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柔道 ウルフ全日本出場直談判へ 鈴木監督難色も"五輪連覇のため"訴え

[ 2024年2月16日 04:50 ]

パリ五輪代表内定会見でファイティングポーズを取るウルフ・アロン
Photo By スポニチ

柔道男子100キロ級で、パリ五輪代表に内定したウルフ・アロン(27=パーク24)が15日、東京都文京区の講道館で会見を行い、自身のYouTubeチャンネルで表明した4月の全日本選手権(日本武道館)出場を男子日本代表の鈴木桂治監督(43)に直談判する考えを示した。

男子100キロ級の五輪連覇は前人未到。その過程で「(体重無差別で争う)全日本で優勝する力がないと外国人に勝てない。大きい選手を投げにいく技の力の確認もできる」と狙いを明かしたが、"待った"をかけたのが鈴木監督。挑戦姿勢に理解を示しながらも「心身共に充実してパリへ行けるのか」と前日の会見で話しており、来週にも強化計画を話し合う予定だ。

実際、東京五輪優勝後に低迷したウルフは、五輪までの国際大会でポイントを稼がなければいけない。全日本とその予選会に出場すれば、疲労やケガが心配される。果たして是か非か――。「(連覇を)意識して、しっかり準備したい」との熱意を伝える。

≪報道陣にチョコ≫会見場にはウルフが購入したチョコレート菓子が用意され、1日遅いバレンタインプレゼントとして報道陣に振る舞われた。箱には最後の内定者として「たいへんお待たせしました」と記載。「苦い思いを甘い思いにしてもらいたくて」と話し、笑いを誘った。オトナの事情?で商品名は口にしなかったが、「(きっと)勝つということも意識した。この時期に受験生の分も買ってしまったのは申し訳ない」とちゃめっ気たっぷりに語った。

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