ゆるやか!!!働くママ教員に優しい、ヨルダン流子育てを学ばされています。
私の顔を描いているところ
完成!
マジドちゃん、
今日も元気をありがとう!
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