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もう30年ほど前になるか。
10ヘクタールほどの更地をかりてアーチェリーをやったことがある。
そのとき,一射だけ80度くらいの射角で矢を打ち上げたことがある。
雲の低い曇天だったので,矢は雲の中に吸い込まれていった。10秒ほどして,矢は数10mほど先に落ちた。
アーチェリーの最大飛距離は45度弱で何100mもあるので,そんな上向き角度で矢を射出することない。
競技規則でも,上向きに構えて弓を引くことは禁止されている。引くだけでも,意図しないタイミングで矢が射出され,射場の長さを越えて長距離を矢が飛ぶ可能性があるためだと思う。
弓は水平に引くのが鉄則。
飛距離を競うフライト競技などでは,長さ2kmくらいの広大な場所が必要だろう。日本でそんな場所があるだろうか。
30年前の空き地,いまはもう無いだろう。上に向けて矢を発射したのはこの1射だけ。
90mの1射目はいつもすごく緊張する。少しだけ上向きに射つからである。サイトの位置も何度も点検する。
そして1射目が的に着弾して気持ちが落ち着く。
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