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パリ落選の伊藤美誠「私はリザーブというのは向かない」 五輪補欠には消極的「いかないと思います」

[ 2024年2月8日 12:34 ]

穏やかな表情を浮かべる伊藤美誠(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

16日に開幕する卓球・世界選手権団体戦(韓国・釜山)の日本代表の公開練習が8日、都内の味の素ナショナルトレセン(NTC)で行われ、パリ五輪の代表から落選した女子の伊藤美誠(23=スターツ)が参加した。

パリ五輪の代表発表から3日。夢舞台には届かなかった伊藤が、発表後初めて公の場に姿を見せた。コートでは汗を流さず、別メニューでの調整後、取材に応じた。

女子日本代表の渡辺監督は、5日の代表発表時に五輪の補欠について「リザーブは5月か6月(の選出)になる。選手の状態を見て判断する。伊藤選手という可能性も当然ありえますし、ほかの選手の可能性もあり得ます。そこはフラットに、と思っています」と話していた。

伊藤はこの日、補欠について問われると「東京五輪では早田選手が支えてくれて私も頑張れた」とした上で、「でも、私はリザーブというのは向かないと思う。いかないと思います」と消極的な姿勢を示した。

16年リオデジャネイロ五輪では平野美宇が補欠に回ってサポート。その後、東京五輪では代表に入り、団体銀メダルを獲得した。東京五輪では早田ひなが補欠で、パリ五輪ではエースとしての活躍が期待されている。

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