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Img_1171 写真は庭に咲いた菊。
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技術者のタイプは様々だ。誠実な技術者・設計者は品質保証部門やサービス部門から信頼を受ける。
逃げない技術者・設計者は基本的に誠実であると思う。
さらに、技術者・設計者として公平かつ技術的に、それなりの腕をもち他分野の専門用語を理解するなら、開発部門や研究所の支援を受けられる。
逆に卑怯なエンジニアは、自分の設計の弱点を隠し、問題の原因を他人の分野に押しつける。一番心配な部分でシラを切る。傍迷惑なことである。他人の時間も奪う。
エンジニアは総ての技術部門に精通している訳では当然ない。自分の確認できなかった項目や設計上の弱点を検査部門に公表すれば、それなりの試験と評価をしてくれる。検査部門もその方が効率的に仕事をできるし、設計者にとって改良のヒントや課題を得ることが出来る。
かくして、誠実なエンジニアは信頼性の高い製品を、周囲の知恵を集めて世の中に送り出すことが出来るのだ。誠実なエンジニアは技術的成長が早いし、周囲の協力も得られるのだ。
物つくりの分野では、コストも含めて良いものを早く作れば人は地位・立場に関係なく付いて来てくれる。
アナログエンジニアは自分の設計の限界を隠すことはしない生活を常に続けてきた。そして、アナログ回路だけではなく、種々の分野の信頼性向上要因を門前の小僧的に学び、どのようなデーターを示せば、その道の専門家の的確な助言を受けることが可能かもある程度知っている。他人の知恵も活用するから、できた製品は相対的に信頼性は高くなる。
誠実な技術者のあるべき姿の先に技術者倫理がある。不誠実な技術者には人と情報は集まらないのだ。
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元二階澄花さん こんばんは
ソフトウェアでメニューの階層が深いのも嫌ですね。
いま、原稿書きもやっているのワードを良く使うが、昔の方が使いやすかった。驚く前に、何の機能がどこのアイコンにあるのか今は判らない。勝手に段落を変えてしまう。昔の安い文書書きソフトは使いやすかった。
投稿: 5513 | 2011年11月11日 (金) 19時21分
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ソフトウェア工学の思想に、『驚き最小の法則』って思想があって、
驚きが最小になるような、行為や設計が良いとされているんです。
機械がいきなり壊れたら、いちばん驚くけど
事前に壊れることを知っていたら、そんなに驚かない。
投稿: 元二階澄花 | 2011年11月11日 (金) 09時55分