神大航空部の日常

日替わりで部員がそれぞれ日記をつけます。

【208発目】2015年の出来事〜中編〜

2016年01月16日(Sat)

Category未分類
前回に引き続き、2015年の出来事を古本が振り返ります。

2東海関西競技会@大野
大島が一部ブログを書いてくれていますが、
11/1〜11/8に東海関西学生グライダー競技会が開催されました。
例年木曽川で行われていたのですが、この時期は大野の方が条件が良い為、
今年から大野で大会が開催されることとなりました。

神大から出場できる選手は私1名だけだったので、
名工扇田、府大七里と一緒にチームを組み出場しました。
ちーむ


ライセンスを取ったのが9月ということもあり、それまでずっと実地試験対策に追われ、
ソアリング経験を積むことがほとんどできない状態である上、
大野での経験も浅く、とても準備が整っているとは言い難い状況で大会に臨むこととなりました。

その不安は的中したわけでして、単座チェックが条件付きでしか通らないという
なんとも惨めな大会スタートとなりました。

大会1日目
開会式の後、南向きで競技開始となりました。
大野の特性上南向きは複座同乗のみでの競技となり、発航権が回ってくるペースも遅くなります。
条件はやや出ましたが渋く、3名のみが滞空点を獲得しました。
DSC_0766.jpg
切れたパラシュートの紐で大縄大会


大会2日目
この日は雨の為ノーコンテスト。
卓球とUFOキャッチャーに励みました。
((注記)宿舎で作戦会議もちゃんとやってます)
DSC_0771.jpg
卓球最強の大工府大チーム


大会3日目
この日はBIGデーでした。正対が強く条件付きの私は複座で競技。
私と、扇田は滞空点を獲得することができました。
ですが、実力のある選手は少なくともワンポイントしていたため、
力の差をひしひしと感じました。

大会4日目
南向きの競技でした。
この日も条件が良く、得点を獲得する選手が多く、
我がチームも七里が滞空点を獲得してくれました。
ここまでで順位は7位。全国射程圏内です。

大会5日目
この日は条件が渋く周回する者もいませんでした。
そんな条件の中扇田が滞空点を獲得、点数を伸ばしました。
が、が、が、が、ががががががが
立命館大学がデイリー2番目の滞空点を獲得し、我々は8位に転落してしまいました。
DSC_0781.jpg
出発前の名工扇田


大会6日目
この日は1名が滞空点を獲得したにとどまりました。
残りの日程も条件は見込めず、順位の逆転は難しいと思われます。

大会7日目
曇り空で得点者はなし。
競技後は大野学生宿舎で楽しい夜を過ごしました。
明らかに宿舎がキャパオーバーだったので車中泊をしました。
23歳にして車中泊なんてするもんじゃないと学びました...。
ファイル 2016年01月16日 22 20 38
とっても楽しそうですね^^

大会8日目
雨のため競技は中止。
閉会式のみが行われました。
DSC01172.jpg
大会期間中、関西委員長衣斐がサブピストとして大会の運営を行ってくれました。ありがとうございます!

最終結果は以下の通りです。
0ab233d5.jpg
団体では神名府合同チームは8位
個人では古本、扇田が14位、七里が12位という結果に終わり、
残念ながら全国出場圏内に入ることができませんでした。
3、4日目の条件が良かった日に得点を伸ばせなかったことが敗因でした。

しかし、しかし、しかし、なんと!!!!!
上位校が諸事情により出場を辞退したため

全国大会出場が決定しました!!!!

棚ぼたで獲得した出場権ではありますが、東海関西の反省を生かし、全国ではしっかりと得点できるように
これから精進していきたいと思います。

大会出場にあたり、神大OB会及び府大OB会からGPS購入のご支援、
神大OB会から大会費用のご支援を賜りましたことをこの場を借りて御礼申し上げます。

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【207発目】2015年の出来事〜前編〜

2016年01月16日(Sat)

Category航空部の活動
こんにちは、4回古本です。
2016年がはじまり、卒業までのこり3ヶ月を切りました。
卒論はまだできてません(-_-;)結構やばいです(笑)

さてさて、昨年の夏ごろからいろいろと出来事はあったのですが
ブログの更新が滞っておりました。申し訳ありません。

という訳でざっと振り返ってみたいと思います。

1自家用操縦士実地試験@木曽川
9/6〜9/17の期間で自家用操縦士受験に向けた強化合宿と、実地試験が行われました。

直前まで就活に追われていたので、あまり対策ができていない状態で臨んだ合宿でした(言い訳)
朝から晩まで学科にフライトにとハードな日々を過ごし、ひたすら頭に知識の詰め込み...。
そして、「ばかもん」、「ばかもん」、あんど「ばかもん」
大学に入ってから一番真面目に勉強した2週間弱だったと断言します(笑)

試験は航空局から試験官にお越しいただき、9/14〜9/17の4日間行われました。
本来ならば先に口述、口述をクリアした者のみフライトという順番なのですが、
試験日程の後半は天候の悪化が見込まれたため、今回は先にフライトというイレギュラーな試験となりました。

朝から出発前の確認を宿舎で行い、それが終了した後にフライト試験を行いました。
私は試験の順番が3番目だったので、待っている間に先の2人のフライトを参考にすることができましたが、
2人を待っている間に緊張はどんどん高まってくるので、待ち時間はなかなか苦痛でした...。
ただ、今回11人受験生がいたので後半の人はもっと辛かったと思います...。

自分の順番が回ってきてフライトを行ったのですが、緊張して記憶がなくなるぐらいのフライトは初ソロ以来です。
1発目は少し失敗して、予定の課目を終わらせることができず、2発目でようやく課目コンプリート、
結果はOKで口述に進むことができました。
昔のように対地旋回とフォワードスリップがなくて本当に良かったと思います...。

口述はまた別の日に行われたのですが、一言で感想を述べるとしたら
「もう二度と受けたくない」

試験官と机を挟んで1対1。立ち合いの教官は部屋の隅で無言...。
ただでさえ緊張しているのに、試験室の空気がさらに緊張を高めます。
口はカラカラ...。

試験で問われた内容はほとんど直前の対策でカバーできていたので
意外とすんなりと答えは頭に浮かんだのですが、
緊張のあまり思考がはちゃめちゃになりうまく口から出て来ない。
試験前に勉強したところで、印をつけた覚えがあるのに、
探してみてと言われても見つからない。

かなり焦りましたが、試験官のはからい?もあり
なんとか乗り切ることができました。

試験官から合格を告げられ、握手をした瞬間に「ほっ」として
一気に肩の力抜けるのを感じました。

受験を通して、自分はまだまだ学ばなければならないことがあるし、
ここからがスタートなんだということに気付かされました。
そして、全てが自己責任なんだという重圧ものしかかってきました。

ハードな日々ではありましたが、みんな同じ目標に向って助けあった日々は
なんだかんだで楽しかったなと今では思います。

指導いただいた宮地教官、宮田教官、ご支援を頂いたOB会の皆様、
差し入れをしてくださった渡辺監督、部員、応援してくださった全ての方々に感謝いたします。

自家用
受験生全員で集合写真

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