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腕の裏側の筋肉「上腕三頭筋」、鍛えるとどんなメリットがある?

[ 2024年12月7日 09:00 ]

腕の裏側にある筋肉「上腕三頭筋」。たくましい腕や引き締まった二の腕を作るには、上腕三頭筋のトレーニングが欠かせません。

そして上腕三頭筋を鍛えることで、見た目以外にもさまざまなメリットが期待できます。

プロアスリートやアーティスト、オリンピック候補選手などのトレーニング指導やコンディショニング管理を担当する、日本トレーニング指導者協会(JATI-ATI)認定トレーナー・和田拓巳さんが解説します。

上腕三頭筋を鍛えるとどんなメリットがあるの?

上腕三頭筋を鍛えることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

腕が太くなる・引き締まる

先述の通り、上腕三頭筋が筋肥大することで、腕が太くなります。また、女性の場合は、たるんだ二の腕を引き締まった腕にすることができます。

「押す」動作のパフォーマンス向上

肘を伸ばす際に力を発揮する上腕三頭筋を鍛えることで、格闘技のパンチや野球の投動作、バレーボールのアタックなどのスポーツのパフォーマンスを高めることにつながります。

また、サッカーやラグビーなどでも、相手選手との競り合いなどのフィジカルコンタクトの強化のために欠かせない部位です。

日常生活でも、物を押す、起き上がるときに体を支えるなど、上腕三頭筋が活躍する場面は多くあります。それらの動作を楽にしてくれます。

次:腕を太く見せる筋肉は「上腕三頭筋」

実は大きい?! 腕を太く見せる筋肉は「上腕三頭筋」

腕の筋肉のイメージは、力こぶ。

力こぶの筋肉である上腕二頭筋を鍛えることで、腕が太くなる! と思って上腕二頭筋の筋トレに励んでいる人も多いのではないでしょうか。

しかし、実は、上腕三頭筋の方が上腕二頭筋よりも体積(筋肉の大きさ)が大きいのです。上腕三頭筋を鍛えて筋肥大させたほうが、腕を太くするのには効率的です。

では、上腕三頭筋が衰えるとどうなるのでしょうか。

上腕三頭筋が衰えるとどうなる? 上腕三頭筋を鍛えないデメリット

上腕三頭筋が衰えることで、さまざまな動作のパフォーマンス低下や、肩やひじ周りのケガのリスクが高まるなどの悪影響を及ぼします。

見た目にも腕の筋肉がたるみ、メリハリのない腕になってしまうでしょう。

上腕三頭筋の最強筋トレTOP3と、筋肉を追い込む鍛え方[トレーナー監修]

<Edit:編集部>

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