コンピュータサイエンス学部
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音声&画像処理研究室(大石研究室)
研究内容
音声&画像処理研究室(大石研究室)
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東日本大震災による原子力発電所の事故により、再生可能エネルギーが見直され、各地で風力発電所の建設が進められている。ところで、風力発電所を人家に近接して建設した場合、低周波騒音により、近隣住民に目眩・動悸・耳鳴りなどの健康被害が起こることが報告されている。同様に、家庭用ヒートポンプ式給湯機や業務用冷蔵庫の室外機から低周波騒音が発せられ、近隣住民に不眠などの健康被害を与えることが社会問題となっている。室外機の設置場所・方法の検討、または防音・防振設計によって騒音低減に対策は取られているが、給湯機や冷蔵庫の運転状況によって騒音レベルが大きく変動する場合には、これらの方法だけでは、必ずしも十分でなく、適応雑音除去との有機的な組合せが必要となる場合がある。
騒音を低減する方法として適応制御が知られている。これは騒音と逆位相の音を生成して、干渉によって騒音を低減するものである。逆位相になるように音を生成するために、通常、磁力によって間接的に駆動するスピーカが使用される。しかし、磁力駆動による方法は、機械インピーダンスが低く、最低共振周波数域において位相遅れが生じるという技術的な課題が存在する。そこで、本研究では、適応雑御除去装置において騒音と逆の位相の音を再生するための超低音再生スピーカの開発を目的とし、適応雑音除去装置への応用を目指す。
騒音を低減する方法として適応制御が知られている。これは騒音と逆位相の音を生成して、干渉によって騒音を低減するものである。逆位相になるように音を生成するために、通常、磁力によって間接的に駆動するスピーカが使用される。しかし、磁力駆動による方法は、機械インピーダンスが低く、最低共振周波数域において位相遅れが生じるという技術的な課題が存在する。そこで、本研究では、適応雑御除去装置において騒音と逆の位相の音を再生するための超低音再生スピーカの開発を目的とし、適応雑音除去装置への応用を目指す。
研究室自慢
研究成果については、オープンキャンパス、日本音響学会春季研究発表会会場などで超音波モータ駆動スピーカのデモンストレーションを実施し、聴者と意見交換を実施している。
研究テーマ
1.ブラインド音源分離の研究
2.超音波モータを駆動に用いたスピーカの開発
3.自動採譜に関する研究
プロジェクト独自ページ
研究キーワード
低音再生用スピーカ
,
ホーンスピーカ
,
超音波モータ
,
信号処理
,
音響
,
音源分離
,
自動採譜
関連するSDGs
担当教員