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_1198 ←町で見かけた風力発電機。微風でも羽は回っている。その名も「そよ風君」
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よく見かける大型の風力発電機は大抵3枚羽のプロペラ型だ。中規模のものにはダリウス型が多い。
この風車は小型であるが、飛行機の羽のような断面もち、羽は縦に4枚設置されている。この風車が停止しているのはほとんど見かけない。感覚的には風速1mくらいでも回転はしている。なるほど「そよ風君」か。
この風でカットインして発電機を回しているかどうかは不明。風力は風速の約3乗に比例するから、微風での発電機出力は大きくはないだろう。
風力発電は風が気ままに吹くので、太陽光発電以上に不安定な変動する自然力発電電力となる。
現在、日本の電力の定常的な負荷(ベースロード)はおもに原子力発電により賄われている。週間変動に対しては石炭火力も分担する。1日単位の変動にはLNG火力発電機、もっと短い負荷変動に対しては水力発電機の運転で対応していると言う。それぞれの発電機の起動時間・停止時間が極端に違うためだ。水力発電なら起動から最大出力まで分単位で持っていけるらしい。
電力の余る夜間には、揚水型発電所の水車をポンプ運転して翌日のピークロードのエネルギーをためるとともに、電力需要の谷を埋める。
このなかに、秒単位で出力が変動する風力発電機が直接組み込まれたら、その出力が全電力に占める割合が高ければ電力系統の安定性に影響するだろう。ひとつの解は風力発電機のなかにエネルギー貯蔵システムを組み込むことであろう。
さまざまな電力エネルギー貯蔵方式が研究・開発されている時代である。
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