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新体操フェアリーJ「パリの枠を勝ち取る」 パリ切符へ「富嶽三十六景」衣装で出陣

[ 2024年4月25日 17:35 ]

<新体操日本代表 フェアリージャパンPOLA アジア新体操選手権壮行会>笑顔を見せる(左から)生野風花、田口久乃、竹中七海、鈴木歩佳、稲木李菜子、西本愛実、喜田未来乃、松坂玲奈(撮影・会津 智海)
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新体操日本代表「フェアリージャパンPOLA」が25日、都内でパリ五輪の出場権が懸かるアジア選手権(5月・タシケント)への壮行会を行った。5大会連続の五輪出場が懸かる団体は、出場権獲得済みの中国を除いた残り1枠をウズベキスタンなどを争う。

この日は息の合った演技でミスなく締め、主将の鈴木歩佳(ミキハウス)は「今日の演技も最後までやりきれて自信になった」と語り「パリ五輪の枠を勝ち取り、自分たちのやりたい演技をできるように調整して頑張りたい」と意気込んだ。

今シーズンの「フープ」の演目は、伝統的な日本をアピールする「ソーラン節」。和風衣装の背中には、葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」の大波と富士山が大胆に描かれている。鈴木は「私たちにしかできない演技なので自信を持って見せきりたい。演技も曲調にも合った衣装を作っていただいたので、注目してほしい」と語った。

ベテランから若手まで何度もミーティングを重ね、月1回のペースで「フェアリー会」と称したレクリエーションでフロア内外で結束。直近のW杯バクー大会では種目別2種目を制するなど好調だ。背中の大波のように、波に乗ったフェアリーが五輪切符をつかみにいく。

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